| 感想文等 | これも記憶にはなかったエピソード。
これをレンタルビデオで視聴できた頃には、ムックか何かで先にエピソードの紹介や推薦がされていて、「かまいたち」エンディングのインパクトが語られていたと思う。
鎌鼬発生装置での連続バラバラ殺人の犯人がＳＲＩの活躍で捕まってのラストシーン、動機はなんだったのかと問われて、しかし、犯人は全く言おうとしない。
「社会に不満でもあるのか？」
「…………」
「他人に恨みでもあるのか？」
「…………」
「おい、答えろ！ どうして黙っているんだ！ あんな残酷な殺人を繰り返した動機はなんなんだ、答えろ！」
犯人は何も答えないまま、突き放したように物語は終わる。この、動機のない無差別殺人という幕切れが衝撃的だという高い評価がされていた。
もし、このレビューを読まずに、先に実際の作品を観ていたなら、あるいは同じように「あ、すごい幕切れだ……」と思ったかもしれない。が、レビューの印象のほうが強すぎて、本編はイメージしていたのより案外あっさりと流されたかな……という感じになってしまった。
ちょっと失敗？(笑)(おっぺ)
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