感想文等 | 読み始める前にちょっと不思議に思っていたのが、上巻と下巻のページ数について。見るからに、上巻の方が分厚い。ちょうど半分には章分けか何かの関係で分けられなかったとしても、クライマックスとなる下巻の方にこそより多くのページが向けられるものなんじゃないのかな、とか思いつつ、ちょっと見てみると、ほぼ五十ページほど上巻の方が多くて、しかも、あれー?、章分けの関係も何も、第2部の途中でぶった切られてる。
で、まあ、第1部で切ると下巻があまりにも分厚くなり過ぎるみたいだし、第2部の手頃なところで切るしかなかったんだろうな。。。と思いながら読んでいって、あれー、でも、ちょうどここで切れば上下巻がほぼ同じページ数になるところでも、ちゃんと章の切れ目があるぞ、ここで切ったっていいんじゃないの?。。。などと思いながら読んでいっての、上巻最終ページ、最終パラグラフ。
「うわーーーーーーーーー」
そ、そうか、なるほど、ぜひとも、上巻を「これ」で終わらせたかったのか、だから、上下巻のバランスを犠牲にしてでも、第2部のここまでを上巻に収めたかったのか。どわー。
うっかり危うく、上巻のラスト部分を先に見てしまいそうだった、危なかった、見ないでいてよかった、本当によかった、このサプライズが味わえて、私は本当に幸せだ。。。(泣)←うれし泣き。
と、いうわけで、これからこの本を読もうとなさるかたは、しあわせのため、細心の注意を払って、いきなり上巻最終ページを目にしてしまうことのないように、これ努めましょう。(おっぺ)
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