| 感想文等 | 短いものだし、にも関わらず途中で鮎川哲也本人がミステリ好きの女子学生に偉そうに朗読して聞かせている「読者に挑戦！ 犯人当て」のテキストであることが書かれたり、そのシーンの鮎川哲也がやたら尊大でイヤミにカリカチュアライズされてコメディとなっているしで、ミステリとしてはそれほどカッチリしたものでもないだろう、、、くらいに思ってしまうのだが、犯人が分かってみると、意外に意外だった。読み返してみると、なるほど上手く書かれていて、これなら作中の鮎川センセイが偉ぶっていても仕方ない、見本のような犯人当てのテキストだな、という感じ。
それにしても、このテキストに対して、聞き手だった女子学生達はどういう結果が出せたわけなのかな？(おっぺ)
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