ちょっと切ない小説を何件か拝読した直後なので反動で甘くなってしまい・・・あれ?!
似たようなものばっかり書いてるなとおもいつつ・・・
出向中の遊馬と野明。
書いたのはじめてだ、そういえば(笑)
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駆け引き
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「遊馬」
自分を呼ぶ声に振り返ると野明が小走りに駆け寄ってくるのが見えた。
「終わったのか?」
「今日のテストは終了だよ。遊馬は?」
「う~ん もう少し掛かるんだよなぁ」
そういうと野明の顔をちらりと見る。
「待てるか?」
「時間にも拠るんじゃない?」
野明は少し考えるようにして答える。
「明日、明後日は休みか?」
「うん、お休みだよ」
「俺も休みだからさ、ちょっと出かけないか。朝から」
「それはいいけど遊馬、疲れてるんじゃない?」
「平気だよ。だからさ これ」
そう言ってキーホルダーを野明に手渡すと悪戯を思いついた子どもみたいに笑う。
「今日の夕飯、俺シチューが食いたい」
「はいはい」
野明が鍵を受け取ると遊馬は「なるべく早く帰るから」と声を掛けてラボに走っていった。
鍵をポケットに仕舞いながら 『朝から出かける』と『だから』のつながりを考えてこれは『泊まって行け』ということなのかなぁと首を傾げた。
改めて聞くのも何なのでそのまま一旦自分のアパートに帰り簡単な荷物をもって遊馬のマンションに向かう。
途中 食材を買って向うと着く頃には7時近くになっていた。
遊馬がまだ帰宅していないので荷物を部屋の隅に置いて早速調理に取り掛かる。
9時を回った頃 扉に鍵がささるカチャリという音がしたので野明はちょっとしてみたい事を思いついて慌てて玄関に向った。
開錠音がして扉が開くと遊馬が入ってきて 玄関に立っている野明をみて少し驚いた顔をした。
野明は軽く勢いをつけてぴょんと遊馬に飛びつくとその首に腕を絡めてキュッと抱きつき目一杯背伸びをして遊馬の耳の傍で口を開いた。
「おかえり」
「・・・あ・・・うん ただいま」
少し照れたようにして言う遊馬の顔が見たくて腕を解くと口元に手を当てて目線を天井に彷徨わせた遊馬が「遅くなってごめん」と言った。
「ご飯今出来たところだよ、遊馬、ご飯とシャワーどっち先にする?」
野明は一歩前を歩き振り向きながら楽しそうな様子を見せる。
「妙な感じだな、どうしたんだよ?」
「ちょっとね、言ってみたかったの」
「じゃ まず飯にする。で その後風呂な」
「まってて すぐ並べるね」
クルリと踵を返す野明に「今日 泊まって行くだろ?」と声を掛けると「遊馬が望むなら」と言ってクスリと笑った。
遊馬は一瞬 目を瞠ったがすぐにいつもの顔に戻ると野明の背中に声を掛けた。
「じゃ 帰さない」
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追記
この後どうなったかは ご想像にお任せで(笑)
ツッジー 2009年07月14日(火)10時01分 編集・削除
(*/∇\*)))イャ――――冫♪
超かわいいお話(≧∀≦)
新婚さんみたい(≧∇≦)
ご飯食べて、お風呂入って・・・(*/∇\*)))イャ――――冫♪