語る「万華鏡」

(幻魔大戦)

幻魔大戦(げんまたいせん)

項目名幻魔大戦
読みげんまたいせん
分類アニメ

作者
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  • 公的データ
  • 監督: りんたろう
    脚本: 真崎守 桂千穂 内藤誠
    原作: 平井和正 石森章太郎
    出演: 古谷徹 小山茉美 原田知世 池田昌子 林泰文

    原作=平井和正石ノ森章太郎、アニメキャラクターデザイン=大友克洋、音楽監督=キース・エマーソン、監督=りんたろうというそうそうたるぶれで製作された、超能力バトル・アクション。角川映画劇場用アニメ第1回製作作品でもある。大宇宙の破壊者“幻魔”が地球に接近しつつあった。宇宙の意識体“フロイ”のメッセージを受け取った、トランシルバニアの王女にしてエスパーの“ルナ”は、やはり幻魔と戦っているというサイボーグ兵“ベガ”と共に地球を守る戦いを開始する。ルナは全世界のサイオニクサー(超能力者)を集め、幻魔に対抗しようと考える。そのうちのひとり、高校生の東丈は自分の能力にまったく気付いていなかったが、ベガの挑発によって超能力を開花させる。しかし、精神的に幼い彼は、宇宙を守る戦いに加するよう説得するルナに対して心を閉ざしてしまう。そんな彼の元にも敵は容赦なく現れ…。 (おっぺ)
  • 感想文等
  • いや、原作小説を知らない人が観たらどう感じるかは知らないのですが、原作を読んでいるとあまりといえばあまりに安っぽい造りに辟易します。
     映像的には当時としては素晴らしい物だったんでしょう。超能力をオーラとして表現するなどは、後続するアニメ作品に次々パクられていたと思います。
     けれど、ストーリーの根幹がひどい。どうしてあの原作(小説版は長大だから無理でも、ちゃんと、伝説的な傑作のコミック版があるというのに)、これだけ粗雑な出来合いの物に改変できたんでしょうか。
     映像と音楽自体は良い感じです。それだけに、なんだか適当に継ぎ接ぎしたダイジェスト版に、とりあえずハッピーエンドなラストをでっち上げておきましたみたいな造りにがっかりです。(おっぺ)
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