注意:この作品はカノンライダーの影響を受けています。
それと作者はホワイトアルバムをやったことがありません。
私立了承学園 WHITE ALBUMサイド
ダダダダダダダダ・・・
冬弥は走っていた。そしてその足は理事長室前で止まる。
バタン!!
「あ、秋子さんっ!!」
「だめですよ冬弥くん、廊下を走っちゃ。謎ジャム食べさせちゃうぞ♪」
「ひぃっ、それだけはご勘弁を!!」
「で、何の用です?」
「祐一の変身のことなんですが…」
「ああ、あれですか…あれは彼の不可視の力を極限にまで高めた…」
「俺にも何か下さいっ!!『ド○ムノート』とか『コンバッ○スーツ』とか
『タクティ○ルフレーム』とか『ク○ノチェンジャー』とか『弓と矢』とかでも
いいですからぁっ!!」
「何があったんです?」
「実はこれこれしかじか…」
「かくかくうまうま…というわけですか。うーん・・・隠れて変なことやられた
ら
いくら謎ジャムでも防ぎきれませんからねぇ・・・
でもまだ不思議(ワンダー)エネルギーやディメンションパワーが作成できていま
せんから
ドリ○ノートは無理ですし、『弓と矢』も発掘できてませんし…」
「お願いしますっ!これ以上悪夢を見ないように!!!!」
「・・・しかたありません。(ピッ)もしもし?『アレ』を十分以内に完成させな
さい。」
「・・・『アレ』?」
「さて冬弥くん、あなたにはこれを覚えてもらいます。スピードがきついですが
…」
「頑張らせていただきますっ!!」
きーんこーんかーんこーん…
ガラッ!
「ふはははっ!耳栓したから同じ手は通じぬ!柳川だ!」
そう言って、放○後電磁波倶楽部の格好をした柳川が入ってきた。
すでにクラス全体がぶっ倒れている。
「どうした冬弥?やけに静かだな?」
そう言って冬弥に顔を近づけると…
バキッ!!
直後、柳川が見事に壁まで吹っ飛んでいた。一方、冬弥のいた位置には謎の人影
が
立っていた。
その謎の人物は頭と体は宇宙刑事ギャ○ンそっくり、両腕は宇宙刑事シャリ○ン
そっくり、
両足は宇宙刑事シャ○ダーそっくりであった。
「・・・誰?」
「・・・と、冬弥くん・・・?」
「・・・か・・・かっこいい・・・」
ガラッ!
そのとき、扉が開いた。そこから現れたのは…
『志保!?』
人によってさんづけはあったかもしれないが、とりあえず妻達は彼女を見た。
志保「学園刑事イトアムがコン○ットスーツを心着するタイムは、わすが0.05秒
に過ぎない!
では、心着プロセスをもう一度見てみよう。」
ゴガーーーーッ・・・
突然黒板が開いて巨大なモニターが出現し、そこに冬弥の姿が映し出される。
ぐおおおおっ・・・柳川が迫ってくるスロー映像が流れる。
冬弥「心着(シンチャク)!!」
(↓謎のBGM)
♪ヒュロロロロロロロロロロロロロロロロ♪ヒュロロロロロロロロロロロロロロ
ロロ♪
大きく腕を振り回すようにして左から上半身を後ろへ回す
↓
上半身を前に回すと同時に両手を前に伸ばして構える
↓
左膝と左手を地面につくように、ただし左手は右足よりも右の地面を振れるよう
に
しゃがむ
↓
左手がついたら右手を上へ掲げる
するとスクリーンが暗い空を映し、雲の中から宇宙船間らしきものが姿をあらわ
す
それこそ、彼の母艦『超次元高速機ドル○ラン』である。
――――――超次元高速機ド○ギラン内
ラルヴァ「リョウカイ、コンバットスーツ、テンソウシマス」
(↓宇宙刑事ギャバ○のテーマ)
♪ちゃっらっら~っ♪ちゃっらっら~っ♪ちゃっ♪ちゃっ♪
♪ちゃ~~~っタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタ
ッタッタ♪
コンバ○トスーツが白い粒子と化し、7:3ぐらいの比率で足を開き両手を胸か
ら
開いたようなポーズになった冬弥の体に装着される。(この直後、両腕を上半身
ごと
左に回し、右手を伸ばし左手を胸の前で構え、また腕を上半身ごと左に回す)
そしてイトアムの両目が、いや両目だけでなく頭のランプが、胸のランプが輝き
…
そして上半身のアップがモニターに移される。
そして右→左→右と両腕を上半身ごとひねり・・・
そして前に構えると・・・
冬弥「学園刑事!イトアム!」
グオオオオッ・・・・・・(←柳川来襲)
ブワキイィッ!!(イトアムが柳川を殴った音)
柳川「な…き、きさま…」
冬弥改めイトアム「辛かった…なんたって0.05秒でポージング&セリフを言わな
きゃ
ならないからな…これを出来るようにするのは辛かった…」
柳川「おのれイトアム!大志殿!」
ガラッ!(←扉を開ける音)
大志、入室。
大志「魔○空間に誘い込んでやれ」
どこからともなく歯車と赤い液体の入ったシリンダーらしきものが出てくる。
グオオオ・・・
教室が歪む。地面に穴が空く。
「きゃあああああっっ!!」
妻達が落ちる。志保はすでに撤退している。
イトアム「ホワイトアァァァァァァン!!」
イトアムはドルギ○ンから現れたバイクらしきものに乗り、妻達をキャッチして
いく。
着地後、バイクから降り、柳川に剣らしきものを抜く。
イトアム「レーザー!ブレード!」
イトアムが剣を抜く。そして、剣に手をつけ、スーっとなぞると、そこから光が
宿る。
柳川「ぬうっ!?こいっ!!この○空空間では俺のパワーは4倍になるの
だ!!」
おいおい。お前はフーマの不思議獣か?あ、でもその場合魔空空○じゃなくて不
○議時空か。
「イトアム・ホワイトスラッシュ!」
ザンッ!
「ぎゃあああああっっっ!!」
冬弥は力を、憎しみを、怒りを込めて柳川をぶった斬った。
(…相手のパワーが4倍になろうが、○ンバットスーツを着れば宇宙刑事の方が
強いって、
どっかのHPに書いてあったな…)
そして・・・
教室が元に戻っていく。
「ちくしょー………」
傷を負ったものの驚異の回復をした柳川が撤退していく。
「ふう・・・」
冬弥がコン○ットスーツを脱ぐ。
「きゃー!冬弥くんかっこいー!」
「格好はともかく、かっこいい・・・かな?」
妻達の評価はさまざま。
(うおぉーーー!!おれってかっこいー!!!」
『・・・え!?(-_-;)』
「しまった言葉に出てたぁっ!?」
そして冬弥は今日も最愛の妻達といちゃつくのだった。
ついでに、彼が祐一同様、鏡の前で格好をつけていたのは周知の事実である。
冬弥「変身系は男のあこがれだっ!男の浪漫だっ!!!」
終?
「秋子~、何してるの~?」
「あ、ひかり、ほら、夏休みにヒーローショーでもやろうかな~って。
題して、『○○レンジャー大ピンチ!?
~謎のヒーローカノンライダー&学園刑事イトアム登場!!~』
ってところかしら。」
「へえ~。なかなか面白そうではあるわね、バ○プレストのRPGみたいで。」
今度こそ終。
ラルヴァA「黒ラルヴァ、コイツラ使エルゾ!!」
黒ラルヴァ「ウム、今度柏木家ノ被害ガアッタトキハ、彼等ニ救援ヲ頼モウ。」
本当に終。
あとがき
????「学園刑事といったらこの俺だろう!!」
作者「お お前は!?ウイン○マンの七巻目から登場した!!」
????「学園刑事!!ヒロダー!!」
すいません。年の割に古い事を広く(そして浅く)知っているMADスズキです。
オチがヘボいかなと思いつつ(←冬弥達の)送りました。。
いかに精神力が強かろうと、実際に力が無ければどうしようもない、何も出来な
い
状況というものはあります(特にこういう場合は)。精神的に強いがゆえ、筋力を
鍛える事につながる時もあるでしょうが。
かといって「藤井冬弥!お前は男塾へ行って、男を磨いてこい!」
な~んてやらせるわけにはいかねぇもんなぁ~。
私が初めて読んだホワルバのssは「りーふ図書館」にあった「こころの、結
末」
という暗いssなので、その影響もあって『精神的に強い』だけではどうしよう
も
ないと思います。でも上記のSSで冬弥が気に入ってたりします(ただ単に主人
公系
が大好きな奴が何を言うか。)
あ、でも柳川は最近少しずつまともになってるような・・・気がする。
そうそう、それと秋子さんの言っていた『アレ』とはドルギラ○のことです。
それと
>「さて冬弥くん、あなたにはこれを覚えてもらいます。スピードがきついです
が…」
これはポーズとセリフのこと。0.05秒以内にこれをやれって…普通できません。
凄いぞ、冬弥!!愛の力って偉大だ(あ、今更言う必要ないか。)。
名前の由来は、「ホワイトアルバム」を「ホワルバ」と略すので、使われていな
い文字
「イトアム」を名前にしました。
解らない人のための出典・・・
ド○ムノート…『ウイングマン』に登場した書いた事が現実になるノート。
主人公、広野健太はこれでウイングマンになった。
また、これに何かを書き込む際はドリムペンと『夢見る心』が
必要。
コンバッ○スーツ…宇宙刑事が身につけるスーツ。ギャバンの時は『蒸着』、
シャリバンの時は『赤射』(正確には赤射蒸着だが)、シャイ
ダー
の時は『焼結』の声に反応して装着される。ギャバンは0.05
秒、
後の二人は1ミリ秒で装着する。
タクティ○ルフレーム…『封神領域エルツヴァーユ』で、完全懲悪ダンザイバー
の装着
しているコンバットスーツもどきの事。
ク○ノチェンジャー…タイムレンジャーが変身する時使うもの・・・らしい(←
をい)。
弓と矢…『ジョジョの奇妙な冒険』でおなじみ。この矢で貫かれるとスタンド能
力が
身につく。冬弥って精神的に強いから矢に貫かれても生きているかも
…
超次元高速機ド○ギラン…宇宙刑事ギャバンの母艦。電子星獣ドルとギラン円盤
から構成されている。
不思議(ワンダー)エネルギー…ドリムノートから発されるエネルギー。変身する
時、
これが広野健太に作用する。
ディメンションパワー…ポドムリス人が持っている超能力の一種。人為的に、地
球人にも
使用できる。
矢島「おい、俺の出てる話は…!?」
作者「一応書いてる途中。発表は秋予定。」
矢島「おれの本名は――――――――――!?」
作者「いくら男塾総代の名前が『桃太郎』だからってお前の名前が『金太郎』じ
ゃ…
サラリーマンじゃないんだから…」
矢島「ちくしょーーーーーーーーーーーーっっ!!」
(↑矢島、夕日に向かってダッシュ)
作者「フッ、強く生きろよ。」
ミコ「あの、私たちは…?」
ケイ「まあ、出番が全然ないのは解ってますけど、矢島さんが出てこないと私た
ちの
話が成立しないのですが…」
作者「一応矢島の登場するSSに書く予定。
にしても冬弥、宇宙刑事じゃなくて機甲警察にしようかとも思ったんだよ
なぁ…」
♪やっつらの~たくらみを~鋭くっ見抜け MY FREND'S JACK*
ON
はっ!?いかんいかん、トリップしてしまった。
でわ。お笑い作家(確定?)のMADスズキでしたっ!!
☆ コメント ☆
綾香 :「はぁ…………まーた変なのが出てきた」(--;
セリオ:「…………………………………………うるうる」(;;)
綾香 :「あ~あ。セリオなんか、呆れて泣いちゃってるし」(--;
セリオ:「…………………………………………うるうる」(;;)
綾香 :「元気を出すのよ、セリオ。今に良いこともあるわ」(--;
セリオ:「………………うるうる……………………かっこいいです」(;;)
綾香 :「……………………は?」(--;;;
セリオ:「格好いいですぅ~~~~~~~~~!!
感動のあまり、涙が止まりません!!」(;;)
綾香 :「…………感涙してたんかい」(--;
セリオ:「新たなヒーロー。しかも宇宙……もとい……学園刑事。
燃えます!!」(^0^)
綾香 :「……あっそ」(--;
セリオ:「学園内の平和を守る変身ヒーロー。
これからも、どんどん増えてほしいですね」(^0^)
綾香 :「増えなくていいってば」(--;
セリオ:「とってもとっても楽しみです」(^0^)
綾香 :「お願いだから増やさないで。マジで、もういらない」(--;;;
セリオ:「ぶぅー。そんなこと言う人嫌いです」(--)
綾香 :「何と言われようと、いらないものはいらないの」(--;;;
セリオ:「ぶぅー」(--)
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