項目名 | 光るめだま |
読み | ひかるめだま |
分類 | SFドラマ |
作者 | |
公的データ | |
感想文等 | その時のオープニングは現行のものとは違っていて、「私がカーク船長です。。。彼が副長のミスター・スポック。彼が。。。」みたいに、カーク船長はじめレギュラークルーのカットが「スパイ大作戦」のメンバー選別シーンよろしく変わりながら、矢島正明の声で紹介されていく、そんなふうだったと覚えている。あのオープニングはもう観る機会はないのかな? この第1話は、 "The Cage" 「歪んだ楽園」に続く第2のパイロット版だったらしく、第2話以降の映像とはいくつかの点で異なっているのだけど、それはともかく、乗組員が超能力に目覚めて性格も一変していく、、、というストーリーはいかにもSFサスペンスしていて、とても魅力的なものだった。そこへギミックとして「光る目玉」が超能力者の証として出てくる。目玉の光が無くなったときは、元の人格に戻れている、、、そういった部分もスリリングで、本当によくできたパイロットだし第1話だったと思う。 この「光る眼」「超能力」といった部分はもちろん、先行するSFのアイデアはあるわけだけれども、もうこの辺りはタイムマシンと同じで共通設定みたいなものかしらん? ただ、小学生の自分にとっては、これが初見だったかも。 まだ「スタートレック」なんてタイトルじゃなくて、「宇宙大作戦」。たぶん毎週のように見ていたと思うけれど、あとあとまで覚えていたのは、この光る目玉の話と、高速人間の話、OK牧場の話、の三本くらいだったと思う。つまりは、SF的アイデアに「あっ」と思ったものが記憶に残っていたんだろう。 そしてもちろん、キャラクターとしては、ミスター・スポックは印象的だったみたい。 今、あらためてシリーズを通して観ると、さすがに古めかしいし、素直に面白いばかりとは言えないけれど、それでもやっぱり値打ちはあるシリーズだったんだなあ、とは思う。(おっぺ) |