感想文等 | これもオブライエン主演のSFストーリー。タイムスリップと近付く危機とでサスペンスを盛り上げながら、最後のネタであっと言わせてもらえた。「オブライエンの孤独」には及ばなくとも佳作には違いないと思う。 だが、ネタはエスカレートの宿命を持ち、次シリーズの「ヴォイジャー」中、「二つのヴォイジャー」というエピソードで2段跳びくらいのエスカレートで抜き去られてしまった感が強い。 「オブライエンの孤独」は、仮に同じネタやさらに上を行くネタが続出しても、マイルズの哀感という「心」の部分は色褪せることがないので、いつまでも傑作のままで在ると思う。その点、ネタ一本の作品は弱いかな?(おっぺ)
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