語る「万華鏡」

(「ゴールド・エクスペリエンスの「跳ね返す」」に書き足す)

ゴールド・エクスペリエンスの「跳ね返す」(ごーるどえくすぺりえんすのはねかえす)

項目名ゴールド・エクスペリエンスの「跳ね返す」
読みごーるどえくすぺりえんすのはねかえす
分類その他

作者
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  • 公的データ
  • 荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険」第5部における、ジョルノ・ジョバァーナスタンドゴールド・エクスペリエンスの「跳ね返す」能力について。(おっぺ)
  • 感想文等
  • 「『攻撃の意志』のあるなしを、ジョジョが創った『生物』は自動で感知するのではないか? そして、攻撃の意志のあった場合には、それに対して『反撃』を行う。しかし!攻撃の意志がない『働きかけ』の場合には、それは『跳ね返らない』。」

     なぜなら、ジョジョの創りだした生物に対するあらゆる「接触」が跳ね返ったら大変ですからね。例えば、ジョジョの創ったカエルの頭を撫でたら自分が撫でられてる感触をおぼえることになる(笑)。

     これまで見ていて「跳ね返った」のは、涙目のルカのカエルへの攻撃、ブチャラティの入り込んだ麻薬中毒の少年の蠅への攻撃がすぐ思い出されます。これらは間違いない「攻撃の意志」の許に成された行動で、それに対して「生物」は「反撃」したわけです。

     それなのに、ジョジョがパープルヘイズのウイルスに対する耐性を持ったはずの蛇をつけたとき、そしてミスタが雑草をむしったとき、それらは「跳ね返らなかった」。

     というわけで、その「生物」に対する「攻撃」の意志のあるなしで「跳ね返り」は作動するのではないか、と考えたわけです。スタンドはもともと精神の産物ですから、そういうこともあり得るのではないかな、とやや牽強付会になるのですが思ったのでした。

     ところで。

     実は、「あれ? 跳ね返らない」と不思議がる前に、「あれ? つけることができる」と不思議がるべきであって、つまり、涙目のルカがカエルをあのでっかいスコップ(笑)でカエルをぶんなぐったとき、「カエルは潰れ、その代わりにルカも潰れた」のでは「なく」、「カエルは平気で無であり」「ルカだけが潰れた」のだったということです。

     だから、蛇がつけられたとき、「何故ジョジョの方はつかないんだ」とか、ミスタが草をむしったとき、「きっと体中の毛がなくなってる」とか(笑)心配するのは一段階考え違いをしてしまっているわけですよね。

     蛇がつけられたとき、そして草がむしられたときは既に、それらは「跳ね返らなかった」わけで、これらが起こってから、あれ、跳ね返りが起きないなあ、と心配する必要はなかった。

     もし草むしりがミスタに跳ね返るとすれば、ミスタが草をむしろうとしたとき、「草の方はちぎれることなく」、「ただミスタの身体のみが突然ちぎれていく」というそれはそれはシュールな画面が出現していたわけです。見ている我々には、いったい何が起きたのか理解できなかったことでしょう(笑)。(おっぺ)
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