さて 今日の東京は雪の予報。
昨日から積雪しそうと天気予報が大騒ぎしていましたが多少の電車遅延はあれ今のところこの近辺では全く積っておりません☆
昼に一度牡丹雪になったけどそのあとはずっと雨とみぞれが交互に降ってました。
今はかなり小雨です。
それでもかなり寒いですね。
積雪のあった地域も勿論あるわけですが 皆様お風邪など召しませんよう、積雪の多い地域では合わせて足元の方もご注意くださいませ。
さて ちまちま細切れ連載更新続行中です
寒い日ですがちょっとつきあってやってもいいよ、という方はぜひこちらから♪
遊馬サイド続いてます(^^)
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君に贈る 8
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ピアスをつけて戻ってきた彼女は「やっぱり恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべ理由を尋ねても答えはあの時と同じ「何となく」で遊馬はそれをどう受け取れば良いのか分からず曖昧な顔で首を傾げた。
取り立てて嫌がっている風でもなく照れてはいるがそれなりに嬉しそうな笑顔を見せる彼女に彼は心底ほっとする。
終始機嫌良く食事を終え「飲み足りない」と主張した彼女を伴い部屋に戻ると 酔いつぶれてもいい様にと寝巻代わりの服を手渡し先に風呂へと追い立てた。
軽く部屋を片付け自分も入れ替わりに湯を浴びると下着で出る訳にも行かずシャツとスウェットのパンツを着込んでリビングに戻る。
買ってきた惣菜を目の前に並べTVを見ながらぺたんと床に座り込んでいる彼女を見遣り遊馬は少し呆れた気分で声を掛けた。
「なんだ、床で飲む気か」
「あ 遊馬 おかえり。この方が楽じゃない?」
「解らんでもないけどな。 それより んなとこに直に座ってちゃ寒いだろうが」
「そうは言っても遊馬の部屋って座布団とかないじゃない?」
「ラグがあんだろうが。持ってくればいいだろ」
「だって あれふかふかしてて惣菜とか缶置いたら溢しそうなんだもん」
「・・・だれがんなもん置けって言ったよ、お前が座るの」
リビングの脇に追いやられていたラグを「まったく世話の焼ける・・・」とぶつくさ言いながら手に取る遊馬に野明はヒラヒラと手を振った。
「いいよ 私は。大体私がそれに座ったら遊馬は何処に座るのよ」
「俺の事はいいの。フローリングってのは案外冷たいんだからな、女が腰を冷やすなよ」
「やぁだ、遊馬のえっち。そういうこと気にしてるんだ?」
「ばっ・・・あのなぁっ 一般的な話だろうが。いいからお前ちゃんと座れって」
からかうような口調で言った野明がケタケタ笑うと遊馬は一瞬の動揺を悟られまいとぶっきら棒に言い返した。
その様子が可笑しくて野明は更にくすくすと笑う。
不貞腐れた顔でそっぽを向いた彼を見上げた彼女はふと悪戯を思いついてにんまりと笑った。
「はーいはい 遊馬の心配性」
「何とでも言えよ。とにかく・・・って うわっ お前何す・・・」
急に腕を引っ張られ身体が大きく傾ぎバランスを失った遊馬が運んで来たばかりのラグに膝をつくと彼の腕を両手で抱え込んだ野明がそのまま隣に腰を下ろす。
何か言おうと口を開いた遊馬を一瞬見上げにこっと笑った野明はこつんと二度腕にこめかみをつけはにかむ様に笑った。
「えへへ。だったら一緒に座ろう、ちょっとつめれば大丈夫だよ。折角誕生日なんだし少し位甘えてもいいでしょ?」
毒気を抜かれて唖然とした遊馬は諦めたように肩を落とし眉根を寄せて溜息をつく。
「・・・へいへい そりゃ構いませんけどね。あんま羽目外すなよ、お前酔うと絡むからなぁ・・・」
「ひっどーい、いいじゃない偶には。幸い遊馬の部屋なんだし他人に迷惑かけずに済むでしょ」
あっけらかんとした彼女の物言いに遊馬は唖然とした顔で『俺は他人じゃないのかね』と小さく肩を竦めた。
to be continue
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追記
遊馬サイド続いてます
いっそ野明編と遊馬編 二つに分ければよかったかなぁとちょっと反省中です(^_^;)
こんな感じですが遊馬サイドもう少しお付き合いくださいますと幸いです
非公開 2012年01月20日(金)22時41分 編集・削除
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