語る「万華鏡」

(恨みはらします)

恨みはらします(うらみはらします)

項目名恨みはらします
読みうらみはらします
分類必殺シリーズ

作者
  • 脚本:野上龍雄・深作欣二・中原朗 監督:深作欣二
  • 公的データ
  • 貧乏長屋で起きた殺人事件を陰で仕掛ける美男の奉行と、仕事人たちの戦いを描いた「必殺」シリーズ4作目。脚本は「必殺!III裏か表か」の野上龍雄、「火宅の人」の深作欣二、中原朗の共同執筆。監督は深作欣二、撮影は「必殺!III裏か表か」の石原興がそれぞれ担当。(おっぺ)
  • わらべや文七と九蔵の死闘シーンは、信じられないものを観た思いでしばし呆然としたものだった。どうやったらこんな映像が撮れるんだろう。
     ストーリーもいってみればファイダニットで、かなりぼくの好み。主水が積極的に事件に関わっていく心境も納得できるし、それを補強するゲスト陣もものすごく充実していて、惚れ惚れする。弁天の元締めは、これ一回きりがもったいないくらい存在感があるよね。『激突!』の元締めも弁天だったら、もっと印象がよかっただろうに。ってあの設定はテレビでは無理か。
     テレビシリーズがじり貧だったことを思えば、これは奇跡のような傑作ですね。(貫井徳郎氏の日記より)
  • 感想文等
  • これは、殆どというか、あんまりというか、「必殺」という感じが薄いのだけど。。。どっちかというと、千葉真一の影の軍団で(笑)。さらに、真田広之の奉行がさらっている。もっとも、この奉行クラスの「悪党」が、「必殺仕置人」往時にはザラだったんだけどね。
    アクション映画としてはなかなかの出来かな。あと、ビーお京はよかったかも。(おっぺ)
  • 劇場版必殺仕事人第4作。「旋風編」や「風雲竜虎編」をやっていた頃に公開されたものだったと思うのだけど、「旋風編」レギュラーの便利屋お玉順之助のコンビはいるのに夜鶴の銀平がいない。かといって、「風雲竜虎編」の主役たるかげろうの影太郎は影も形もない(笑)。
    ・・・そういえば、「旋風編」ラストや「風雲竜虎編」第1話で、みんな銀平のことは気にしていたけれど順之助のことは気にしていなかった。
    実は画面では完全に無視されていたけれど、無事だったのか、順之助?(笑)
    それなら、この映画は「旋風編」最終回と「風雲竜虎編」第1話のミッシングリンクになる。 (おっぺ)
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