語る「万華鏡」

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利用する奴される奴(りようするやつされるやつ)

項目名利用する奴される奴
読みりようするやつされるやつ
分類必殺シリーズ

作者
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  • 公的データ
  • 必殺仕置人第9話。(おっぺ)
  • 命懸けで惚れた男が女を喰い物にしていると知った時
     泥沼の底に女の夢は消えた ―
      ― お願いです、あの人を殺して下さい。
  • 感想文等
  • 津川雅彦登場!
     必殺シリーズ津川雅彦は常に「期待の悪役」だった。もちろん、初期必殺では悪役も個性的な触れであり、天知茂・近藤正臣・大滝治・中尾彬・黒沢年男・伊丹十三……と連綿なのだから、ひとり津川雅彦だけが異色なわけではない。
     それにも関わらず、何が「期待の悪役」かといえば、そのキャラクターと死に様についてなのだ。
     「必殺仕掛人」の「人殺し人助け」に始まり、この「必殺仕置人」の「利用する奴される奴」、「助け人走る」の「御生命大切」、「暗闇仕留人」の「儲けて候」、「必殺必中仕事屋稼業」の「負けて勝負」、「必殺仕置屋稼業」の「一筆啓上罠が見えた」、「必殺仕業人」の「あんたこの仕業どう思う」、、、と連続撃沈記録を樹立し、他の悪役達にはない特殊な期待感をファンに持たせ続けた。
     特に個人的には「必殺仕置屋稼業」第2話「一筆啓上罠が見えた」での怪演が印象的で、とにかくただ殺されやしないだろう、何か『変なこと』をしてくれるだろうという点では、岸田森をも上回る異色役者でいてくれた分けなのだった。
     津川雅彦は、とうとう必殺最終版「主水死す!」でも最後の対峙役を演じきって、やはり異様なキャラと死に様を披露してくれた。あまり佳作とも言えない「主水死す!」だが、唯一津川雅彦の怪演だけは、最後に必殺の華を魅せてくれた、そんな感じだった。。。
     長い必殺シリーズの中で、「必殺橋掛人」は津川雅彦自身が仕置人となった稀有なシリーズで、これは実は「もったいないっ!」というものだったんじゃないかと思ってしまう分けなのだが(笑)、だって、ねえ(^^;(おっぺ)
  • 作者
  • 作家・監督等
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