語る「万華鏡」

(リア王密室に死す)

リア王密室に死す(りあおうみっしつにしす)

項目名リア王密室に死す
読みりあおうみっしつにしす
分類ミステリ小説

作者
  • 梶龍雄(おっぺ)
  • 公的データ
  • 如才ないリアリストであるためリア王と渾名される三高生・伊場富三が下宿先ののかかった倉の中で毒殺されていた。盗まれたのは、ノートと作文帳だった。嫌疑は同居者のボン・木津武志にかかるが、キレ者のカミソリ・紙谷達弘ら級友たちは無実を信じ、ボンを救うべく密室殺人の謎に立ち向った。終戦直後、焼け残った古都京都を舞台に、個性豊かな旧制最後の三高生たちが繰り広げる本格推理長篇。(おっぺ)
  • 感想文等
  • 実は。。。驚いた。
     ミステリとしての内容に。。。ということではなく、「覚えていた」ということに。
     先だって、「若きウェルテルの怪死」を再読したとき、ほとんど内容を覚えていなかったので、この「リア王。。。」にしてもそうだろう。。。と思いながら読んだのだが。。。
     冒頭からいきなり、まざまざと甦ってきたのだ。。。
     最初の1ページめで、キャラクターたちが甦ってきてしまった。カミソリ、カラバン、バールト。。。
     ストーリーが甦ってきたのではない。。。あくまでキャラクターたち。。。
     つまり。。。覚えている物語というのはそういうものだということだ。。。
     特にカミソリについては。。。(おっぺ)
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