語る「万華鏡」

(「成吉思汗の秘密」の一部削除)

成吉思汗の秘密(じんぎすかんのひみつ)

項目名成吉思汗の秘密
読みじんぎすかんのひみつ
分類ミステリ小説

作者
  • 高木彬光(おっぺ)
  • 公的データ
  • 兄・頼朝に追われ奥州に非業の死を遂げたはずの源義経が、モンゴルに渡って成吉思汗となった?―病に倒れた神津恭介の入院生活の退屈しのぎにと、友人・松下研三が提示した謎は、天才探偵の頭脳を刺激した!邪説としてしりぞけられてきた問題に、一つ一つ検証を重ね、論理的説明を加えていく神津の大胆な推理が導き出す歴史の真相とは?純然たるロジックで展開される歴史ミステリーの傑作。
    兄・頼朝に追われ、非業の死を遂げた源義経。悲劇のヒーローの最期のあっけなさは、名将といわれるにしては不可解なものだった。一方、大陸のヒーロー成吉思汗。彼も、成人し、出世するまでの生い立ちは謎に満ちている。病床の神津恭介は、義経=成吉思汗という大胆な仮説を証明すべく、一人二役の大トリックに挑む。歴史の空白を埋める著者渾身の傑作推理。(おっぺ)
  • 感想文等
  • この長編を再読してみて、今更ながらピタッピタッとはまってくる「事実?」という期待感に胸が躍る。
     けれどやはり、最後の「名前の秘密」でのワーッという盛り上がり方は自分が「言葉遊び」を好んでいるということなんだろう。
     いつか「事実」がはっきりして、そして、全く神津恭介の推理の通りなら、とても面白いと思うが、さてどうなのか。(おっぺ)
  • ・エピローグにシビレタ!
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