『一見ライトタッチの万人向けだが、実は非常にターゲットが限定されたコアな作品』
私のエスカレイヤーに対する評価です。
そのターゲットとは子供の頃に特撮変身ヒーロー物(特に70年代作品)を楽しんでいた世代で、尚且つ……
1:タックルやモモレンジャー、花忍、ベルスター、ビジンダー等にトキメキを覚えてしまった(例えが激古(汗))
2:絶体絶命の状況からの奇跡の大逆転というシチュエーションに素直に燃えられる
といった感じの人たちでしょうか。
それにしましても、この『エスカレイヤー』という作品、特撮ヒーロー好きにはニヤリとさせられる部分が多々含まれた物に仕上がっています。
一つ例を挙げますと『ライバル』絡みの展開。
『自分と同程度の力を持ったライバルが出現→必殺技を破られる→敗北→新必殺技会得→勝利』
どうですか? 非常にベタな流れだと思いませんか?
でも、それが良いんです。燃えます。
こういうお約束的熱い展開を見ますとホッとします。
他にも敵組織幹部の対立、悪役の味方化等々、慣れ親しんだストーリーがてんこ盛り。
ヒーローマニアには「たまらん!」作品となっていると言えるでしょう。
ただ、70年代的特撮ヒーロー物に対してあまり思い入れの無い方にしたら「先が読めてつまらない」と感じるかもしれませんが。
その辺りが、私が『ターゲットが限定されたコアな作品』と評した所以です。
とは言え、『絵が可愛い・エッチシーンが多い・声優が上手い』とプラス要素の多い作品ですので、損をしたと思うことはないでしょうが。
とにもかくにも、変身ヒロインが好きな人には「何も言う事はない。買っとけ」です。
ちなみに私は、エスカレイヤー(とアイ)で完全に『変身ヒロインを××する』というシチュに目覚めさせられました。
尤も、『エスカレイヤー』は通常の×××シーンも非常に萌えなんですけどね。おかげで、プレイ中は私のDDDは回りっ放しでした。
(特に好きなのは『個人的に参上』『特訓でハッスル』『浜辺でヌルヌル』『部屋においでよ』。如何にも私が好きそうなシチュです(苦笑)
それにしても恭平君、初っ端から目隠しプレイですか。……飛ばしてますね)
最後に一言。
健康の為、『エスカレイヤー』のしすぎには注意しましょう(深読み禁止)
(お気に入りキャラ)
高円寺沙由香=エスカレイヤー
……はもちろんなのですが、それだと普通すぎますので、今回はフラスト限定で行きたいと思います。
※戦闘前の会話シーンが好きなフラストベスト3
1:ムービーフラスト(彼の作った映画を観てみたい。是非とも)
2:フーナイト(というか、フーマンたちの会話を通訳するマドカに萌え)
3:ウェーブフラスト(「波ッ波ッ波ッ」と「メネメネ」がツボ)
※エッチシーンが好きなフラストベスト3
1:サイエンフラスト(3箇所電気責め)
2:ムービーフラスト(スライム責め)
3:ヘルスフラスト(懸垂プレイ(これだけだと非常に謎ですが))
総合しますと、私はかなりのムービーフラスト萌えのようです(笑
(追記)
オフィシャルHPにて『メデェアレスツール(DVD無しでも起動)』と『バックログツール』が配布されています。
是非とも導入しませう。
特にメディアレスツールは良すぎ。
ついつい意味も無く起動してはオープニングムービーを観たり『OverBeat』を聴き入ったりしています。
(――以下は、お約束になりつつある即興超短編SSです)
『純愛トゥルーエンド、その後』
いつもと同じ朝。いつもと同じ顔ぶれが揃った食卓。
私――高円寺沙由香の目の前では、既にお約束と化した騒動が繰り広げられていた。
「はむっ」
「ど、どうですか、マドカさん?」
「お見事です。このふんわりとしたタマゴの焼き加減、完璧です。ルーイさん、また腕を上げましたね。……はむっ」
「本当ですかぁ? わーい♪」
マドカに料理の味を褒めてもらって、ルーイ君が派手にバンザイをして喜ぶのも『いつも』の事。
「ひどーい! カルナってばあたしのウィンナーを取ったーっ!」
「ふーんだ。ななかこそわたしのハムを食べちゃったじゃない。これでお相子よ」
「お、おにょれ~! こうなったら徹底抗戦よ、報復よ! てなわけで……えいっ!」
「あーーーっ! わたしの玉子焼きをーーーっ!」
ななかとカルナちゃんがオカズを取り合って、血で血を洗う抗争を展開しているのも『いつも』の事で。
そして、お父さんとお義母さんが、
「ふむ。さすがは遼子だ。今日の料理も見事な出来栄えだな。こんなに美味しい朝食が食べられるなんて、私は世界一の幸せ者だよ」
「うふふ。ありがとうございます、あなた。でも、それはいくらなんでも褒めすぎですよ。おだてたって何も出ませんからね」
「別におだてているつもりは無いのだがな。私にとって遼子の料理が一番美味であることは紛れも無い事実なのだし」
「もう、あなたったら上手なんですから」
などと、朝っぱらから、しかも娘たちの目の前であるにも関わらず盛り上がるのも『いつも』の事だったりする。
「なんつーか、親父さんと遼子さん、相変わらずの熱々っぷりだな」
「ホントだねぇ」
恭ちゃんの感心したような呟きに、私もコクコクと頷いて同意した。
「毎日毎日同じ事を繰り返してよく飽きないもんだな。まあ、見ている分には面白いからいいんだけど」
「そだね」
完全に傍観者モードに突入している私たち。
そんな私と恭ちゃんに向かって、
「やれやれ。自覚が無いというのは罪ですね」
マドカが大袈裟に肩を竦めたポーズを取りつつポツリ。
「は? そりゃいったいどういうことだよ?」
恭ちゃんが不思議そうな顔をしてマドカに尋ねる。
「簡単なことです。恭平さんと沙由香さんも、高円寺博士夫妻に負けず劣らずの熱愛カップルだということですよ。どうやらお二人にその自覚は無いようですけど」
その問いに、心底呆れたと言わんばかりの顔でマドカが答えた。
「じ、自覚無し!? あれだけベタベタイチャイチャしておきながら自覚無し!? マジですか!?」
目を大きく見開いて驚愕の叫びを上げるカルナちゃん。
「そ、そんなこと言われても……お、オレたち、別に普通だよなぁ?」
頭を掻きながら、困ったような顔をして、恭ちゃんがわたしに同意を求めてきた。
「う、うん。私も普通だと思うよ」
素直にコクンと首肯するわたし。
すると、周囲から一斉に「ハァ~」という深いため息が。マドカやななか、カルナちゃんはもちろんのこと、ルーイ君までもが。
「よっく言うわよねぇ。敵地のど真ん中で『オレはお前のことが好きだ! 大好きだ!』とか『恥ずかしくて言えなかったけど……小さい頃からオレはずっと沙由香の事が大好きだった!』とか『沙由香が……オレの大好きな沙由香がいなきゃダメなんだ!』とか『私だってずっと……ずっと恭ちゃんの事好きだったんだもの』とか『もっと恭ちゃんに好きだって言いたい、いっぱい一緒に居て、いっぱいキスして、いっぱいHして欲しい……だから……だから、負けてなんかいられない!』とか叫びあっちゃうほどラブラブなのに。あの時は非常時だったしヤバヤバな状況だったからあんまり気にならなかったけど、冷静になって思い返してみると、恭平もお姉さまもかなり恥ずかしい事絶叫してたわよね」
「ば、ばか! お前、余計な事を言うな!」
「な、ななか!」
ななかによってばらされるエピソード。恭ちゃんと私は慌てて駆け寄ってななかの口を止めようとした。
――が、ななかは巧みに身をかわす。もちろん、暴露を続けたままで。
「なるほど。そんな事があったのですか。恭平さんも沙由香さんもなかなかやりますね」
「うわぁ。ラブラブですねぇ。熱い熱い♪」
「すっごーい。ドラマみたい。僕、憧れちゃうなぁ」
「でしょでしょ♪ それでね、恭平ったらね……」
「だーっ! いい加減にやめろっつーの! マドカたちも熱心に聞き入ってるんじゃねーよ!」
必死になってななかの口を塞ごうとする私と恭ちゃん。それをスルリと避けながら、尚も得意気に話し続けるななか。興味津々といった顔をして耳を傾けているマドカ、カルナちゃん、ルーイ君。
そして、そんな私たちの様子を愉快そうに眺めているお父さんとお義母さん。
「こら、ななか。待ちなさーい☆」
「あはは。お姉さま、恭平、こっちこっち~♪」
私と恭ちゃんがななかやマドカにからかわれて、それをカルナちゃんとルーイ君、お父さんとお義母さんが楽しそうに笑いながら見ているというのも『いつも』の事。
全員の顔に笑顔が浮かんでいる、騒々しいながらも楽しいじゃれ合い。何物にも変えがたい一時。
私にとって、何よりも大切な『いつも』。
絶対に失いたくないと強く願う『いつも』。
○ ○ ○
ときどき思う。
私が戦うのは、怖いと思う時があっても戦えるのは、みんなとの『いつも』を守りたいからなんじゃないかって。
もちろん、青い地球を、世界の平和を、人々の笑顔を守りたいからという理由もある。
でも、利己的かもしれないけど、自分本位かもしれないけど、一番の理由はやっぱり、大好きな人たちとの『いつも』を失いたくないからなんだと思う。
「B-4地点にコンロンの怪人が現れた。遼子たちには既に現場に向かってもらっている。沙由香と恭平くんも直ちに急行してくれ」
「はい、お父さん」
「分かりました。行くぞ、沙由香!」
「うん、恭ちゃん!」
だから……だから、私は今日も戦う。
恭ちゃんとの、マドカとの、ななかとの、カルナちゃんとの、ルーイ君との、お父さんとの、お義母さんとの……みんなとの『いつも』の為に!
「フラックスプロージョン! ビートチェンジ!」
< おわり >
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