語る「万華鏡」

(大将軍ガルーダの悲劇)

大将軍ガルーダの悲劇(だいしょうぐんがるーだのひげき)

項目名大将軍ガルーダの悲劇
読みだいしょうぐんがるーだのひげき
分類アニメ

作者
  • まだ書き込みはありません。
  • 公的データ
  • アニメ「超電磁ロボ コン・バトラーV」第25話。
    ガルーダは、地球を侵略しようとして遙々やってきたキャンベル星人ご一行の大将軍職にある若き戦士。このご一行の女司令官オレアナの息子である。いわゆる美形キャラで、2クールにわたり、主人公達正義のヒーロー達と激闘を繰り広げたのだが、この25話で意外な悲劇に見舞われる。
    ついた部下(女性型アンドロイドのミーア)を助けるため、基地の最下層にある秘密工場へミーアを運んできたガルーダだが、そこで見たものは。。。
  • Hi webmaster! wvf(Kazelyus)
  • 感想文等
  • 「もうしばらくのしんぼうだ、ミーア。ここがお前の生まれた所なのか。私も初めて来た。。。どこだ、お前に関するデータが必ずどこかにある。それさえあればお前は生き返る事ができる。いや、必ず生き返らせてみせる!」
     そして、ガルーダは見た。突然、眼前に開けた異様な光景を。
    「!? こ、これはなんだ!? 俺は一体どこに来たのだ!? 俺の姿をしたロボットが、、、こんなに。。。」
     そこには、ガルーダがいた。ガルーダそっくりの姿形をした、ロボット達が、ただ凝然と何体も、何体も、何体も立ちつくしていた。
     同じように立ちつくしたガルーダの耳に、母・オレアナが記録していたらしい声が突如響いてきた。
    「ガルーダ1号、記憶回路に異常。失敗、廃棄。ガルーダ2号、キャラクター造形に歪みあり。失敗、廃棄。ガルーダ3号、感情回路に異常。失敗、廃棄。。。」
     それは――冷たいレポートだった。なんの感慨も、想いもなく、淡々と告げられる「状態報告」。。。
    「まさか、、、そんな、、、嘘だ、、、ややめろっ!! やめろぉぉぉっ!!  やめてくれぇぇぇっ!!」
     ガルーダは、悟った。
    「あ、あんまりだ母上、、、私まで、私まで母上の作ったロボットだったのですか!? 感情を与えられ、自分をキャンベル星人だと思いこんでいた、滑稽な機械人形。。。それがこの俺。。。大将軍ガルーダか。。。」
  • この項目に書き込む / この項目の一部を削除する
    閉じる / 注意事項 / 新規項目の登録 / リロード / 管理モード