感想文等 | ‘98の韓国映画で、『シュリ』のハン・ソッキュ主演です。とても切ないやさしい淡い恋のお話です。この映画で韓国映画を見直したーというくらい、よい映画でありました。アジアの息吹を感じるというか、やっぱり私はこんな雰囲気が心地よいのだと。アメリカの映画には作れないものがあります。人と人とが淡々と生きていく中で、何かしら気付かせてくれた、アジアを好きになるきっかけをくれた映画です。最近、日本ていいなーと思うのは私だけでしょうか?結局心に残るのは、ハリウッドで大金を掛けたものよりも、アジアやイタリアやフランスの映画なのです。(tato)
やっと見ました。どことなく、ノスタルジックなカンジただよう映画でした。 死を目前にして、過去の記憶を思い出に変えてゆこうとする主人公 ジョンウォンの気持ちがせつない。しかし、タリム(シム・ウナ)の存在は、現在進行形の恋として、彼の心を占めていく。思い出に変えようと思っても出来ないのよね。アルバムをめくるジョンウォンの姿には、じぃ〜んとくる。 両思いなのに結ばれない二人…そんな悲劇を 多くのセリフも派手なリアクションも用いず、こんなにさりげなく見る者の心を温かい涙で浸してくれる…そんな韓国映画って、最近の私に妙にピッタリとくる。 ジョンウォンの経営する写真屋さんの前の 一本の木が 季節の移り変わりを美しく演出してくれている。 あの手紙は、きっとタリムに届いたのでしょうね。最後のシーンでのタリムの笑顔が何よりの証拠。(プリシラ)
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