語る「万華鏡」

(「仮面の男」に書き足す)

仮面の男(かめんのおとこ)

項目名仮面の男
読みかめんのおとこ
分類ミステリドラマ

作者
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  • 公的データ
  • 刑事コロンボシリーズ。(おっぺ)
  • CIAの西部地区責任者ネルソン・ブレナーは死んだと思っていたエージェント“ジェロニモ”が現れて驚く。ジェロニモはブレナーが2重スパイであることを理由にゆすりにきたのだ。ブレナーはジェロニモを罠にはめ殺害する。

    脚本:ウィリアム・ドリスキル
    監督:パトリック・マッグーハン(「プリズナーNo.6」)
    ゲスト:パトリック・マッグーハン、レスリー・ニールセン(「裸の銃を持つ男」)
  • 感想文等
  • これはまた新奇なネタを持ってきた作品で、つまりは刑事コロンボVSCIA。ここで犯人役が「プリズナーNo.6」の主役のパトリック・マクグーハン。コロンボVSプリズナーNo.6でもあるのだ。華だ。
     で、単に華なだけで、本格倒叙ミステリとしての部分がダメなら、これはもう目も当てられないのだが、個人的にこれは見事に嵌った詰め手になった。見直せば見直すほど、ああ、こんなところに伏線が、、、と毎回思ってしまう。思いきりあからさまに、しかも解決の直前寸前までそれが提示されて、しかも気付くことができないこの巧さ旨さ。
     犯人が賢くないと、このコロンボものはそもそも面白く感じられない。その点、この「仮面の男」の犯人は何しろNo.6だし、CIAのトップエージェントだけあって切れる切れる。文字通りコロンボとの知能の一騎打ちになるのだ。これが醍醐味というものである。
     瑕疵は1つ。どうしても、ラストシーンでの「笑い話」が全然笑い話でも何でもなく、意味不明である点なのだ。これは吹き替えのせいではなく、字幕でも同じなのだろうが。。。
     皮肉で笑える話だが、結局中国はゲーム加することにしたそうだ、というのが元々のシナリオ記述だったらしいけれど。。。(おっぺ)
  • 作者
  • 作家・監督等
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