感想文等 | クリスティーの非ミステリ作品。 とはいえ。。。クリスティらしい手法が使われているのは、「愛の重さ」と同じ。。。そして。。。 この作品が「文学的」にどう評価されるレベルにあるのかは私にはわからないけれど。。。 私にはとてもつらいし、そして今読めてこその作品だったとも思う。。。 ページが先に進めば進むほど、つらさと苦しさは増していく。 この作品の構成は巧みすぎる。。。私にとってはあまりにも急所を突かれすぎている。。。 少しずつ追いつめられていくジョーン。蜥蜴が穴から顔を出し。。。 真相を知っている──だから恐ろしいのだ。 思い当たることばかり。 嘲るように、歯をむきだして。 そして。 何よりも恐ろしいのは、そしてつらいのは。。。 最後の選択。女か虎か。 どっちの模様を取ろう? 決めなければいけない、決めなければ。 「それから彼女はいった。」で終わらせて読者に選択を迫ってもよかったのかもしれないけれど。。。 クリスティはジョーンを最後まで追いつめるしかなかったのか。。。? 誰もみんな可哀想なのだ。。。 ああ、それにしても。。。こんなところで。。。万華鏡という言葉に出会うなんて。。。(おっぺ)
「虎」? 本岡家さんも『山月記』(中島敦)を読まねばならんお方でしょうか? 私にとって、この作は”人生のストッパー的金字塔”です。イェ〜イ。 (フザケていても、ココロはシアリアス。) ・・・もし「そうでなかったら」勘弁ね。忘れてちょんまげ。
> ああ、それにしても。。。こんなところで。。。万華鏡という言葉に出会うなんて。。。 運命なんて「そんなもん」ッスよ。(巨人のクワタのウケウリ。) ・・・でもトキドキ、ソレを越えると、「急に」ヒカリが見えて来るコトガアル。 「こいつ」ばかしは、「謎」。コワイ&アリガタイ=コワアリガタイ。
アッシも「修行中」です。(新潟県人)
中島敦は大学時代に読みましたよー。1冊だけですけど(^^;。わりと私の好みには合うタイプの物語かもしれない。。。 でも、「女か虎か」と書いたのは、山月記関連ではないのです(笑)。 外国の物語に、「女か虎か」という話があるんですよ。 まあ、単純に言えば次のようなお話。 ある国に行った男が、そこのお姫さまか誰かと(王妃さまだったかもしれない)深い仲になってしまって、露見して、刑に処せられる。 その刑はというと、2つの扉の前に立たされる。片方の扉の向こうには、1人の美しい女←深い仲になったお姫さまではないですよー。別の女。 もう片方の扉の向こうには、人食い虎。 虎の扉を開ければ、待っているのは、死。 女の扉を開ければ、その女と結婚できる。 さて、扉を開けなければならない男に、例のお姫さまがこっそり囁く。「あっちのほうの扉をお開けなさい」。 はたして? お姫さまは、自分の愛した男を救うため、女の扉のほうを教えたのか? けれども、それでは男はその美しい女のものになってしまう。 それを阻むために、あえて虎の扉のほうを教えたのか? 男は意を決して、片方の扉を選んだ。 果たして、出てくるのは、、、女か? それとも、虎か? ここで物語は終わっているのです。結末は、謎。謎の物語、リドル・ストーリー、と言われるタイプの物語ですね。 果たして男はお姫さまに教えられた方の扉を開けたのか、それとも違う方を開けたのか。 そして、出てくるのは、女か、虎か? 吹原先生なら、飛鳥なら、葵なら、昭菜なら、他の彼らなら、どうこの2つの問題に答えるでしょうか。。。?(おっぺ)
ふふふ、そうでしたか。。。知ったかぶりちゃん>私
> 吹原先生なら、飛鳥なら、葵なら、昭菜なら、他の彼らなら、どうこの2つの問題に答 > えるでしょうか。。。? 。。わからーん。考えが浅くてどうもすんません。だめだ、お笑い体質で。。。また 考えてみますわ。もうちょい余裕のある時に。(前の投稿も削除してもオッケーです。。 。って、出来ないのかな?こんなこともわからんぜ)(新潟県人)
私なら、お姫さまに言われた扉のほうを、なんの考えもなくひょいひょい開けて虎に食べられるような気がします(笑)。←つまり、お姫さまは「虎」の扉を教えるような気がする(^^;。 あー、でも、もし悩む時間があったなら、すごく悶々として。。。でも、結局、お姫さまの教えた扉の方を開けて、虎に食べられるような気がする(^^;。 それは、お姫さまを信じる、とか信じなきゃいけない、とかいう事じゃなくて、信じなかった結果虎に食べられて「おしまい」ならいいんだけど(よくない。。。)、信じなかった結果無事に済んだとき、お姫さまに、「私を信じなかったのね。。。」と恨まれるのが恐いから。。。という臆病な理由だったりする(^^;。 いや、その場合、お姫さまは虎の扉を教えていたわけで、恨まれる筋合いではないのかもしれないけど、でもやっぱり(^^;。 というわけで、このリドル・ストーリーはなかなか面白いものなのでした(^^;。館での吹原先生じゃないけど、精神分析紛い、心理テストみたいに使えるかも(^^;。 ちなみに、削除は、投稿するときに「削除キー」を打ち込んでおくと、あとで「しまったー」と思ったときに、自分で消すことができます。削除キーを入れていなかった場合は、「おい、アレを消せ」と私に言うと消せはしますけれど。。。(^^;。なんで消しちゃおうなどと、、、新潟県人さん(^^; 私のレスの付け方がいけなかったかな?(^^;m(_ _)m(おっぺ)
希望と絶望。 ・ぜつぼうてきなほどの物語。
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