感想文等 | 前作「リズム」を最初に読んだときは、さほどの感興も湧かなかった。。。 ただ。。。 メチャクチャになりそうなときは。。。自分のリズムを。。。それだけは、心のどこかに残っていた。。。
そして。。。 この「ゴールド・フィッシュ」というタイトルは、実は金魚のことでしかなくて、金魚そのものはテーマにそんなに関わっているようでもないのだけれど。。。
でも、実は人間も金魚と変わらないちいちゃなもので、アマゾン川という人生に出ていけば、という比喩なんだろうとだけは思う。
ただ、そういう根本的なものはおいておいて。。。
“泣きたいくらいに強く、あたしは思った。 リズムを……、 あたしのリズムを、取りもどさなくては。”
この部分にさしかかったとき、初めて気づいた。それまでは気がつかなかった。 そうだ、さゆきはリズムを失っていた。
リズムを。。。
リズムを取りもどしたい。。。
リズムを。。。取りもどさなくては。。。
きっと、死んでしまうんだろうと、そんなふうにさえ、思っている。。。(おっぺ)
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