| 感想文等 | デヴィット・グダ−ソン(といっても私にはさっぱりですが…)原作の長編小説を映画化。
戦争によって、日系移民たちの受けた差別を、ワシントンの北西にある小さな島を舞台にして描く、法廷もの。 日系人のハツエと白人少年の出会い。互いに愛し合いながらも引き裂かれたふたりの別れ。 そして、戦後の法廷で再会した所から、回想を含めて描き出す。
ハリウッド女優といわれる工藤夕貴が、ハツエを熱演。 英語も滑らかーで、違和感なし。 差別のなくならない戦後のアメリカで、日系の夫が殺人罪に問われることとなった彼女を、地元の記者になっていたイシュマエルが、見守る。。。
幼い頃のふたりのシーンは、特に美しかった。 幼少のハツエ演ずる鈴木杏の魅力が、溢れてて、回想シーンが凄く印象的。
サスペンスチックな所は、はっきり言ってない。 法廷映画でもあるけど、裁判としての見所とか、迫力とかもないに等しい。 じゃあ、なにがあるのかっていったら、「愛」ですね。 真っ直ぐにハツエを愛しつづけたイシュマエルの『愛』。 静か過ぎるほどの淡々とした映画なのに、私は心に染込んできた。 裁判所の窓から見える、降りつける雪が、とても残ってます。(tato)
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