感想文等 | ついに、心待ちに待ち望み待ち続けていた、三原順の「秘蔵作品集」、『LOST AND FOUND』が届きました。「秘蔵」と言っても、要するに、単行本化されたりしなかった作品たちで、ご遺族のところに現存していたものなどをまとめたものなのですが。。。
これから、ゆっくりと読んでいこうと思います。 まだ何も読んでいないのですが――「解説」の部分だけは読みましたが――ただ。「扉絵」として、まだ出来上がっていない、色の塗り終わっていないイラストが。。。 三原順が、亡くなる直前まで描いていた、これがつまりは「遺稿」ということで。。。 この絵は、小さな子供が笑っている。。。たとえビリーだとしても、この子供は今はとにかく笑っている。 最後に描いていた絵が、これなら、それでよかった。とにかく、笑っている絵を描いていて、それが最後でよかった。よかったと言ってしまう言い方は適当でないかもしれないけれど、けれどもとにかく、なんだかそう思った。 かなしそうな絵を描いていたのが、それが最後ではなくって、よかった。。。
そんなふうに、思ったのだった。。。(おっぺ)
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