了承学園 4日 6時間目番外編
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「失礼」
そう言って保健室に入ってきたのは、柳川であった。
保険医のメイフェアの姿は見えず留守のようだ。
だが、そんな事は気にせず奥のベットの方へ近づいて行く。
どうやら、貴之の様子を見に来たらしい。
そして貴之のベットの傍にいる彼女に話し掛ける。
「マイン、貴之の具合はどうだ?」
「ハイ、貴之サマハ先程カラ、オヤスミニナラレテオリマス。」
「そうか。」
その答えを聞きながら、近くにあった椅子に座る柳川
少し休むつもりなのであろう。
彼の傍に近づくマイン
「・・・・マイン?」
そして、彼女は自分のスカートの端を持ち、上げたり下げたりを繰り返す。
いわば、見えそで見えない、チラリ、ちょっとだけよ状態(笑)である。
「・・・・・何をしている?」
マインの突然の行動に疑問の声をあげる。
が、そんな柳川の問いかけに(おかしいな)とでも言うように首を傾げるマイン
そして手に持っていたメモ帳のような物を見、
「マイン、恥ズカシガリマス。」
そう言い、何故か着ていた(笑)エプロンの裾を両手の指先でつまみ、
そっと口元に引き上げて・・・・・・・・一言。
「・・・モウ・・・バ、カ」
あまりにも奇怪な行動に呆然とする柳川
だが、さらにマインの奇怪な行動は続く
「マイン、上目遣ィシマス。」
「マイン、チイサク舌ヲダシテ『エヘ』トカ言イマス。」
「マイン、モップヲカケテイル途中でドジ踏ンデ転ビマス。」
「マイン、脱ギマス。」
服を脱ぎかけるマインにさすがに正気に戻る柳川
「だから、一体何をしてるんだ、おまえは。・・・それをかせ。」
マインの手からメモ帳をひったくる。そこには、
『メイフィアお姉さんの男の人の喜ばせ方手帳 メイドさん編/
瞳をうるませて少し恥ずかしがりながらやってみよう♪』
と書いてあった。
ビリィィィィ
「・・・・あの女・・・・狩る、絶対に」
メモ帳を引き裂き、扉をふっとばしながら出て行く柳川
一方、残されたマインはというと、
「・・ドコガオカシカッタノデショウカ。後デ、セリオオネーサマ、カ、
マルチオネーサマニ聞イテミマショウ。」
なんて考えていたりする。
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「電波、届いた?」
「はい、もうビシビシと(笑)」
という訳で、SUUです。
某小説を読んでたら、不意にこのネタを受信しました(笑)
内容に関しては、・・・・・・・・・・・・・・・・アハハ。
そういう訳なんで、それでは。
☆ コメント ☆
綾香 :「なんだかなぁ。
メイフィアさんもマインも何を考えているんだか」(^ ^;
セリオ:「むー」(--)
綾香 :「ん? どうしたのよ? なんか不満そうね」
セリオ:「甘いです」(--)
綾香 :「は?」
セリオ:「まだまだ甘いです、マインさん!」
綾香 :「……おい」(--;
セリオ:「今すぐ、わたしの所に来なさい!!
たっっっっっっぷりとレクチャーしてあげますっ!!」
綾香 :「れ、レクチャーって……何を教えるつもりよ?」(--;
セリオ:「それはもう、あーんな事やこーんな事です」(〃∇〃)
綾香 :「……………………。
ああっ、こうしてマインがどんどん汚れていくのね。しくしく」(;;)
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