感想文等 | ずっと「黄金の一発勝負」だと思っていたけれど、違いました(笑)。いや、大した違いではないんだけど(笑)。 この「大勝負」は、ついにというか当然というかで銭形との最終決着ストーリーなのだが、第1話からするとかなり変わり果てた(笑)銭形が、とうとうルパンを追い詰める。「脱獄のチャンスは一度」など1年もルパンを獄舎につなぎとめたわけだが、その時のことを「せっかく逮捕したのに(自分のせいではなく)逃げられた」とか言っているのは、わざとだろう。そして、最終作戦は確かにルパンを追い込み、最後の対決を迎える。 このラストシーンがいかにも「ルパン三世」にふさわしい気がして、他のどの最終回と比べても印象が強い。 どんなにドタバタ劇に終始しても、締め括りが印象深いエンディングなら、それは「印象深かったなあ」と記憶されるわけか。逆に、どんなセンチな話でも、なぜか最後が中村家コントで終わると、全てが帳消しになっていると(笑)。後味悪く終わらないようにというのとは、これはたぶんベクトルが違うと思うのだ……って、ルパンの話から逸れてしまった(笑)。(おっぺ)
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