語る「万華鏡」

(「魔女の暦」の一部削除)

作者	横溝正史
公的データ	報らせを受けて現場に駆けつけた金田一耕助は、思わず「あっ」と声を上げた。舞台中央には、つくり物の蛇の頭髪が揺れ動き、血まみれになた女の生首がころがっていた……。浅草のレビュー小屋、紅薔薇座で出演していた、三人の魔女役が次々と惨殺された！　不吉な予告をする犯人「魔女の暦」の狙いは何か？　たえず後手に回り苦戦する名探偵の胸に、激しい怒りがこみ上げてきた。怪奇な雰囲気の中に本格の醍醐味を盛り込んだ、横溝正史の傑作長編推理。
感想文等	まだ書き込みはありません。
削除用パスワード