感想文等 | とにかく、ディーン・クーンツの作品としては珍しいのではないかと思うほどの性的な描写にヾ(・・;)ォィォィ(^_^;)\('_') オイオイ...と思い続けましたけど(^^;(イブのくだりなど)、一番感情がリンクしていたのは、ハリスがロイの策謀で破滅していってのシーンです。堂々たる警察官のハリスが、どんどん打ちひしがれていくくだり、たまらないものがありました。主人公の自身に対する怯えやらもなかなかのものだったと思いますが、私にとってはハリスの件が一番です。理不尽な恐怖というのはどうにもこうにも。。。
ロイ・ミロは面白いキャラクターでした。下手すると私はこいつになります(^^;。あまり真面目に正義の人なので、どうしようかと思いました(^^;。実はラスボスは主人公の父親だったのですね。ふつうなら、ロイと主人公の対決がクライマックスかと思うものなのに、ロイは。。。(^^;(おっぺ)
あのラストは、妻は「他人」だが、息子は「他人ではない」から。。。自分と「同じ側の存在」だと思っていたから、、、ではないですかしら(?_?) 「たすけた」というほど積極的なものではなくて、息子が自分と同じタイプかどうか、見極めたかったからでは。。。?
ロイは極端にカリカチュアされていますが、こういう「正義の味方病」は大抵の人間に何らかの形であるものだと思います。オウム真理教だってそういうものでしょう。自分を正義と信じているかぎり、どんな邪悪な行為でも後悔なしに行えてしまうのです。。。(おっぺ)
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