語る「万華鏡」

(「パラドックス学園 開かれた密室」の一部削除)

パラドックス学園 開かれた密室(ぱらどっくすがくえんひらかれたみっしつ)

項目名パラドックス学園 開かれた密室
読みぱらどっくすがくえんひらかれたみっしつ
分類ミステリ小説

作者
  • 鯨統一郎
  • 公的データ
  • パラドックス学園パラレル研究会、通称パラパラ研。所属している部員は、ドイルルブランカークリスティー。新入部員のワンダは、彼らが著名なミステリ作家であることを知っている。しかし、彼らは大学生で、ミステリ小説など読んだことがないと言う。ワンダは、パラレルワールドに入り込んでしまったのか!?一読驚嘆必至、鯨ミステリの極北にして、究極の傑作!本格ミステリ・パラパラ漫画つき。
  • 感想文等
  • 先にネットで或る程度内容について読み知っていたので(だから、読んでみようかとも思ったのだが)、最初の「著者のことば」で笑ってしまった。

    本当におもしろい本ほど、壁に叩きつけたくなります

    ほほお、と。

    そして、扉ページの但し書き。

    作品内で、この作品自体の犯人、トリックなどに言及していますので、本作を読了されたかただけこの作品をお読みください。

    これは、ここ数年来の評論類の但し書きのパロディなわけで、つまりはそういう文章に手を出している読者を笑わせるためのものなわけだ。
    要するに、この作品が至ってマニア向けだという、初っ端からの宣言に他ならない。
    だからといって、これがガチガチの本格であるはずもなく、本格パロディ宣言なわけだろう。
    『ミステリアス学園』の続編らしいが、前作についての記憶は全くない(笑)。だからといって、何一つ問題もなく軽快に読み進むことができる。
    マニア向け、には違いないが、さほどのディレッタンティズムもなく、著者のことばがパチッと嵌り込むようなオチでもなかった。
    パラパラマンガの件は、それで来たか、という感じだったけどね。
    マニアックにおもしろかったのは、むしろ前作のほうだったかもしれない。記憶にないけど(笑)。(おっぺ)
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