感想文等 | 何が一番印象的だったかといって、子供の頃リアルタイムで観ていて、この回に遭遇したのが大きかった。 玉三郎は準レギュラーのような感じで、確かにメインキャラクターとして感じていたのだ。 初めて玉三郎が登場した回のエンディングでは、せっかく3人組で進んでいるのにこれからは四人になるのかな、ちょっとバランスがな、等と感じていた気がする。実際には、あくまで3人は3人組のままで、玉三郎にしろワカメにしろ、「彼らの仲間」として物語に内包される位置にとどまった。(これは、洋子ですら例外ではない) けれど、確かに大事なレギュラー・メンバーのように感じるようになっていたのだ。だから…… 一回きりのゲストならともかく、レギュラーの仲間が、最終回とかでもないのに。 毎週バタバタ人が死んで行く刑事ドラマだって、「殉職編」という(そのキャラクターにとっての)最終回でなければ、レギュラーが死んだりはしない。 だから、かなり衝撃的だった。 玉三郎という強烈なキャラだったから、なおさら…… 玉を失って、翌週からカースケはどうなってしまうんだろうと思っていたが、何事もなかったようにチャランポランに明るくやっているのを見て拍子抜けしたのを覚えている。まあ、作中時間も翌日とかではなくて一週間以上経っていたみたいだから――でも、観ていたこちらの中ではダイレクトに繋がっていたので「(あれほど衝撃的だった)先週の続き」でないことに拍子抜けしたのだった……(おっぺ)
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