私立了承学園
「ある朝の風景」(作:阿黒)
ちりめんじゃこの炊き込み御飯にかき玉汁。 おかずは茄子のチーズ炒めにほうれん草の雪衣。さっぱりとした油揚げのおろし和えと、菜の花サラダ。 肉・魚をなるべく使わないとう条件で、季節の食材と味覚の楽しみ、栄養のバランスを考慮したメニューである。びっくりするほどおいしいというわけではなく、どれも地味な料理ではあるが、努力と熱意がどうやら形になって表れてきた、と言ってもよいだろうか。 しばらく急須を揺すっていたマインが、柳川と貴之の湯呑に緑茶を注ぐ。意図したものかどうかはわからないが、程よいタイミングだったのは事実であり、やや上目遣いでこちらを見てきたマインに無言で頷いた柳川は、自分の湯呑を受け取った。テーブルの向い側の貴之は茶を飲み干すと、仰々しく両手を合わせる。 「ごちそうさまでした。…おいしかったよ、マイン」 「恐縮デス」 「柳川さん、そろそろ支度しないといけないんじゃないかな?」 「ん…」 行儀悪く新聞を読みながら箸を動かしていた柳川は、時計を見ると新聞を閉じた。柳川がやや箸を早める傍らで、貴之は自分の食器を重ねて流しに持っていく。その間に着替えをマインは用意している。 食器を片すと貴之と入れ違いに洗面所に入り、歯を磨く。貴之と違って既に着替えている柳川は上着とネクタイを締めればそれでいい。口を雪ぎ、髪を整えて洗面所を出ると、いつものようにマインがネクタイを手に待っていた。 「柳川様」 「ああ…」 身長差がかなりあるため、マインは精一杯背伸びをしても柳川の襟首に手を伸ばすのは容易ではない。だからすこし屈んでやる。それでようやく手が届いたマインは、意外に器用な手つきでネクタイを結んだ。 「もういいか?」 「…ア…待ッテクダサイ、少シ曲ガッテマス」 歪みを正すと、もう一度視線を上から下まで動かして、マインは一つ頷いた。 「ハイ、結構デス」 「柳川さん上着~」 TシャツにGパン、ジャケットというラフな格好の貴之から背広を受け取ると袖を通す。これで準備完了である。 「じゃあ行くか」 「そうだね~」 「ハイ。イッテラッシャイマセ、柳川様、貴之様」 深々とお辞儀をするマインの目の前で、柳川はさっさと出て行く。貴之の方は手を振って、それからゆっくりとドアを閉ざす。二人の足音が教員寮の通路から階段に向かうのを聞きながら、マインはふと、何かを忘れているような気がして首を傾げた。 お弁当はちゃんと手渡した。食器は流し台に漬けてある。戸締りも玄関意外はチェック済だ。ガスの元栓は…どうだっただろう? …カンカンカンカンカンカンカンカンカン… 不意に誰かが駆けてくる足音が響いてきて、マインの思考は中断した。階段を足音荒く駆け上ってきた誰かが、そのままこの部屋まで殺到してきて… 「マイン~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」 「アアッ!?ドウカナサイマシタカ柳川様!?」 「どうかしたじゃないっ!!」 「…忘レ物、デショウカ?」 そのマインの問いかけに、ヒクッ、と柳川の口元が歪む。 「お前だ――――――――――っ!!!」 「ハ!?」 「は、じゃないだろ!?なんかその場のノリがつい自然なもんだから忘れてしまったが、お前も一緒に学校に行くんだろうがっ!!呑気にいってらっしゃいとか言ってるんじゃないっ!!」 「いやー。なんか、全然気づかなかったよ~~~」 柳川に猫のように首をつかまれてぶら下がった貴之が、どこまでもお気楽な口調でのたまう。まあ、それはともかく。 ……………。 「アアッ!?ソーイエバ!!?」 「だーーっ、朝っぱらからボケてるんじゃないっ、このポンコツ!早くこいっ!」 性急に、貴之同様マインの首の後を掴むと柳川は二人を軽々とぶら下げたまま階段を駆け下りた。そのまま、自動車並の速さで疾走に入る。 「ヤ、柳川様――――!!?」 「なんだっ!?」 風圧に邪魔されながらも懸命に声を張り上げるマインに、苛立たしげに柳川は応じる。 「アノ、アノ、私、アノデスネ…」 「ええい、なんだっ!!」 「アノ…チョット確信ハ無イノデスケド」 「なにがっ!?」 「…ガスノ元栓、閉メテナイヨウナ…」 ずざざざざざざざざざ―――――――――――――――――――ッ!!! 人気の無い並木道に10メートルほどスリップ痕をつけて急停止すると、息を整えながら柳川はマインを自分の目線と同じ位置まで持ち上げた。 「……なんだと?」 「エット…アノ…ソレヲ確認シヨウトシテイル時ニ、柳川様達ガ戻ッテコラレテ…」 「…もう半分ぐらい来てからそういうこと言われてもなぁ…」 ぷらんぷらんと自分で身体を揺らしながら、あまり困ってもいないような口ぶりで貴之が呟く。 「…つまり…アレか?もう一度引き返さなきゃならん、というわけか?」 「ハ、ハア…ソノ…スイマセン…」 ……………。 苦い顔で黙り込んだ柳川は、両手にぶら下げた二人を見て、言った。 「お前ら…舌を噛まないように、口を閉じてろよ?」 「え?なに?」 と、貴之が反射的にそう言いかけた、瞬間。 ゴウッ!! 風が巻いた。 それまで、配慮して抑えて走っていた柳川は、かなり本気で跳躍した。一飛びで十数メートル離れていた街灯まで跳び上がると、その頭を蹴って更に跳ぶ。 タンタンタンッ!! 傍からそれを見ていた者がいたとしても、早すぎて何が起こったのか理解できなかっただろう。柳川は走る、というより連続して跳び、行路をかなり強引にショートカットするとそのまま教員寮まで戻った。一瞬も立ち止まることなく外壁を駆け上がると、4階の自室前まで至る。この間、一分に満たない。 「えーと、鍵は…」 二人を放してボケットから鍵を出すと、慌てて柳川は中に駆け込んだ。やはり開いたままだったガスの元栓をキッチリ締めると簡単に戸締りの再チェックをして玄関に戻る。 時刻は8時20分。通常HRは8時30分から始まるので、一般生徒にとってはこれが遅刻のタイムリミットということになるが、教職員の心得としては、本来30分前には職員室に詰めておくべきなのだろうが。 「だーっ、これは本気で急がないと間に合わん!…って何いきなりへたり込んでるんだお前らっ!?」 「あ、あは、あはははは…」 「ハウウウウウウウウ…」 真っ青になって四つん這いになっている貴之と、通路壁にもたれて座り込んでいるマインに苛立たしい声を上げる柳川に、さすがに恨みがましい目つきで貴之が喘ぎながら口を開いた。 「ほ、ほ、本気で死ぬかと思ったよ…普通の人間には、あんな、高機動運動には耐えられないよ…」 「私、バランサーガ少シ不調ヲ起コシテシマイマシタ…」 「あ~~~~…」 すこし引き攣りながら、柳川はなんとなく頬を指で掻いたりしたが…おもむろに、再び二人の首に手を伸ばす。 「…すまんが…次は、もっとすごいぞ?もう、本気でギリギリだからな…」 「「ええええええええええええええええええっ!!!?」」 思わず心の底から悲鳴を上げる二人を敢えて無視して、柳川は無造作に四階から宙に踊り出た。 ********************************************************** 「走るよー」 「走っとるわい!ああもう、これ以上どう走れというんだっ!!」 祐一は案外平気な顔で走る名雪に顔を真っ赤にして喚いた。普段トロそうに見える(実際トロいが)名雪だが、陸上部ということだけあって走ることは得意である。男の祐一がかなり苦しげに走っているにも関らず、彼女のほうはまだまだ余裕がありそうだった。 ともかく、了承学園のクラスの中で遅刻頻度の一番高い相沢家は、今日も今日とて朝から壮絶なデッドヒートを繰り広げていた。 「ああっ、喚いた分だけ酸素の無駄使いしてしまったっ!!」 「…だったら喚かないでください…」 器用に外から見えない所にだけびっしょり汗をかきながら、顔は涼しげな表情を保ったままで冷静に美汐が呟く。その隣に並びながら香里がうんざりした口調で言う。 「まったくもう……名雪、のんびり朝御飯食べてる時間なんて無いって何度も言ってるでしょ!?」 「えー。でも、イチゴジャムおいしいよ~」 「答になってないっ!…ああっ…どーして私、親友やってるんだろ…」 「お、おね~ちゃ~ん~、あ、あたし、もうダメかも~」 「あう~~~、真琴も~~~」 既に足元がおぼつかない栞と真琴はやや遅れ気味だった。しかも栞の場合、ちょっとヤバい。 「ああっ…きれいなお花畑…」 「あああああっ!?栞、そっち行っちゃダメ~~~~~~~~!!?」 香里と祐一が慌てて栞の横に並ぶ。多少ペースダウンしながらも、しかし足を止める余裕は一行には無かった。時計の針は無情にも刻限5分前を切っている。 「名雪~~~、間に合うのか~~~~~!?」 「うん、間に合わないよ」 「元凶があっさりあきらめるなっ!!ええい、あゆ!お前、ちょっと先に飛んで行って、門番のラルヴァをなんとかたらしむなり何なりして…って、アレ?」 いつものようにその辺を羽根リュックでぴこぴこふよふよ飛んでいるはずのあゆの姿が無い。 「あれ…?あゆの奴、まさか1人で先に…ってことはないだろうけど、でもどこいった?」 「ゆういち~~~、あゆちゃんにたらしこませるって?」 「…あれ?それに佐祐理さんに舞もいないけど…」 「ねーねー、あゆちゃんにたらしこませるって…祐一悪人?」 「何の疑問も無くさらっと人を悪人にしてるんじゃないっ、名雪――――――!!」 ガラガラガラガラガラ… 「あははー。祐一さん、でもその発想は充分悪人だと思いますけどー」 ずるごがしめきげきょっ!!! 突如会話に割り込んできた佐祐理の声に反射的に振り向いて、瞬間、祐一は全力疾走状態から派手に転倒した。ぞのまま前方を地獄車の如く回転して、脇の電柱に激突してどうにか止まる。その傍らに、キキッ、と小気味のいい音を鳴らして、佐祐理を乗せたリアカーを引っ張っていた舞が停まった。 「ってなんなんだよそりゃあ!!?」 頭から血をダクダクと流しつつ、ガバッ!と祐一は跳ね起きると無表情にリアカーの柄を握る舞に詰め寄った。 「…人力車」 「なんか違う!似てるけどなんか違うっ!!」 「舞タクシー」 「わからんっ!!っていうか、リアカーなんてどこから!?」 全く表情を変えないまま、舞はかわいく首をかしげた。頤に指をあて。 「…………おや?」 「おや、じゃな~~~~~~~い!!」 「ええとですね。実は、あゆさんが急いで飛行するあまり、電柱にぶつかってしまいまして」 割り込んできた佐祐理の言葉にリアカーの荷台をよく見ると、額におおきなタンコブを作ってグルグル目のあゆが「はわわわわ」などとうめきながら横になっていた。 「丁度、ゴミ捨て場にこの車が停まっていましたのでお借りしまして」 「捨ててあったのか、それとも誰かがゴミを運んできて、ちょっと場を外していただけなのか…」 「ひょっとすると不法接収なんじゃ…?」 あんまり深くは考えたくない口ぶりで美汐と香里が、うめく。 「まー、この際便利だからいいじゃないですか。…舞、栞さん乗せても大丈夫?」 「問題ない」 「実は結構アバウトでしょ、佐祐理さん…」 しくしく泣きながらも、確かに便利なので祐一は反対できなかった。 「ううっ…でもこれで完全に遅刻だな」 栞・あゆ、看護役の佐祐理を乗せたリアカーを苦も無く引く舞を手伝って、後からリアカーを押しながら祐一は腕時計を見た。時刻は8時29分。遠くの校門の、脇に立つラルヴァまで視認できる所まで辿り着いたものの、ギリギリ間に合いそうにない。 「何か奇蹟でも起こらないことには…」 …ドドドドドドドドドド… 「奇蹟って、起こらないから奇蹟って言うんですよ」 …ドドドドドドドドドド… 「ゆういち~。なんだか私、とっても嫌な予感がするんだけど…」 …ドドドドドドドドドド……ドドドドドドドドドド… 「あら、奇遇ね名雪?あたしもよ」 …ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド… 「そんな予感…みんな感じてるって!!」 ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!! 「どおおおおおおおおおっ!!?」 咄嗟の連携で舞と祐一はリアカーの右車輪を浮かせ、片輪走行させた。理屈も何も無い、敢えて説明するとすれば、それは生物が持つ始原の本能とでもいうべきものからの警鐘だったのかもしれない。とにかく、そのギリギリ空いたスペースを正しく間一髪のタイミングで、黒い弾丸が駆け抜けていった。先行していた祐一達をあっさり追い抜いたソレは、ようやく反応してきた校門のラルヴァの所まで一直線に殺到する! 「…柳川先生、遅刻ッ…!?」 「記憶を失えパ―――――――――――ンチッ!!」 ゴガギャッ!! 「ぐはああああああああああああああああああああああっ!!!?」 全力疾走から放たれた情け容赦のない鉄拳がラルヴァをあっさり天空高く舞い上げる。きりもみしながらその黒い体が地面に叩きつけられるよりも早く、柳川は手刀を振りかざした。 「アアッ!?柳川先生、遅刻ダトイウノニ…」 「記憶を失えチョ――――――――――ップ!!!」 めこしっ。 「ぱぷうううううううううううううっ!!?」 頭蓋に撃滅な勢いで手刀を叩き込まれ、もう片方の門番ラルヴァがキリキリ舞いして崩れ落ちる。 「あ、あのう、…柳川、せんせい?」 柳川の左手一本で引き摺られている、完全に白目を剥いた貴之とマインのことがひどく気にはなったが、原因そのものは別に聞かずとも容易に推測できるのでそのことを祐一は尋ねはしなかった。 「…あの…これは一体…?」 「む?そうだな。チョップの角度は左斜め45度がいい感じだ」 「いやそうじゃなくて…」 「大丈夫だ、今の攻撃でこの十数分の記憶をこいつら無くしてしまったはずだから」 「いや、そーでもなくて」 「…ケガをしているのか、祐一?保健室に行って診てもらえ」 「えっと…確かにそうですけど…」 事が多すぎてつい忘れてしまいがちだったが、かなりの血液を失って貧血を起こしているのを祐一は自覚した。それにあゆや栞を診てもらう必要もある。リアカーの周りに集まって呆れたようにこちらを見ている皆を促して、祐一は保健室に足を向けた。 「しかしあれだな、祐一」 自分も貴之とマインを保健室につれていかなければならない柳川が当然のように同行しながら、リアカーを引っ張る舞に視線を向ける。 「何の冗談だ、あれは?…お前らもうちょっとノーマルな登校はできんのか?」 「あなたにだけはそういうこと言われたくないですっ!!」 本当に血の混じった涙を流しながら喚く祐一の後ろで。 「…一応…遅刻だけは免れたの、かなあ……?」 懊悩する香里の問いに、一瞬の沈黙を挟んで、佐祐理は応えた。 「…まあ…主犯は柳川先生だし」 「佐祐理、それちょっとズル」 「一応、これも…奇蹟が起こったのかなぁ…」 「災い転じて福と成す、というところで何とか納得しておきましょう」 ********************************************************** 「納得できるかっつーの」 朝から患者を持ち込まれた保健室で、メイフィアはくさりながらも職務に精励していた。とりあえず祐一の傷は魔術で癒し、栞とあゆには簡易エリクサーを投与してあっさり回復させている。 マインは単にブレーカーが落ちただけなので勝手に再起動したし、貴之は少しベッドで休ませれば問題ない。 問題なのは、今、目の前に座っている二匹のラルヴァだった。それぞれ頭にマンガちっくなタンコブをこさえている以外、どうということもないのだが… 「で?どういうことよ何も覚えてないってのは?」 「ハア…」 二匹は顔を見合わせ、おずおずと答えた。 「確カ、ソロソロ門ヲ閉メル時間ダナト話シテタンダヨナ?」 「ソウソウ。ソシタラ急イデ駆ケテクル生徒ラシキ人影ヲ見カケテ…」 「あれ、と思っていたら何時の間にか気を失ってた、と」 (あ・の・バ・カ・タ・レ・があああああっ!!余計な仕事増やすんじゃないっ!!) 確証は無いが、前後の状況から考えてまずあの問題教師の仕業に違いない。 「ああっ…ったく、あたしは仕事なんかせずに楽して遊んで給料貰いたいっていうのに、どーしてこうそんなあたしのささやかな願いを踏みにじってどーでもいいよーな厄介事を増やしてくれるんだか…」 「エート、アノ、メイフィア先生?」 「あれ?あんたらまだいたの?」 「イタノ、ッテ…」 「あたしゃー、あの男をギャフンと言わせてやる方法を考えてるんだから邪魔しないでよねー。ほら、湿布だしとくから」 愛してくれとはいわない。でも、せめて優しさが欲しい。 胸中を一抹の寂しさと共にそんな思いが去来するラルヴァたちだった。 |
【後書き】
時間割が無くなったスタイルでは初めてということになりますか?
久しぶりのSSということで、小難しいことは何も考えず勢いだけで書いてみました。
なんだかなー。
了承まるちで柳川が由綺のチケット欲しさに色々画策してましたが、ああ、そう言えばそんな
ことも考えてたよなぁ~とか。(ゴメン、私完璧この設定忘れてました)
多分、柳川が色々やって失敗しても、マインあたりが美咲あたりにお願いしてあっさりチケット
入手するんじゃないかな、って思います~。
次は5日目長瀬家クラスか、他の皆さんを見習ってちょっとエッチな話にも挑戦してみようとか
思ったり思わなかったり。
☆ コメント ☆ 綾香 :「な、なかなかに壮絶な登校風景ね」(^ ^; セリオ:「あ、朝からバイオレンスです」(;^_^A 綾香 :「まあ、了承学園らしいと言えばらしいんだけど」(^ ^; セリオ:「……確かに」(;^_^A 綾香 :「しっかし、朝っぱらからコレだもんね~。やっぱりひと味違うわ、この学園は」(^ ^; セリオ:「ですね~。 もっとも、こんな学校がゴロゴロしていても問題があるような気もしますが……」(;^_^A 綾香 :「まあね」(^ ^; セリオ:「それにしても、ラルヴァさん達は不幸でしたね。同情しちゃいます」(^ ^; 綾香 :「う~ん。暴走中の柳川さんの攻撃を受けてあの程度だったんだから、 幸運だったと言えなくもないけど……」(^ ^; セリオ:「……それは……そうかもしれませんが」(;^_^A 綾香 :「ま、なにはともあれ、あたしたちは遅刻なんてしないように気を付けないとね。 あんなのに巻き込まれるなんてゴメンだもん」(^ ^; セリオ:「……同感です」(;^_^A 綾香 :「……とは言え……ちょっと対決してみたい気もするけどね、暴走柳川さんと。 うふふ、うふふふふ」( ̄ー ̄)ニヤリ セリオ:「…………あの…………もしもし?」(;^_^A