感想文等 | 一体どんなふうにケスが「帰ってくる」のかと思っていたけれど。。。 これはなかなかに、つらくもあった。。。 最初は、これはもう「偽者」であろうと思ったのだけれど。 だって、知っているケスならば、こんなことをするはずはないし。。。それに、「ケスとの別れ」でボイジャーに「ギフト」さえくれた進化を遂げたケスだった。。。 けれど、それは本当にケスで、それも、あの「ザ・ギフト」を通過したあとのケス、あの歓びと希望に満ちて進化し、飛翔していったはずのケスだった。。。 それ以前の、発展途上のケスの行動であったのなら、これほどつらくもなかったかもしれない。進化したはず、飛翔したはずのケスが、けれどあれからどう傷つき、どう疲れて、こんなに。。。やつれて。。。 人は、疲れれば歪む。淋しければ歪む。何かに耐えられなくなると、、、歪んでしまう。 けれど、それは人だから。。。「進化」に憧れたのは。。。ニュータイプと言い、超能力者と言い、ミュータントと言い。。。人が、その虚構の中で、思想の中で、憧れの中で、進化を、飛翔を夢見てしまうのは、歪まない己を手に入れたいからかもしれないとも。。。思うのだが。。。 その進化を遂げ、飛翔を遂げたはずの存在が、やはりそれでも人として歪んでしまったということを、それも、あのケスが、という思いが、つらい。。。と思わせたのには違いない。。。
艦長が言った。道に迷ったから。。。尋きに来たんだ、、、、と。。。
迷うんだ。どうしても。どんなに成長したとしても。進化したとしても。
そして、尋きに行きたいと。。。
ケスは、ちゃんと道を聞けただろうか。。。
久々に、寝転がってみていたのが、ムクリと起きあがって、姿勢を正して、見入ってしまったことよ。。。(おっぺ)
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