語る「万華鏡」

(特警ウインスペクター)

特警ウインスペクター(とっけいういんすぺくたー)

項目名特警ウインスペクター
読みとっけいういんすぺくたー
分類特撮

作者
  • Unknown(sweeta-fl)
  • Unknown(sweeta-fl)
  • 公的データ
  • ヒーロー特撮番組。1999年の現代を舞台に、ファイヤー、ウォルター、バイクルが活躍する警視庁特別救急警察隊の物語である。この作品と特救指令ソルブレイン特捜エクシードラフトの3作品からなる「レスキューポリスシリーズ」の第一作にあたる。
  • 1赤ちゃん暴走!
    2笑うラジコン弾!
    3友情に乾杯!
    4命を運ぶドロボウ
    5襲う!巨大怪鳥
    6子供に戻った両親
    7幸せ祈る聖少女
    8脱線!親子救急隊
    9爆弾じかけの犬
    10大人をやっつけろ
    11良太の初恋急行便
    12僕の友達ロボット
    13竜馬が死んだ!?
    14死神モスの逆襲!!
    15竜馬正木を射て
    16大好きウォルター
    17怖い宇宙の贈り物
    18超能力!孝行少女
    19愛と勇気の父子橋
    20熱いKOパンチ!
    21涙に散った銃弾!
    22殺人犯は二度死ぬ
    23父のマンガはがき
    24私のピーコちゃん
    25雨に泣くロボット
    26薄幸少女の旅立ち
    27星を呼ぶ百歳美女
    28飛べ!優子号
    29昆虫採集の妖怪!?
    30ママ・・・ママ助けて
    31哀しみの最強ロボ
    32警視庁を占拠せよ
    33目覚めた浦島太郎
    34逆転ばあちゃん
    35母と子のSOS!
    36バイクルのパパ
    37アマゾネス来襲
    38選ばれた男
    39悲しい老怪盗
    40瀬戸大橋の怪人Ⅰ
    41瀬戸大橋の怪人Ⅱ
    42裏切りの捜査官
    43爆弾になった少年
    44一日だけの晴舞台
    45爆破0秒前の愛
    46一日一悪の少年
    47億ションの甘い罠
    48特警を壊滅せよ!
    49翔べ希望の空へ
  • Sorry, but what is kimerikas?

    Jane.(sweeta-fl)
  • Sorry, but what is kimerikas?

    Jane.(sweeta-fl)
  • 感想文等
  • 日曜の朝という時間帯の放送でもあり、「戦隊」や「ライダー」「ウルトラ」といった連続性(関連性)の強いシリーズでない『メタル・ヒーロー・シリーズ』は、「ジライヤ」を数回観たあたりから離れてしまっていた。
     その前の「メタルダー」が路線変更後あまり面白く感じられなくなったのもあり、続く「ジライヤ」も暫く観ていたものの、いつか全く見なくなった。その後の「ジバン」は試しに最初の1話を見たきりくらいだったと思う。
     次がこの「ウインスペクター」だったわけだが、たぶん先に雑誌か何かで「宮内洋が出る」というのを齧っていたはず。宮内洋に「快傑ズバット」以来嵌まってしまった身なので(笑)、かなり期待していたと思う。
     そして、観た第1話は……「赤ちゃん暴走!」というタイトルで(^^;)。宮内洋がレギュラー出演しているのでなければ、おそらく見続けようとしなかっただろう。
    宮内洋見たさひとつで、ほとんど毎週ちゃあんと観ていたと思う。
     宮内洋の存在以外は、とりたてて魅きつけられる部分はなかったはずだ。メタルスーツを身に着けてというのは、「ギャバン」以来の根本的な設定だし、赤・青・黄の3色ヒーローなのだが、主人公以外の2人は個性的ではあるが人間ではなくロボットで、今一つ感情移入できなかった。
     印象的なのは、任務が終わったあと、主人公がマスク部分を外し、汗まみれの素を見せる――というところか。「ライダー」でも「戦隊」でも、この「メタル・シリーズ」でも、そこまでにも『スーツ』着用なのだということを明確にし、主人公がマスクの下で汗に塗れているのだと表現したものはなかった。この「ウインスペクター」に続く『レスキューポリス』物の「ソルブレイン」「エクシードラフト」でも同様に主人公は任務終了後マスクをとったが、やはり最も汗に塗れ、あっ大変なんだなと実感させたのは、この山下優演じたウインスペクター隊長の香川竜馬、〈ファイヤー〉だった。
     「メタル・シリーズ」中でも、『レスキューポリス物』として三部作の草分けとなった「特警ウインスペクター」は、『人の命を救う』をテーマに、特定の敵組織もなく、毎回を『変身する30分刑事物』のように一年間描かれきった。毎回のストーリーが急激にそれまでのシリーズと変わったとは思わないが、『レスキューポリス』という設定と、それを路線変更することなく全うできたのは特筆ものなのかもしれない。
     そして、最終回では、第1話で逮捕された犯人が出獄し、恨みの全ての矛先をウインスペクターに向ける。
     人の命を救うをテーマに進んできたウインスペクターだが、かつて捕縛した犯人に復讐されたことから、宮内洋正木俊介本部長は、人の命のみならず〈人の心を救う〉ことはできないかと考え始める。そして、ICPOに招聘されたウインスペクターのあとを継ぐ新しい組織として、『ソルブレイン』を作り出す。単なる〈レスキューポリス物〉の続編をというのでなく、テーマ的な深化として、これは驚くべきことではなかったか。
     だが、『人の心を救う』というテーマが安易に達成されるはずもなく、結果、『ソルブレイン』はとんでもない図を描き出し始めるのだが……。(おっぺ)
  • Sorry, but what is kimerikas?

    Jane.(sweeta-fl)
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