感想文等 | 梶龍雄の旧制高校シリーズを読み返していたら、まるで当然のように思い出されてきた。。。ので再読。 西式、青髭、フラテン。。。といった登場人物たち、そして「ウルトラ」の松下研三など、やはり梶作品の雰囲気と共通している。 プラスアルファになっているのは、やはり名探偵神津恭介の青少年時代。。。という部分なんだろう。。。 高木さんの作品は、論理味一辺倒のときは正直あまり面白味を感じないのだけれど、こういう叙情部分が入ってくると他の本格派作家の作品に比べてずいぶん変わってくると思う。。。(おっぺ)
文体に香りがある。
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