| 過去ログ[14] |
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前述の奥村医師のことをネットで調べると、
TVにご出演の際に、述べられたとして、
「くくかか」のワードがヒットするので、
それについて、追記しておきます。
「MCI軽度認知障害と分かったら」
患者さんに勧めている注意事項
「くくかか」
く=薬のこと。
飲み忘れや飲み過ぎを防ぐ為必要な分をカレンダーに貼るといった工夫が必要。
く=車のこと。
症状が進むと判断力が低下。運転を止めさせることも必要。
か=お金のこと。
大切なのは様々な詐欺に遭わないよう気を配ること。
か=火事。
煙草やコンロの消し忘れに注意。時には禁煙を勧めることも必要。
以上、「くくかか」とは、薬・車・金・火事の
頭文字からとった造語でした。
うちの場合を例に上げると・・・
く=薬
これは、母が40代後半から飲み続けていた、
糖尿病の薬の管理になりますが、
同居が父の亡くなった4カ月後からなので、
それまでは、母が自身で。
(この頃・・・誤用もあっただろうなぁと
思っています。
飲み忘れたり、飲んだのを忘れてダブって
飲んだり・・・血糖値の乱高下に関わるので、
結構こわい状況でしたが、まだ、しっかり
してる時間が多かったので、任せてました。)
2000年、同居が始まってからはわたしが。
これは、もう母には任せず、わたしが毎食時に、
テーブルにセットしてあげる形式にしました。
(テーブルに目につくように置いておくという
やり方でも、飲まずにどこかに隠し溜めておく
ケースや、切り離した包装ごと飲んでしまい
鋭利な角でのどを傷つけるケースもあるそうです。
母の場合は、幸い、ありませんでした。)
そして、母の通院にも付き添うようになりましたが、
地元のかかりつけ医の処方に納得がいかなくなり、
(血糖値が高めだと言っては、薬の量をすぐ
増やしたり、血液検査を母が上手に拒めば、
検査なしで薬を出したり・・・謎が多かった。)
かかりつけ医を、糖尿病の専門医に変えて、
わたしが完全に薬の服用をコントロール
するようになって、心配は減りました。
(代わりに、母の毎食にかならず付き添う
という条件が増えて、わたしの自由度は
減りました。)
く=車
これは、母が運転免許持ってなかったので、
うちの場合は、心配ごとに入りませんでした。
(父は肺がんで亡くなりましたが最後まで
判断力は正常でしたし、亡くなる一年程前から、
よく通院時の運転手を頼まれるようになり、
自分では運転を控えるようになり、
最後には、「車はManaちゃんにあげるから」
と言って、もう乗りませんでした。
ので、危険なこと心配なことはなく済みました。
父の決断に感謝。)
もしも、母が運転できたらと仮定したら・・・
本人・他人を事故の危機にさらさないことを
第一に考えて、しかも、本人のプライドを
傷つけないように、話をいっぱいして、
鍵を預からせてもらうこと、
運転する時は同乗させてもらうこと、
代わりの移動手段を考えてあげることで、
不安をなくして、車への執着をなくして
もらって、徐々に運転から遠ざかってもらう
ようにしただろうなぁと思います。
か=お金
これは、父が生きている間に、
わたしを信頼してくれて、
通帳を見せてくれて、
ビックリしたことでしたが・・・
父の年金が振り込まれメインで
お金を下ろす口座にしていた
郵便局(当時)の通帳が、
定期預金に数百万の残高があるのに、
普通預金が時にマイナスの残高に
なったりしていたんです!
(貯金担保自動貸付という機能で、通常貯金の残高を超える払戻しがあったときに、その不足分が自動的に貸し付けられます(総合口座通帳には、貸付高が「現在高(貸付高)」の欄にマイナス表示で記帳されます)。貸付回数に制限はありません。)
この時まで、こんな現象が起きるの
知りませんでした!!
何で・なんで・???と、父にたずねると、
「もう、お母さんはお金の管理が
あやふやになってると思うから、
Manaちゃんが代わりに毎月決まった額、
下ろしてきてくれない?」と頼まれました。
ここで、引き継いだことで、
破綻を免れたと思いますが、
母に任せていたら・・・
結構なお金を失っていたかもと思います。
週に数回、父の看病も母の様子見も兼ねて、
実家に通っていましたが、
行くたびに、母がこっそり脇にわたしを呼んで、
「いつも、ありがとうねぇ」と1万円札を
渡そうとするのです、何度も断わっても、
渡してくるので、一旦「ありがとうね〜」と
受け取って、あとでこっそり財布に返す
ようにしました。
その時、財布を見ると、小銭入れがパンパンに
膨れ上がっています。
買物に行って、レジで会計するときに、
小銭の計算ができず、毎回お札を出すので、
こんな風になっていたと思います。
父の看護食を作る手伝いに台所に入る
ようになってから、開く戸棚、開く引き出し、
全部にお札が入ってるのを見つけました。
お金の不安があって、隠してたんだと思います。
あまり多いのは回収して保管したり、
少額分は、そのまま置いて置きました。
(その後、お財布が無くなったなどの訴えが
あった時にも、同じ隠し場所にあることが
多かったので、先に把握しておいて楽でした。)
それから、食材の在庫のあるないも分からなく
なるので、ダブり買い、買い過ぎの山でした。
冷蔵庫の中身の管理もできなくなるので、
腐らせたり干からびさせたり賞味期限切れなど、
毎回、実家に帰っては整理の日々でした。
あと、生協で食材をお買い物してた分、
二人暮らしなのに、月の合計が10万越えとか、
頼んでも不審に思わないんだなぁ〜と
泣きそうになりながら、解約の手続き取って、
買物には付き添って行くようになりました。
(夕暮れ症候群というか、夕方になると
お買い物に行きたくなる衝動があるみたいで、
うちのピンポンは毎日鳴りっぱなしでした。
(一緒に行こうと呼んでくれるだけましですね。)
付き添ってスーパーまで行く時もあったり、
代わりのお散歩に付き合うこともあったり、
ひとりで行っちゃってる時もありました。
お財布に少額紙幣だけセットしておくとか、
買物の仕方自体が分からなくなっていって、
スーパーで迷惑をかけるようになってからは、
お財布自体預かるとか、段階を経て行きました。)
(またわたしの自由度は下がる・・・っと。)
それから、セールスへの対応ができなくなり、
鶴屋の外商さんが通って来てたみたいですが、
買物に「着物」「オーストリッチのバッグ」
「毛皮」など、あきらかにうちには不必要な、
金額的にも、年金生活者の払える度を超えてる
履歴を見つけ、現物はないので探すと、
一回も使われないまま押入れに隠してあったり、
(買った分の不用なモノの引き取りは、
仕方ないので、あきらめてしまいましたが・・・)
外商の方に説明して、訪問自体を止めて
もらいました。
(パッと見、ちゃんとやり取り出来る時期、
相手の方には認知の混乱があることは、
伝わらないもんだなぁと思います。)
あとは、電話に普通に出て対応して、
本人は、会話の内容をまったく覚えていない、
ということが多々あり、
(電話が来たら、連絡帳に内容を書いて
もらったりもしましたが、書くこと自体を
忘れてどうにもこうにもだったり・・・)
電話セールスを断われないので、
これは、一緒に同居するようになってからですが、
実際に家まで、なんかリフォームだったり
点検だったりの人が来てから、
察知して、止めて、帰ってもらったりしました。
(ここで、捨て台詞を残したり、
すごんだりするような業者もいたので、
電話口でも脅されたりすれば、
お年寄りが詐欺にひっかかってしまうだろうなぁ
というのも、実感できました。)
電話自体に直接出るのを止めてもらうのに、
子機をうちで引いて、わたしが対応するようにし、
母屋の親機は、目につかない置き場に変え、
音が鳴らないようにしました。
保険だとか、銀行だとか、なんだとかのいろいろ、
母が自分で署名できる時期はよかったですが、
「本人自署」できなくなるのが見えて来たら、
引き継いで、解約を進めました。
(今は、更に本人確認が法的ルールとして
厳しくなっているので、金銭面のいろいろの
引き継ぎは、早いうちがいいかも知れません。)
ここでも信頼関係が一番たいせつなことでしたが、
わたしを信用してくれて、本人はお金が
あることもないことも心配しなくてよくなると、
お金の執着は消えて行きました。
常に、大丈夫だよ、安心だよと励まして、
生活を安定させて行きました。
(今だと、成年後見制度にあたるようなこと
全部代行して、母を不利益から守って来ました。)
か=火事
同居を始める時点で、家の中をオール電化に
変えました。
(台所のプロパンガス・石油ストーブ廃止。
仏壇のロウソク・マッチをなくし、電気灯明に。)
数年間は、料理の献立はできなくなっても、
まめのすじをむいたり、
もやしの根をつんだり、
下ごしらえや、鍋にできてるものを温めたりは、
続けて手伝ってもらってました。
しか〜し!
IHクッキングヒーターでも、
キッチンペーパーをかけて火が上がってるのを
見つけて、コンロに触るのも止めてもらいました。
怖かったなぁ〜
(コンロの電源オンの仕方が分からなくなって、
料理したい欲がなくなるまで、攻防は続きます。)
と、うちの「くくかか」は少しずつ出来なく
なっていくところを、わたしが介入して
うま〜く、なんとな〜く、お手伝いして、
引き継がせてもらった感じです。
信じて頼ってもらえたことが、
一番のポイントだと思ってます。
(あと、うちは同居といいながらも家は2軒に別れて、
母屋と別棟という形なので、母の手にあまるものは、
うちに引き取って必要のある度にわたしが持って入るという
形が取れましたし、(薬・お金・通帳・電話・マッチライターなど・・・)
母屋で母のお世話に疲れたら、一旦、自分のうちに戻って、
わたしの気持ちをリセットする方法が取れたことが、
わたしの精神の安定を守ってくれたと思います。)
初期の状態の頃は、
まだ、いろいろなことが分かってる、
分かってるけれども混乱がある、
不安で困っている、安心したい。
子どもに迷惑かけたくない、
心配させたくない、
何も出来ない役立たずだと思われたくない。
自分はまだできると証明したい。
・・・
今、介護の不安を抱えている介護者の方は、
そんなご家族の心と寄り添いながら、
くくかか問題に取り組んで欲しいと思います。
他人にどう思われるかの罠や損得勘定、
ご近所迷惑、警察沙汰など、いろいろあっても、
最後は、ご家族の愛が大事♪
そして、迷惑かけるのがそんなに悪いって、
責められ自己責任と突き放される社会より、
そこにそんな問題がひそんでいたんですね、
どうしたら、もっと安心できるようになるか、
一緒に見守って行きましょうって言って
もらえる社会になっていくように希望します。
何か起きても、助けてくれる人はいると、
腹をくくれると、気が楽になります。
ご近所にも、隠さず現状を知ってもらってた
方が、見守る人の目も増えます。
いい子の呪縛に囚われず、自分でできること
出来ないことにはちゃんと線を引いて、
外の力に頼めることは頼んで、
自分の時間を大事にすることも忘れずに。
地の縁、人の縁、良好な精神状態、大事!
知恵を絞ればなんとか乗り切れます♪
くくかか問題以外にも、いろんな問題がありますが、
ひとつひとつ丁寧に解決策を考え、
起こることが想定内に思えるように、いろいろ工夫して準備して、
怒るより笑って介護できるように、
気を楽に行きましょう♪
昼間、友だちと近場のカフェで2時間だけお茶してきた〜♪
何もアドバイスとかできてないのに、相談に乗ってもらったからとコーヒー代おごってもらっちった!
こちらこそ、おしゃべりタイムをありがとう〜 m(_ _)m
先日、ご紹介した、もの忘れ外来で、
実際に毎日たくさんの、
患者さんやご家族の相談に、
耳を傾けておられる医師の方の、
介護本のご紹介です。
誤解さえしなければ 認知症は怖くない!
2万人の認知症患者を診てきた専門医が「45の誤解」を解く
奥村歩(おくむらあゆみ)
阪急コミュニケーションズ
私の持っているのは、
発行日2014年05月24日 初版発行
です。
目次 各章立ては以下のようになっています。
はじめに 3
第1章 認知症への基本的な誤解
誤解1 認知症は歳のせいだからどうすることもできない 12
誤解2 認知症は心の問題である 18
誤解3 認知症といえばアルツハイマー病のことである 22
誤解4 人の名前が出てこなくなると認知症? 27
誤解5 認知症の人は社交的ではない 34
誤解6 認知症の人は「自分は認知症かもしれない」とは思っていない 38
第2章 認知症は「絶望の病」であるという誤解
誤解7 認知症は珍しい病気である 48
誤解8 認知症は治らない(症状が悪くなる一方で良くならない)病気である 53
誤解9 認知症になると感情が平坦になる 56
誤解10 認知症になるとすべての記憶がなくなる 59
誤解11 認知症になると、自分の子どもの顔さえわからなくなる 72
誤解12 アルツハイマー病は、進行して重症になると、妄想や徘徊、暴言や暴力というような困った症状が出てくる厄介な認知症である 76
誤解13 認知症は、ボケるだけでなく「死に至る病」である 81
第3章 認知症医療への誤解
誤解14 「うちの親、認知症かな?」と思ったら、いち早く「もの忘れ外来」を受診するべきだ 86
誤解15 「もの忘れ外来」はどの病院で受診しても大差ない 91
誤解16 心配な「もの忘れ」。認知症専門医にかかれば、すぐに早期の認知症かどうかがわかる 97
誤解17 認知症とうつ病は全然違う病気である 101
誤解18 MCI(軽度認知障害)とは、軽度の認知症のことである 105
誤解19 レビー小体型認知症の幻視は「行動・心理症状(BPSD)」である 110
誤解20 アルツハイマー型認知症の根本原因はアミロイドβである 113
誤解21 アミロイドβの沈着を描出したり、脳循環代謝を画像にするPET/SPECTによる認知症診断は、確定(科学性が高い)診断である 119
誤解22 脳血管性認知症は、何回も脳卒中を繰り返すうちに徐々に進行する認知症である 122
第4章 介護対応での誤解
誤解23 認知症の人には、わかりやすく子どもに話しかけるような口調で話してあげるのがよい 126
誤解24 認知症の人が薬を飲み忘れず、自力で正しく服薬できるようにするためには、その日に飲む薬をカレンダ―に貼り付けるとよい 129
誤解25 認知症になった親から何度も同じことを言われたり、何度も同じことを尋ねられた時には、事実関係を説明して理屈で説得する 132
誤解26 認知症の親が、ずっとやっていたゲートボールなどに行かなくなってしまった場合は、再び行くように勧める 135
誤解27 認知症の人には、計算ドリルなどのような「脳トレ」を積極的に行ってもらうのが有益だ 139
誤解28 父が認知症と診断されたが、車の運転はまだ危なそうではないし、車を取り上げると認知症が進んでしまうかもしれないから、このままで… 143
誤解29 「もの盗られ妄想」は人間関係が悪い場合に発生する 148
誤解30 「徘徊」とは、認知症の本人が意味もなくさまよい歩くことである。徘徊を防ぐためには、家の鍵を厳重にかけることである 152
誤解31 認知症が軽度の場合は、デイサービスなどの介護資源は使わないで、家族の力でなんとかするべきだ 158
誤解32 「親が認知症であることを世間に隠した方がいい」「親が認知症であることを公表した方がいい」 162
第5章 認知症の薬への誤解
誤解33 認知症の薬は効かない 168
誤解34 認知症の薬の目的は、認知症の進行を遅らせることだけである 172
誤解35 抗認知症薬の効果は大差ない。どれでも同じだ 175
誤解36 抗認知症薬には、たいして副作用がない 179
誤解37 抗認知症薬の貼り薬は、飲み薬ではないので消化器系の副作用がない 182
誤解38 市販の風邪薬・花粉症の薬・胃薬などは、認知症の症状には影響しない 186
第6章 認知症に対するマスコミの誤解
誤解39 認知症はここ数年で爆発的に増加している 190
誤解40 認知症になると人格が崩壊する 194
誤解41 認知症は環境が変化すると(配偶者が入院するなど)急速に悪化する 198
誤解42 幻視がなければレビー小体型認知症ではない 202
誤解43 前頭側頭型認知症(ピック病)は珍しい認知症である 209
誤解44 アルツハイマー型・レビー小体型・脳血管性などは、それぞれ全然違う認知症である 215
誤解45 特発性正常圧水頭症は、手術で治る認知症である 219
おわりに 223
介護につきものの誤解いろいろあります。
(常識とされていたことが数年で
ひっくり返ることも、よくあることです。)
この先生の診療の大きな柱は、
「生活相談」だと位置づけられており、
認知症は、周囲の人々が正しく理解し
対応できれば、恐れることはない、
認知症の方々とそのご家族を
苦しめているのは、
認知症そのものではなく、
実は、認知症に対する誤解であり、
最大の敵は、認知症自体ではなく、
認知症への偏見だとまとまられています。
誤解を解き、偏見を排することで、
日常での暮らしが劇的に楽になり、
認知症に対する見方の枠組みを、
根本的に変える(パラダイムシフト)ことで、
認知症のご本人もご家族も、
今まで以上により豊かな人生を切り開く
ことが可能だと結んでおられます。
全45の誤解例に対して、
「なぜこのような誤解が生まれたのか?」
「誤解を解く!」
「明日のために理解する」
のスリーステップで分かりやすく
解説されています。
ぜひ手に取って読んでみて欲しい本です。
おススメです。
[4532へのレス] Re: 介護の備忘録。(誤解�... 投稿者:Mana 投稿日:2014/12/14(Sun) 10:19テキストとして書き起こした文章は、[ご紹介]という目的の為に必然性があり、私的使用のために、私個人が所蔵している本から書き起こしたものです。引用し、紹介文を付けることが、主たる目的ですので、テキストの転載はご遠慮下さい。内容を読んでいただいて、お役に立つことがあれば、幸いです。GK.
もの忘れ外来で、実際に毎日たくさんの、
患者さんやご家族の相談に、
耳を傾けておられる医師の方の、
介護本のご紹介です。
Q&A100。
「もの忘れ外来」100問100答
認知症が気になるあなたとご家族のために
奥村歩(おくむらあゆみ)
株式会社阪急コミュニケーションズ
私の持っているのは、
発行日2012年05月11日 初版
のキンドル版です。
(著者の「誤解さえしなければ認知症は怖くない」
も名著なので、近くご紹介したいと思います。)
目次 各章立ては以下のようになっています。
はじめに
Q1 「もの忘れ外来」とは、具体的にはどんなことをしている医療機関ですか?
第1章 ど忘れ・「もの忘れ」が最近とみにひどくなっているのですが、大丈夫でしょうか?
Q2 最近、人の名前が、とにかく出てこないのです。大変お世話になっている人の名前が出てこないときもあります。大丈夫でしょうか?
Q3 最近あった出来事をすっかり忘れてしまうことが増えていて不安です。認知症ではないかと心配でたまりません。どうすればいいでしょうか?
Q4 私たちは、車のキーは忘れるのに、運転の技術を忘れないのはなぜですか?
Q5 スーパーの駐車場でのことです。車で迎えにきてくれた夫が「アレっ、オレ、車どこに停めたかなあ?」と言って、30分近くも探しまわりました。これは認知症の始まりなのでしょうか?
Q6 二階に上がってから、自分は何をするために二階に上がったのかを忘れていることに気づきました。こういう「もの忘れ」がたまにあるのですが大丈夫でしょうか?
Q7 別のことを話しているうちに、本題(もともと話そうと思っていたこと)を忘れてしまうことがこれまでに何度もありました。大丈夫でしょうか?
Q8 本を買って帰ったところ、すでに同じ本を持っていたことに気づきました。それから1年くらいして、また同じ本を買ってしまっていることに気づき愕然としました。大丈夫でしょうか?
Q9 主人が同じことを何度も言ったり訊いたりするようになっているのですが、大丈夫でしょうか?
Q10 妻は長年、同じ曜日に通院していました。ところが最近、しばしば通院日を間違えるようになってきました。妻は大丈夫でしょうか?
Q11 「もの忘れ」がだんだんひどくなっていたおじいちゃんが、最近は「孫に財布を盗まれた!」などと言うようになっています。大丈夫でしょうか?
Q12 夫は若い頃から優しくて、結婚してからも長年、一度も怒ったことがなかったのですが、最近はちょっとしたことでキレて、異常なくらい興奮して怒るようになりました。「もの忘れ」も最近急激に増えています。大丈夫でしょうか?
Q13 おじいちゃんは、デジタルカメラで草木や花を撮影することが大好きで、カメラ同好会に入って熱心に活動を続けていたのに、最近急に撮影に行かなくなりました。元気がありません。大丈夫でしょうか?
Q14 主人が、つい最近行った旅行のことをまったく覚えていなかったり、同じことを何度も言ったりするので、認知症が心配になって「もの忘れ外来」に連れて行こうとするのですが、「病院なんか絶対に行くもんか!」の一点張りで困っています。どうして病院に行きたがらないのでしょうか?
Q15 問題のない「もの忘れ」と問題がある「もの忘れ」の区別を一覧表で教えてください。
Q16 夫は15年以上も無事故・無違反を続け、優良運転者として表彰されたこともある模範的なドライバーだったのですが、「もの忘れ」がだんだんひどくなってきてからは、接触事故を起こすようになりました。もの忘れがひどくなってきたことと運転が下手になってきていることは何か関係があるのでしょうか?
Q17 主人が最近、「もの忘れ」だけでなく、まるで日替わりメニューのように身体じゅうのあちこちを悪くしています。いったい何科のお医者さんに連れていけばいいのでしょうか?
Q18 責任ある役職に就いて以降、どうも疲れやすくなって、最近では仕事のミスが増えているだけでなく、「もの忘れ」がひどくなっているのですが、大丈夫でしょうか?
Q19 仕事の疲労やストレスがたまると、「もの忘れ」しやすくなるだけでなく、頭痛がひどくなります。ここ1〜2年は頭痛が慢性化しています。大丈夫でしょうか?
Q20 母を亡くしてから、父は立ち直るどころかどんどん状態が悪くなっていて、さびしさを紛らわすために昼間からお酒を飲んだり、一日中横になっていたりします。なかでも一番ひどいのが「もの忘れ」で、頼んだことをまったく覚えていません。父はこのまま認知症になっていくのでしょうか?
Q21 数年前に「うつ病」になり、「もの忘れ」もひどくなってきました。2年ほど前からうつ病の治療を受けていて、うつの方はかなり楽になってきたのですが、「もの忘れ」の方はよくなりません。まだ40代なのですが、これは認知症の始まりではないかととても心配しています。大丈夫でしょうか?
Q22 「もの忘れ」の悪化が気になっていたのですが、最近は歩きにくさも気になるようになりました。ときどき、椅子から立ち上がって歩き出そうとしているのに、足がうまく動かない場合があるのです。脳に障害が出始めているのでしょうか?
Q23 おじいちゃんの「もの忘れ」が急激に進んで、ここ1ヵ月、トンチンカンな状態になっています。どうしたらいいでしょうか?
Q24 突然、半日分の記憶がなくなったのですが大丈夫でしょうか?
Q25 両親とも「もの忘れ」がひどいのですが、私も年をとると「もの忘れ」に困るのでしょうか?
Q26 「まじめな人ほどボケやすい」という話を聞いたことがあります。認知症の発症と性格は関係しているのでしょうか?
Q27 認知症かどうかを家庭で簡単に調べる方法はありますか?
Q28 家族の一員が認知症に気づいたときの症状には、どんなものが多いですか?
第2章 「もの忘れ外来」最前線の診療情報
Q29 第1章を読んで心配になった場合、すぐに「もの忘れ外来」を予約するのがいいのでしょうか?
Q30 親を「もの忘れ外来」に連れて行きたいのですが、本人が了承してくれません。どうすればいいでしょうか?
Q31 「認知症」という病気はない、ということをよく耳にしますが、どういう意味なのかよくわかりません。認知症の定義を教えてください。
Q32 それでは、認知症の原因となる病気にはどんなものがあるのか教えてください。
Q33 認知症とアルツハイマー型認知症は同じですか?
Q34 アルツハイマー型認知症の原因と特徴を教えてください。
Q35 アルツハイマー型認知症になると、徐々に症状が進行していって、やがて何もかもがわからなくなってしまい、平均7〜8年で亡くなる、というような話をよく耳にしますが、本当ですか?
Q36 最近、「軽度認知障害/MCI」という言葉をときどき聞くようになりました。これは軽い認知症ということですか? そんな認知症があるのでしょうか?
Q37 ある病院では認知症と診断され、別の病院ではうつ病と診断されました。患者側としては、いったいどうすればいいのでしょうか?
Q38 最近、マスコミがときどき「レビー小体型認知症」という耳慣れない病名を話題にするようになっています。この認知症はアルツハイマー型認知症と比べてどこが違うのですか? これは珍しい病気なのですか?
Q39 脳卒中になると認知症になりやすいのでしょうか?
Q40 薬が原因で「もの忘れ」がひどくなることはありますか?
Q41 医師から認知症の説明を受けたときに、「中核症状」と「周辺症状」という言葉が出ました。この2つの言葉の意味を詳しく教えてください。
Q42 「薬で認知症が治った」というような話をたまに耳にします。認知症が薬で完治するようなことはあるのでしょうか?
Q43 先日、NHKで「認知症は手術すれば治る」というような番組を見たのですが、手術すれば本当に治るのでしょうか? もし治るのであれば、父親の認知症を手術で治してやりたいのですが。
Q44 「もの忘れ外来」の診療の流れを教えてください。
Q45 「もの忘れ外来」の診療でいちばん重要なことは何ですか?
Q46 「もの忘れ外来」に本人を連れていくと、記憶障害などのレベルを調べるためにいろいろな認知機能テストをしてもらえると聞いたことがあります。それはどのようなテストなのでしょうか?
Q47 本人を「もの忘れ外来」に連れて行けば、その日のうちに認知症かどうかの診断をしてもらえるのでしょうか?
Q48 MRIがあれば認知症は診断できますか?
Q49 ネットで、SPECTやPETをすれば確実に認知症の診断ができる、と書かれているのを見かけたのですが、本当でしょうか?
Q50 アルツハイマー型認知症の治療で最もよく使われる薬の名前とその効能、使用上の注意事項について教えてください。
Q51 最近、アリセプトのジェネリック(特許をもつ正規の薬の成分を模倣し、廉価でほぼ同等の効果が期待される薬)が発売されたと聞いたのですが?
Q52 認知症の薬には貼り薬もある、と聞いて意外だったのですが、本当にあるのでしょうか?
Q53 認知症の薬で、アリセプト、リバスタッチ(イクセロンパッチ)、レミニールとは作用機序(薬物が身体に何らかの効果を及ぼす仕組み)がまったく異なっている薬について教えてください。
Q54 抗認知症薬(アリセプト、レミニール、メマリーなど)と併用される薬について教えてください。
Q55 認知症で使われる薬の、一般的な副作用の注意事項について教えてください。
Q56 テレビで「近い将来、認知症の根本治療薬ができる」といっていました。本当でしょうか?
第3章 家族が認知症になった時の対応のコツ
――これは困った! こんな時どうやって対応したらいいの?
Q57 今日、病院で父が認知症であるという診断結果を聞きました。奈落の底に突き落とされたような気がしました。いったいこれからどうすればよいのでしょうか?
Q58 認知症になっても、生活していくうえでのいろいろなことは、できるだけ本人にやってもらう方がいいのでしょうか? それとも、家族が手をかけてあげた方がいいのでしょうか?
Q59 認知症で残存しやすい機能・能力は何ですか?
Q60 認知症の本人といっしょに生活をする場合、家族が特に注意しなければいけないことは何でしょうか?
Q61 認知症の父が自力で正しく服薬できるようにするために、その日に飲む薬をカレンダ―に貼り付けてみました。これでいいでしょうか?
Q62 最近、高齢の父がよく事故を起こすようになっていてとても危ないので、車の運転をやめさせたいのですが、なかなかやめてくれません。どうすればやめさせることができますか?
Q63 認知症の父がリフォーム業者の営業マンの口車に乗せられてしまって、300万円ものリフォーム契約を結んでしまいました。このことがきっかけになって、今後、土地や財産の管理をどうするべきなのか考え始めています。いい方法があれば教えてください。
Q64 「もの忘れ外来」からの帰り道に、本人から「自分はどんな病気だった?」と毎回のように尋ねられるので困っています。どう答えたらいいでしょうか?
Q65 本人に「病院の検査の結果、お父さんは認知症という病気にかかっていることがわかったので、病気を治すために、これからはがんばって毎日この薬を飲んでください」というような説明(本人への認知症の告知)をしないで、認知症の薬を飲ませるのは無理があるのではないでしょうか?
Q66 医師から直接「あなたは認知症です」と告知してもらうことによって、本人に「自分は認知症患者である」と自覚してもらうほうが、薬や運転の問題などに対応しやすいのではないかと思うのですが?
Q67 父が認知症になり、医師から介護保険でデイサービスを利用することを勧められました。しかし、本人も嫌がっていますし、家族としても自分の親の面倒を人様に見てもらうことに抵抗があるのですが?
Q68 介護保険を利用するにはどのようにしたらよいのでしょうか?
Q69 介護保険認定申請をすると、市町村から委託された「訪問調査員」が自宅を訪問して、本人の日常生活や心身の状況を調査する「訪問調査」があるそうですが、具体的にはどのようなことがなされるのでしょうか? 家族はどのようなことに注意したらいいのでしょうか?
Q70 申請して約1ヵ月後に介護認定の判定結果の通知が来ました。この後はどうすればいいのでしょうか?
Q71 デイサービスを利用してみたいと思っているのですが、料金が高いのではないかと心配しています。いくらくらいかかるのでしょうか?
Q72 在宅介護と施設入所では、どちらがよいのでしょう?
Q73 本人が何度も同じことを言っているのを耳にし、何度も同じ事を訊ねられると、わかってはいてもどうしてもいら立ってしまいます。どう対応すればいいのでしょうか?
Q74 最近、高齢の母が何もやらなくなりつつあります。どうすればいいでしょうか?
Q75 「もの盗られ妄想」にはどのように対応すればいいのでしょうか?
Q76 本人が排尿や排便に失敗した場合、家族はどのように対応したらいいのでしょうか? 具体的に教えてください。
Q77 徘徊にはどう対応すればいいのでしょうか? 具体的に教えてください。
Q78 認知症という病気のことと、認知症の介護のことを一生懸命勉強して、今日まで精一杯、親の介護に努めてきました。でも正直言うと、「もう、うんざり!」です。私の方がおかしくなりそうです。どうしたらいいでしょうか?
Q79 認知症の介護施設に入居中の母に、実家が震災にあったことを知らせるべきでしょうか?
Q80 認知症の親の介護をしています。介護のうえでの悩みや不安を気軽に相談できるところがあれば教えてください。
第4章 「もの忘れ」の予防
Q81 最近、両親の「もの忘れ」がひどくなり始めました。「真剣に対策を考えなければ」と思い始めているのですが、そもそも「もの忘れ」は本当に予防できるのでしょうか?
Q82 最近マスコミで、「認知予備力を強化すれば、『もの忘れ』が悪化するのを防げる」などと言っているのをよく聞きますが、「認知予備力」って何ですか? わかりやすく教えてください。
Q83 「もの忘れ」を予防するには、どのように余暇を過ごすのがいいでしょうか?
Q84 運動すると身体が鍛えられるのはわかりますが、同時に脳も刺激されているのでしょうか? 運動すると、「もの忘れ」の予防ができるのでしょうか?
Q85 テレビで、「地中海式食事法」が認知症予防に最適なメニューだという特集をやっていたのですが、本当でしょうか?
Q86 認知症の予防に有効な検診があるそうですが、どんな検診ですか?
Q87 認知予備力を強くするために最適な運動は何でしょうか?
Q88 家事をすることが認知症の予防になる、ということを耳にしたのですが、本当なのでしょうか?
Q89 旅行をすると認知症の予防になるとか、よく外出する人は認知症になりにくいと聞きましたが、本当でしょうか?
Q90 何にもやらないで漠然と生きていると(一日一日をボーっとして過ごしていると)、やはり認知症になりやすいのでしょうか?
Q91 昼寝をすると認知症予防になる、というようなことをテレビでやっていましたが、本当でしょうか?
Q92 認知症の予防には肉より魚がいいらしい、ということを最近よく耳にするのですが、本当ですか?
Q93 野菜や豆類を多くとると健康によさそうですが、「もの忘れ」の予防にもいいですか?
Q94 記憶力を維持するには、酒もタバコもダメでしょうか?
Q95 コーヒーやカレーなどの刺激物が「もの忘れ」の予防に効果がある、というのは本当ですか?
Q96 年をとってからの一人暮らしや閉じこもりは認知症になりやすいですか?
Q97 歯が悪いと認知症になりやすいですか?
Q98 計算ドリルなどの“脳トレ”で、「もの忘れ」は予防できますか?
Q99 「もの忘れ」の予防によいサプリメントは何ですか?
あとがき
Q100 信頼できる「もの忘れ外来」はどこですか?
日本認知症学会認定専門医リスト
ご本人とご家族が、とても悩むであろう問い。
年齢相応の老化?なのかどうか知りたい。
他の病気がそうさせているのではないか?
感じている違和感の正体を知りたい。
本人のプライドを傷つけたくはない。
尊厳を守ってあげたい。
生活の質を豊かにしてあげたい。
そんな悩みに答えてくれる本だと思います。
ぜひ手に取って読んでみて欲しい本です。
おススメです。
[4531へのレス] Re: 介護の備忘録。(「も�... 投稿者:Mana 投稿日:2014/12/14(Sun) 10:52テキストとして書き起こした文章は、[ご紹介]という目的の為に必然性があり、私的使用のために、私個人が所蔵している本から書き起こしたものです。引用し、紹介文を付けることが、主たる目的ですので、テキストの転載はご遠慮下さい。内容を読んでいただいて、お役に立つことがあれば、幸いです。MN.
ここ1週間、母のかき傷の見守りで、
どんより中〜
夏からずっとかいちゃぁ治りを繰り返してたんだけど、
11月の最後のショートで、ひどくかき崩してから、
なかなか治らず;;
デイでも、お風呂介助の時に、
どうしてもかいてるみたいで・・・
両腰血だらけで、かわいそうな程なんで、
土曜日は、デイでのお風呂もなしにしてもらって、
デイのスタッフさんがいろいろ変わって、
ガーゼ処置の仕方も、もう一度おさらいで、
細かく書いて連絡帳で伝え直して、
対応してもらいました。
今日・明日、おうちでつきっきりで、
かかせないように見守り攻防中w
快方に向かうといいなぁ〜
(4年前に、はじめてひどいカキ傷と格闘した時の
ことを思い出しながら、なんとかなる!って、
自分をはげましてます (*ゝω・)ノ )
[4529へのレス] Re: かゆみとの戦い! 投稿者:Mana 投稿日:2014/12/10(Wed) 16:11今日、水曜の訪問看護の日で、
バイタルチェックもしてもらい、
カキ傷の経過をお話し、様子も診てもらい、
やっと、安心できるとこまで来ました〜
ホッ。
バリデーション・パーソンセンタードケア、
介護される側の当事者がつづった本、
家庭での介護をし尽くした方がつづった本、
に次ぐ、No.5の介護本のご紹介です。
(一応、現在に至るまでのベスト本の紹介
という形では、ここまでにしておきます。
ベスト5までの本は、何度も読み返してます。
ベスト10に入るかどうかは、
今後、ずっと読み続ける本になるかどうかで、
変化していくと思うので、ここからは、
気になった本を、その都度、
ご紹介していきます。)
私の持っているのは、3つ、
古武術介護入門
岡田慎一郎
医学書院
DVD付き
発行日2007年06月01日 第1版第3刷
甲野善紀身体操作術
藤井謙二郎・甲野善紀
アップリンク
DVD付き
発行日2007年09月30日 初版
古武術で毎日がラクラク!
甲野善紀・荻野アンナ
祥伝社黄金文庫
発行日2012年03月20日 初版第1刷
です。
「古武術介護」で検索して、
ユーチューブの実践動画も、
たくさん参考にさせていただきました。
理論を学ぶことより、
身体を通して、実感することを、
たくさん教えてもらいました。
(わたしの場合は・・・ですが、
DVD・ネット、動画で見ていくのが、
一番しっくり来ました。)
おかげさまで(なのかしら?)
介護生活も長いですが、
腰痛にも肩こりにも、
なったことはありませんし、
「椅子から立たせる・座らせる。」
「寝ている相手の上体を起こす。」
「床に座り込んでしまった相手を立たせる。」
など、介護の現場でよ〜く出くわす身体介助が、楽〜にできるようになります。
身体の揺れにシンクロし、生かすこと。
ダンスを踊るように、相手の身体とひとつになって同期すること。
筋力体力に頼らず、手首の決め技法などを守ること。
肩甲骨を意識すること。
重心移動を利用すること。
体幹を意識すること。
足裏の垂直離陸を利用すること。
などを体得できると、
相手の身体も自分の身体も、
負荷がかからず、介護疲れも軽減します。
けがの予防にもなります。
おススメです。
[4525へのレス] Re: 介護の備忘録。(古武�... 投稿者:Mana 投稿日:2014/11/26(Wed) 03:05テキストとして書き起こした文章は、[ご紹介]という目的の為に必然性があり、私的使用のために、私個人が所蔵している本から書き起こしたものです。引用し、紹介文を付けることが、主たる目的ですので、テキストの転載はご遠慮下さい。内容を読んでいただいて、お役に立つことがあれば、幸いです。KK.
バリデーション・パーソンセンタードケア、
介護される側の当事者がつづった本、に次ぐ、
No.4の介護本のご紹介です。
介護の達人
家庭介護がだんぜん楽になる40の鉄則
羽成幸子(はなりさちこ)
文春文庫
私の持っているのは、
発行日2002年07月10日 第1刷
です。
(著者の羽成幸子さんは1949年生まれ。
十九歳から四十九歳までの三十年の間に、
身内の祖父・祖母・父・義母・母の5人の、
介護をされて、4人の子の母でもあります。
本書は、お姑さんキクさんとの同居期間中の、
バタバタや気持ち、向きあい方、心構え、
テクニックなどを絡めて描かれています。)
目次 各章立ては以下のようになっています。
序章 キクさんがやって来た 9
鉄則1 介護道という道がある 18
鉄則2 関係者を介護の土俵に上げよう 23
鉄則3 たいへん風呂の法則 28
鉄則4 介護山の登り方 31
鉄則5 ほんものの「優しさ」 35
鉄則6 ニコニコの法則 39
鉄則7 愛される老いの条件 42
鉄則8 ”キガネ”の使い方 49
鉄則9 地球的生き方を心がける 52
鉄則10 自分の心に友人を作る 56
鉄則11 こころとからだを分けてみる 59
鉄則12 介護の三角関係を上手に使う 65
鉄則13 介護の引き算にはまるな 71
鉄則14 優しい言葉には毒がある 74
鉄則15 介護の「嘘懐石」 79
鉄則16 家族の構図を見きわめる 83
鉄則17 自分の時間を奪い取る 88
鉄則18 他人はみなボランティア 94
鉄則19 介護は二人三脚 98
鉄則20 先輩の歩んできた道を理解する 104
鉄則21 お年寄りの人生を受け入れる 108
鉄則22 介護され上手を育てる 116
鉄則23 潔さを身につける 120
鉄則24 甘えと依存の違いとは? 124
鉄則25 憎しみと疎ましさは違う 128
鉄則26 葛藤を料理する 131
鉄則27 介護は芸術だ 135
鉄則28 心+体=100パーセントの法則 139
鉄則29 介護で芽生える家族の自立 142
鉄則30 生きるという意味を考える 145
鉄則31 心に悪魔の部屋を持つ 148
鉄則32 介護者は億万長者 152
鉄則33 こころとからだのコミュニケーション 155
鉄則34 死の話は元気のもと 161
鉄則35 通信介護のすすめ 165
鉄則36 お嫁さんを助ける方法 168
鉄則37 元気な自分に幕を引く 171
鉄則38 介護川は誤解川 174
鉄則39 家族の共通体験を作る 178
鉄則40 人生の利息 182
終章 これからの介護のために 185
あとがき 196
序章より
介護という現実は待ってはくれず、休むわけにもいきません。
ならば、せめて、少しでも気持ちを楽にして、なんとか明るく介護とかかわる方法をと、自分の体験と折りにふれて書き留めたメモをもとに綴ってみました。
介護で心が重くなったとき、自分のことを誰もわかってくれないと思ったとき、パラリとこの本をめくっていただけたら、ありがたいと思います。
鉄則1より
介護には様々なケースがあります。
介護をする側される側、双方の環境によってまさしく千差万別です。
ですから、これだという教科書などあるわけもありません。
介護する側される側、それぞれの人生のぶつかりあいが介護の現場なのです。
要介護者が百人いたらそこには百通りの介護法があります。
介護者にもそれぞれの事情がありますから、自分のケースにあった介護法を見つけることです。
要は、介護をする人とされる人の心のありかたなのです。
【どうして私だけが・・・ どうして夫は少しも手伝ってくれない・・・などの落とし穴がたくさんある介護道、疲れ果てて身動きできなくなる前に、道幅を拡げて、穴を避けて歩く知恵を持ちましょう。好きなお芝居を見に行く、映画館に足を運ぶ、お茶やお花のようなお稽古ごとに熱中する、描きかけの絵をいつも近くにおいておく、気持ちが落ち着く喫茶店を見つけてコーヒーを一杯だけ飲む、ちょっと高価なお茶碗を買って自分の部屋でお茶を飲む・・・など、自分の人生の主人公は自分自身で、介護は人生の一部にすぎないと考え方を切り替え、自分の人生を楽しみましょう。それでも、介護に疲れて楽しみを持つ元気もなくなってきたら、介護道に開いた穴には蓋をしましょう。そのために、積極的にショートステイや入浴サービス、その他利用できるサービスをとり入れて行きましょう。(万が一自分がいなくなったときに、介護の必要な本人が明るく豊かに老いていくために、ひとりで介護を抱えていてはいけない、他者に関わってもらっていなければのちのち本人が困ることに、自分がいなくなっても介護が自分以外の誰かの手で最後まで人生をまっとうできるようにしておいてあげるためにもという理由から。)】
>>この考えは、わたしの世界を拡げてくれました。
母の介護だけしか見えない時間から、自分の時間を作り出し、やりかけでもすぐに次の作業にかかれるビーズアクセサリーの趣味を見い出したり、大好きだった読書の趣味をまた再開できたり、同席しないと成り立たなかったヘルパーさんの訪問をヘルパーさんのみでの訪問介助OKな仕組み作りができたり、ショートやデイへの心理的負担を減らすことができたり、今でもとても助けられています。
鉄則2より
(て・じ・か・あ・こ、という言葉があるそうです(介護に手を出せる人、時間を出せる人、金を出せる人、頭を出せる人、心を出せる人))
【どんな形でもいいから、関係者はどんどん介護の土俵に乗せて関わってもらえばいい、高見の見物、だんまり、手もお金も出さずに口だけ出す人に、そうはさせずに、介護する人が孤独に辛くならなくて済むように、少しでも楽になるように工夫して行けばいい。】
>>母のお金を母の介護に使うことに罪悪感を感じなくていいということ、兄を介護の役に立たないダメな存在とレッテルを貼って疎外してしまうことの愚かさを教えてもらいました。
鉄則3より
【家族介護における愛は、憎しみ、疎ましさ、怒り、悲しみ、そして喜び、楽しさ、うれしさなど、いろいろな感情のすべてが「愛」に含まれるので、「まったく、やんなっちゃう」と思うのも「愛」だし、「わからずや!」と思うのも実は「愛」いろんな感情をひっくるめたものが「家族の愛」】
>>そうそう、その通りだと思います。
鉄則4より
【介護は、時間もエネルギーも相当取られるし、精神的にも、一日二十四時間、縛られ通し、でも、知恵をしぼり、アイデアを広げ、時間のパッチワークをしながら、自分の人生を好きなようにできれば、介護の隙間のわずかな時間、自由の価値がどんなに素晴らしいものか知ることができます。そうして介護に当たれば、介護が終わった後の時間は、どの時間も輝きます。】
>>本当に、自分のためだけの自由な時間がどれだけ貴いものかは、この介護生活に入るまで、実感したことはありませんでした。スキマ時間の捻出も上手になりました。
【介護に引きずられるように介護に携わると、介護される人もされる人も本当につらいと思います。途中で、逃げ出したくなるでしょう。介護者を置いて、引き返したくなるでしょう。介護を終えても、よれよれになった自分とぼろぼろの気持ちしか残らず、それは切ないと思います。自分の人生を意識して、介護中でも、介護を言いわけにしないで、自分の人生をしっかり見つめること、さもないと、介護が終わったとき、「私の人生を取られた」と介護される人を恨むことになります。恨まれる人だって、つらいでしょう。また「私は介護してたから、何もできなかった」と介護を言いわけにするでしょう。】
>>介護が終わった時、燃え尽きないために、自分自身を見つめ直すことは、とても大切だと思います。
鉄則5より
私はキクさんの介護をしていて、「優しさ」には二つの意味があることに気がつきました。
「おばあちゃん、お花が好きだったわね」
「お饅頭が大好物だよね」
お年寄りをお見舞いに行くとき、よく花束やお菓子を持っていきます。
介護されているお年寄りもお花やお饅頭を喜び、それを見舞いに来てくれた人の「優しさ」だと思っています。
ところがお花は必ず枯れるものですし、お饅頭を食べればそれは消化されてやがて便になります。
その始末をしているのが介護の現場なのです。
とくに好物のお饅頭などをたくさん食べると、夜中に何回も便の始末をすることになります。
そのたびに介護者は「ああ、やんなっちゃったな」と思う自分の気持ちと向き合います。
その「やんなっちゃったな」という気持ちは、自分は優しい人間だと思っている人にはよけいにつらく感じられます。
それを乗り越えておばあちゃんのおしめを一晩に何回も替えるわけです。
私は便の処理をする裏方の「優しさ」を超える「優しさ」はないと思います。
ところが、世の中の人の多くが認識している優しさは、お饅頭やお花を持ってお見舞いに行くことです。
私はお饅頭を持ってくる優しさを「表面的な優しさ」、便を始末する優しさを「優しさの深さ」と呼んでいます。
要介護者は、お饅頭を持ってきてくれた人には感謝をしますが、便を処理してくれる人にはあまり感謝をしないものです。
本来は、逆であるべきでしょう。
そのことを介護される側もお饅頭をあげる人も忘れないでほしいと思うのです。
>>この文は、いつ見ても勇気をくれます。
・・・ためになりすぎて、全文引用して紹介してしまいそうな勢いですが、この辺で・・・
こんな感じで、鉄則の40のうちのどれを取っても、介護者・被介護者、どちらも幸せに感じられる明るい介護の知恵がいっぱいです。
(鉄則11の、尿意とトイレの問題の解決策を探るステップで、「自身でもおしめをしてみる」の経験談は、スゴすぎます。(私もトライしてみたことあるけど、理性がどうしても勝って出来ませんでした。)でも、お年寄りにとっても、それだけプライドに関わる一大事なんだと理解できると、何回もトイレにお付き合いするのも少しだけ苦じゃなくなりますし、仕方ないなとあきらめもつきます。若くても、恥じらいの気持ちを失くしたら、恥ずかしい人になっちゃいますしね〜あと、膀胱の形・機能、適した体位(傾斜)を知って、残尿が排出されるまでの排尿時の時差に気づいたり、無理に押したりしないで自然に排尿を誘うマッサージの手技もマスター出来ました。)
どんな時も、どんな感情も、まるっと認めて、少しでも楽になるように、少しでも楽しめるように、少しでも笑って介護ができるように、自分で自分をはげましていける、心の持ちようについて考えさせられる本です。
介護のことで、悩みが多い時期に、いろいろな見方を教えてくれて、助けてくれました。
大好きな心理学の本を読んでいく時間を作るきっかけをくれました。
ぜひ手に取って読んでみて欲しい本です。
おススメです。
[4523へのレス] Re: 介護の備忘録。(介護�... 投稿者:Mana 投稿日:2014/11/24(Mon) 23:25テキストとして書き起こした文章は、[ご紹介]という目的の為に必然性があり、私的使用のために、私個人が所蔵している本から書き起こしたものです。引用し、紹介文を付けることが、主たる目的ですので、テキストの転載はご遠慮下さい。内容を読んでいただいて、お役に立つことがあれば、幸いです。KT.
先日行った、美術展に触発されて、
今回は、水性おえかきマーカーで、
デッサン描きかき (*ゝω・)ノ
マーカーのキャップ握ったまま左手から
描き始め、小一時間集中楽しい〜♪
芸術の秋ですね (^o ^*)
うふふ。
バリデーション・パーソンセンタードケアに次ぐ
No.3の介護本のご紹介です。
私の持っているのは、
『私は誰になっていくの?』
発行日2005年03月25日 初版第11刷発行
『私は私になっていく』
発行日2005年03月31日 初版第02刷発行
です。
またしても、2005年。
(著者のクリスティーン・ブライデンさんは、
1995年に46歳の若さで、
アルツハイマー病の診断を受け、
その当時、2000年までには施設で過ごし、
2004年頃には、死ぬかもしれないと予測
されていましたが、ストレスフルな仕事を
リタイアしたこと、再婚したこと、
パートナーの愛情あふれる介助、
合う薬とめぐり合ったこと、
前頭側頭型認知症と再診断を受けたこと、
など、いろんな条件を受けて、
2012年の段階でも、執筆・講演・外遊を
続けておられます。)
私にとって、衝撃であり、参考になったのは、
認知症の当事者が、いったいどんな風に感じながら、
どんな世界を見て生きているのかを、
当事者目線で描いた本だったということです。
よりよい理解とよりよい支援があれば、
認知症を抱えながらでも、執筆活動まで、
できるというのは驚きでした。
(当時、入手も困難で、書店に取り寄せしてもらった記憶があります。)
(その後、国内でも、当事者である太田正博さんの著書
「私、バリバリの認知症です」(私の持っているのは、
発行日2006年04月30日 初版発行です。)
など、目にすることができる機会も増えました。
当事者の日常をドキュメント作品にして、
テレビで放映されるなどの機会も増えました。)
中でも、2作目「私は私になっていく」の
2章 痴呆症があるーそれはどんなことなのか、話しましょう
P.122 毎日の生活は闘い!
・社会からの偏見などもあり、誰も病気についてはなしたがらないし、診断されたことをみとめたがらない。
・「正常」だからだいじょうぶだというふりをするのに必死になる。
・自分がどう感じているかを説明したり、自分の考えを整理して言葉に置き換えて表現し、みんなに理解してもらうことが一層難しくなる。
・頭に霧がかかったようになり、しょっちゅう混乱するようになる。
・とても疲れてしまい、とにかく仕事場から早く家に帰って寝たくてたまらなくなる。
・ごく普通のことに強いストレスを感じるようになる。
・ひどい偏頭痛に見舞われる。
・文章の途中で何を言おうとしていたのか忘れてしまう。
・職場への道を間違える。
・ものごとを決断することがどんどん難しくなる。
・どんなことをするにも努力を要するようになり、なにかとてもおかしな感じがする。
・・・などなど
P.134 ブラックホール 思い出せない人生
3章 私たちがしてほしいこと 痴呆とのダンスを踊るパートナーへ
P.162 手をさしのべる方法はたくさんある
P.185 私たちを見つけて、ふれて、つながって!
(P.190 つながること)
・ゆったりした環境をつくる。
・穏やかな、自信に満ちた、気さくな態度をとる。
・その人の視野の内に入り、同じ目の高さで目を合わせたまま、名前を言う。
・その人がいやがらない範囲内で身体にふれる。
・簡単な言葉でゆっくりと、敬意をもって話す。
・理解する時間を与える。
・聞き上手になって、言葉がつかえてもじっと待ち、言葉の裏にある意味を察する。
・あいまいな言い方を避け、短い文章を使う。
・できれば写真などを使って、言っていることを具体的に説明する。
・話について行くように努力し、言い間違いを直したり、不適切な返答を笑ったりしない。
・よくできた時はほめる。
・感情をむきだしにされても、あわてない。
4章 自己発見の旅 私は私になっていく
P.210 私は死ぬ時に誰になっているのか
P.221 尊厳を持って痴呆を生き抜く
【付録】FAQ 痴呆についての「よくある質問」
などなど、わたしには大変参考になりました。
今でも、おススメの1冊です。
母も、わたしの行き届かない介護で、
いいたいこといっぱいあっただろうな〜
と思います。
なんでそんなこと言うの?
なんでそんなに怒った顔しているの?
なんでずっと一緒にいてくれないの?
・・・
また、逆に、ありがたいと思っていても、
ありがとうと口にして言えない
もどかしさもあったかも知れません。
(母は、よくありがとうを言ってくれる方
でしたし、まだ、かろうじて字をかける頃に、
ヘルパーさんが水を向けてくれたのであろう、
折り紙に「ありがとう」を書いてくれた手紙は、
今でも、宝物のようにして取ってあります。
ありがたいことだと感謝しています。
家族関係の中では、相手の気持ちを想像する、
感謝を伝え合うという手間を省いてしまいがち
ですが、お互いに今を生きる人間同士、
その一瞬を大事にするだけで、
ケアの質は上がっていくと思います。)
[4520へのレス] Re: 介護の備忘録。(私は�... 投稿者:Mana 投稿日:2014/11/23(Sun) 17:39テキストとして書き起こした文章は、[ご紹介]という目的の為に必然性があり、私的使用のために、私個人が所蔵している本から書き起こしたものです。引用し、紹介文を付けることが、主たる目的ですので、テキストの転載はご遠慮下さい。内容を読んでいただいて、お役に立つことがあれば、幸いです。C.
今日も、ゆっくり眠れて気持ちのよい目覚め♪
どこかで、玄関に置くソーラーランタン見つけたい。
母用事で、書類をポストに投函したい。
ふたつだけ決めて、二人でぷらっとおでかけ。
お昼を「ジョリパ」でいただいて、
「ニトリ」で、ソーラーランタンを見つけて。
(ついでに「積ん読」本をまとめる、
重ねて置けるプララックもゲットして♪)
どっか近場で紅葉でも見られたらいいね〜と、
あてのないドライブへ。
ずっと行ってなかった花岡山の仏舎利塔見に。
(熊本駅付近から数か所上がり口があるんですが、
新幹線口側は、通りつけない&ナビの案内と道が
変わってるで、ぐるぐるしながら昔ながらの道から
上がりました。)
頂上133mのちっさなお山です。
宗教問わずの碑がいろいろあるので、手を合わせて、
塔前でお祈りして、視界の開けたとこから熊本市を
眺めて、ゆったりとした時間を過ごしました。
人も少なくて、猫たちとボーっとw
近くに昔っからある喫茶「摩天楼」さんは・・・
開いてなかった、残念;;
(夜景の見える時間帯しかオープンしないのかしら?)
お山を下りて、分かる道をおうちに戻りました^^
(おうちのそばで、ポストにトンと投函。)
今日は、遅い母の帰りを待ってます。
ふぅ。