感想文等 | 図書館にあった「鉄の花を挿す者」を借りて読みました。時代小説かと思ってました(笑)。これなんかも、なんだか読んでいると、モデル的な人がいて怒りを買いそうな。。。(^^;) たぶん、しばらくするとストーリーとかプロットは忘れて、けれども、キャラクターとかキャラクターの感情とかは頭や心のどこかに残っていそうな気がします。また、実はそういう本の方が私は好きかも。。。ストーリーやプロットが素晴らしい本もいいのですが、再読が効かないことも(^^;)。感情を読む小説は、何度読んでも感動したり泣いたりできそうで。。。(泣き虫(笑))
新井素子「ネプチューン」も、どんなストーリーでどんなプロットでとかはまるっきり忘れてるんですが(^^;)、とにかくヒロインがいて、それが人魚か何かで、「食べる」ことが基本的な生きるコンセプトみたいなんですよ(笑)。食べなきゃ生きていけないから。 で、男がいて、好きとか恋とかみたいなことがあったと思うんですが、ネプチューンにとっては(思いだした、ネプチューンっていうのがヒロインの名前だ! すると、人魚じゃなくて、とにかく水棲生物かな?)「好き」イコール「食べ物」なので、その男のことを好きになると、なんか「ぱく」とか食いついちゃう(笑)。
プロットは進化か何かがからんでたと思うんですが、忘れ去りました(笑)。ヒロインのネプチューンの「好き」「食べる」というのだけがとにかくすごく印象的で。。。
1冊の長編小説でも、短編でも、とにかくどこか1ヶ所でも、感情に触れる部分があると、不思議とずっと忘れないでいるものかも。作品名やら何やら一切合切忘れてて、ある時、ちょっとした拍子にその本に触れて、「あっ、こんなところに書いてあることだったんだ!」なんてことが時々あります、私の場合。。。(おっぺ)
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