| 感想文等 | スカパーの映画チャンネルでたまたま観た。ベルトリッチ監督はかなり有名な監督だけど、私は「ラスト・エンペラー」くらいしか観たことがなかった。とにかく‘映像美’が見所の監督である。 ショートフィルムみたいな雰囲気と、動きのあるカメラワークが、独特だった。何も感じないという人もいたようだけど、私はこの静かな中にかなりの切なさを感じた。期待や前フリがなかった分、プラスに働いたのか…。いやいや、それだけじゃない、やっぱり全体が良かったのだ。 シャンドライが夫を自由にして欲しい―と叫んだことで、主人の音楽家が自分のピアノまでもを手放したその愛の広さに、ジーン。そして一見動いていないかのように見えるシャンドライの心が、畳み掛けるように分かったとき、表しようのない切なさでいっぱいになるのだ。(tato)
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