| 項目名 | めばえ |
| 読み | めばえ |
| 分類 | 特撮 |
| 作者 | |
| 公的データ | (おっぺ) |
| 感想文等 | 時空刑事の中に1人、アンドロイドが配備されていた。桜木睦子演じるエリーというキャラクターだったが、彼女のメインとなるエピソード。 アンドロイドのエリーは、笑うことも泣くことも知らない。「新スタートレック」のデータとどれほどの性能の差があるのかは、画面からは全くわからなかったのだが、それまでのエピソードではたいてい室内勤務のオペレーターであり、外に呼ばれたと思えば、美少女外見からは信じられない頑丈さだったらしく「弾除け」に使われるためだったりと(その回がスカイドンめいたギャグ回だったからかもしれない)、ほとんど出番がなかった。 この唯一のメイン回は、そのエリーが「死の未来を予言された少女」と出会うエピソード。 エリーたち時空刑事は時間移動を利用した犯罪を取り締まるのが任務だが、過去や未来の改変等も阻止しなければならない。 少女に為された予言は本物だった。予言をおこなっていた時空犯罪者は逮捕しなければならないが、それとは別に、少女の死は「全うされなければならない」。 少女と交流を持ち、彼女から苦手な「笑顔」の練習などしてもらっていたエリー。どうしても、笑っているのか泣いているのか判らないヘンテコな顔になってしまう。 そんなエリーが、「あなたはちゃんと死ななければなりません」と告げる。無表情なままの、愛らしい顔で。 「どうしてそんなこと言うの!? 死ぬってどういうことか解ってるの!?」 「機能を停止することです」 歴史の流れは守られなければなりません、とエリーは無感動な表情で言う。そこには悲しみも葛藤もない。 だが、いよいよ少女の死ぬべき時間が近づく頃、エリーは少女を遊園地の観覧車で足止めし、事故を起こす未来の待つ列車に乗れなくしてしまう。もう間に合わない――。 「これであなたの未来は変わりました。あとは、あなたが一番いいと思う道を進んでください」 喜びも葛藤もない表情のままでエリーは言う。少なくとも、表情は…… しかし、エリーは自らの意志で任務に背いたのだ――。 少女と別れて独り歩くエリーは、ふと、ごく自然に笑顔になっている自分に気づく。あれ……?という顔になり、そして、さらに晴れやかな笑顔となって…… だが、その時、ちょうど予言された列車事故の時間、少女は自らの未来を選んでいた。自分が死ななければ未来は変わり、その結果は……と思い定めて。 ――。 エリーは無表情にいつものように端末を操作している。 時空刑事カナの声がナレーションとしてのみ画面に被さる。 「エリーは、笑顔を見せたことがない。 それから一度も。」 ――少なくとも、この回の桜木睦子は秀逸だった。表情での演技、声音の芝居、いずれも素晴らしかった。 この子は誰だ?と思って、検索してしまったよ(笑)。 他の出演作品も見てみたいと思ったら、すでに「サイバーシスターズ version 1 プロローグ」を見ておりました(^^;)。いや、あれは。。。(^^;(おっぺ) |