語る「万華鏡」
(「月と手袋」の一部削除)
月と手袋
(
つきとてぶくろ
)
項目名
月と手袋
読み
つきとてぶくろ
分類
ミステリ小説
作者
江戸川乱歩
公的データ
シナリオ・ライター北村克彦は高利貸し股野重郎の妻あけみと通じ、股野を絞殺した!
夜空には化けもののような巨大な赤い月がでていた。まるで凶事の前兆のように……
克彦とあけみは股野殺しを巧みなトリックで逃れようと図り、すべては順調にいったかと思われたが、その奸計のまえに立ちはだかったのは警視庁捜査一課の花田警部であった。
そして花田の背後にいた名探偵こそ、ご存知われらの
明智小五郎
!
江戸川乱歩
(1895〜1965)が昭和三十年に発表した数少ない戦後作品の佳作。
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