語る「万華鏡」

(「娘は娘」の一部削除)

娘は娘(むすめはむすめ)

項目名娘は娘
読みむすめはむすめ
分類文芸小説

作者
  • アガサ・クリスティ(おっぺ)
  • 公的データ
  • アガサ・クリスティーメアリ・ウェストマコット名義で執筆した、愛の小説シリーズ第3弾。(おっぺ)
  • 若くして夫と死別したアンは、持てる愛情のすべてを注いで一人娘セアラを育ててきた。だが再婚問題を機に、二人の関係に亀裂が。貞淑で知られた母は享楽的な生活を送るようになり、誤った結婚を選択した娘は麻薬と官能に溺れていく。深い愛情で結ばれていた母娘に何が起きたのか? 微妙な女性心理を繊細に描く。
  • 感想文等
  • タイトルから、何かコミカルなものをイメージしてしまっていたけれど、やはり重い。。。
     でもこのタイトル、もしかしたら「娘の娘」の方が原意に近いのでは?
     セアラだけではなく、その母のアンもまた、まだ子供でしか、「娘」でしかなくて。。。
     「なぜって、あなたはわたしにはいつでもまだほんの小さなお嬢さんのように思えるからですわ」
     だから。。。(おっぺ)
  • 再読してみたら、やはりつらい、つらい。。。
     でも、仕方がないから、をあげよう。
     「ほかの人間の一生をめちゃめちゃにできる人間なんて、いるものですか。メロドラマティックな涙に暮れるなんて馬鹿げていてよ」(おっぺ)
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