| 作者 | 伊坂幸太郎
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| 公的データ | こういう奇跡もあるんじゃないか？
まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。
吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第1作！
短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに“短編集”とあっても信じないでください。(伊坂幸太郎)
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| 感想文等 | 分類は、一応「ミステリ小説」にしたけれど、別に「ミステリ」と銘打つ必要なんかはない。ただ、伊坂幸太郎はやっぱり「ミステリ」作家だろうなと思って、この項目にしただけなのだ。
そしてこの作品たちは――作者が「長編小説です」と言っているのだし、そして、最後の１編を読み始める前までは（これは連作として、まだまだ続くのかな？）と思っていながらも、読み終わったあと、（ああ、ちゃんと「終わって」いる。１つの。。。長編として）と思ったのだから、作品たち、ではなくて、作品、なのだろうけれど、やはりミステリ・マインドを豊富に持ち合わせた「小説」なのだろう。
いい小説だ。分類はどうあれ。(おっぺ)
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