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想い描く人

なんだか昨日の夜からオーブンレンジの調子がおかしい・・・
ブーンというかジジジというか・・・そんな感じの音が稼働中断続的に聞こえるんですよ。
ちょうど切れかけのネオン管みたいな音。
そういう音がしてる時は 台所にあるスタンドライトがその音に連動して明るさが揺らぐというか・・・
間違いなく 電圧に何かあるなぁ・・・
怖いので使用を中止・・・したいけど今日はお弁当だったのでドキドキしつつ使ってみた。
やっぱりおかしい・・・
今日はもう使うのやめて 9時過ぎたらサポートセンターに電話するかぁ・・・

でも結婚した時に買ったものなので7年つかってるし寿命だったりするのかなぁ・・・・?
なんにせよ 『使えない』と思うと何故か不便を感じますね、電子レンジ。
そんなにいつも使うわけでもないのに(^^;

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さて 今回はSS。
先日 都内でも少し積雪がありました。
僅か2,3㎝なのに300人以上が怪我をして、電車もダイヤが乱れ、車のスリップが相次ぎ・・・って本当に『雪に弱い首都圏』を露呈した感じですよね。

余談ですがAR○SHIの松○潤さんも 追突事故をおこしたとか・・・

というわけで積雪ネタをちょっと♪

見てやろうかなって方はこちらから(^^)

続き

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想い描く人
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今週は準待機。
北海道から高校時代の女友達が上京してきているというので待ち合わせをした。
珍しく遊馬と別行動。

待ち合わせの新宿駅南口につくと時間10分前に着いたにも関わらず彼女は既にそこで野明を待っていた。
「皐月、ひさしぶり 待たせちゃった?」
「ううん。平気、まだ時間前だし。平日なのに悪いね、仕事大丈夫?」
「平気だよ 準待機だから。でも 途中で待機命令でちゃったら戻る可能性はあるんだ、そうなったらごめんね」
先に事情を告げて頭を下げると彼女はにこりと笑った。
「うん 判ってる。野明警察官なんだもんね、レイバー隊だっけ?」
「うん、そう。小隊数少ないから時々あるんだ」
他愛もない話をして時計を見るとまだ時間5分前。
思わずクスリと笑う野明に皐月は怪訝な顔で小首を傾げた。
「どうかした?」
「あ・・・ううん。何でも無い、どこか見たいところある?案内するよ」
彼女を促し歩き出しつつ思うのは必ずいつも10分遅れてくる彼の事。
滅多に別行動をしないのでふとしたことで頭をよぎる。
そんな自分に苦笑して野明は小さく肩を竦めた。

駅から少し離れた喫茶店に入って飲みものを頼む。
久しぶりにあった彼女に漂う女の子独特の華やかさを感じて野明は少し戸惑った。
特車二課にいて縁遠くなっていたその雰囲気。
けれど少し話をしていれば、そこは年頃の女の子同士 色恋話にも花が咲く。

「皐月は悟とまだ付き合ってるの?」
「やだなぁ 野明、何年前の話してるのよ、あれからもう3年だよ3年。とっくに別れたわよ」
「ええ?! 仲よさそうだったのに?」
「悟 札幌の大学に進学したんだけど私は地元に残ったじゃない?そしたら自然消滅よ、年に数回しか会えないとやっぱりね?」
「そうなんだぁ・・・ごめんね」
申し訳なさそうにいう野明に彼女は「気にしてない」とコロコロと笑った。
「で 野明は彼氏いないの?」
「いないなぁ」
苦笑いしながら何故かかすめるのは彼の顔。
「ええ?だって コンビ組んでる人いるんでしょ、その人は?」
「コンビって・・・・遊馬は仕事のパートナーだから」
「そうなの? でも名前で呼ぶんだ?」
「・・・遊馬も私を『野明』って呼び捨てにするよ」
きょとんとして「何か変?」と首を傾げると皐月はここぞとばかりにその話に食いついた。

そこで話題になったのは ドキッとする“男の人のしぐさ”

「どんな仕草が好き?」
という皐月の質問に野明は少し考える。
頭に浮かぶのはやっぱり遊馬の顔で。

隊員室で良く見る色んな仕草。
その中でもお気に入りは
髪をかきあげるしぐさ
物を持ったとき盛り上がる腕の筋肉
受話器を頬と肩で支えながら、書類を探している姿

仕事が終わった後で見せるネクタイを無造作にはずすしぐさ
子犬みたいに無防備に笑った顔
それに、眠くて目をこするしぐさがたまらなくかわいい

あれこれ列挙して「惚気てる」「惚気てないっ」ときゃあきゃあと盛り上がりながら話をしていると後ろからぽんと頭を叩かれた。
振り返るとそこに居たのは見慣れた人。
呆けた顔で彼を見上げると腕を組みつつ溜息を吐かれた。
「人を肴になに盛り上がってんだか」
「あの・・・えっと どうして?」
吃驚して思わず聞いてしまうと遊馬は呆れた顔をして見せた。
「ここに居る理由か?探しに来たに決まってんだろうが。電話、出ろよ。お取り込み中申し訳ないけどな 待機命令出てるぞ」
「え?」
『どうして?』と問う前に彼は窓の外を示した。
雪が積もり始めている。
「多分積もるだろうからさ 待機だとよ。全く お前ちゃんと電話取れる様にしとけよ?」
言われて鞄を開けると携帯のサブウィンドウには着信とメールが何度もあった事を示すマークが表示されていた。
「あちゃ」
「準待機は休暇じゃないんだぞ?世話焼かせるなよな」
「ごめん、でもどうしてここに居るって判ったの?」
小首を傾げる野明に遊馬は呆れた顔をしながら彼女の携帯を取り上げた。
画面の端に点滅している小さなマークを示す。
「これ、GPSだよ。買いに行ったときに設定してやっただろうが」
「あ・・・」
本来GPSで相手の居場所を検索するにはその都度相手の了承が必要になるのだが予め設定をしておけば特定の相手からの検索を常に許可した状態にすることができる。
遊馬は野明と一緒に携帯電話を購入しに行ったときに互いの携帯電話にその設定を施していた為、双方の端末は相手の承認をいちいち取り付けなくてもGPSで居場所を簡単に探すことが出来た。
「で 取り込み中悪いけど勤務レベルが変更になった。明日の昼まで待機命令が出てる、急いで戻るぞ」
そういうと皐月の方を振り返り軽く頭を下げた。
「そういう訳で大変申し訳ないんですが、こいつ連れて帰ります」
「あ はい。お気遣い無く」
「ごめんね、皐月」
「いいけど。でも東京って本当に2,3センチの積雪予報で『大雪警報』なんて出るんだね」
彼女自身の携帯電話に配信されていたニュースをみて皐月は目を丸くした。
「こんなの北海道じゃ降った内に入らないのにね」
「本当だよね、でもこのくらいでも東京って交通機関マヒしちゃったりするんだよ」
苦笑する野明の頭を手の甲でポンと叩くと遊馬は顔を顰めた。
「野明、急げってば。隊長に連絡入れるぞ、お前制服とか向こうにあるか?」
「あるよ。もう 急かさないでよね。遊馬は?」
「俺も置いてある。じゃ 直接向かうからな」
そういうと電話を掛ける。
「篠原です。今 野明を捕まえましたので・・・・」

「また連絡するね」
野明が席を立つと皐月は彼女の耳元で囁く。
「彼が『遊馬』さんなのね。いい感じじゃない?上手くやんなよ」
「もうっ だからそんなんじゃないんだってば」
くすりと笑い、ひらひらと手を振る皐月に野明は頬を染め肩を竦める。
机の上に置かれた伝票に気付いた遊馬が素早くそれを手に取ると申し訳なさそうな顔を皐月に向けた。
「すみません。これはこちらで。失礼致します」
軽く頭を下げる遊馬に 皐月は少し吃驚した顔をみせ野明に目を移した。
こくりと頷く野明に皐月は「では お言葉に甘えて」と小さく笑った。
皐月の言葉に「ごめんね」と詫びる彼女にクスリと笑い「またね」と言って手を振った。

遊馬に腕を引かれながら振り返って手を振る野明を見送って皐月は感心した様子で頬杖を吐いた。
「へぇ・・・あの野明にねぇ・・・・」
呟いてこれはいい土産話ができたな、と思う一方で『写メくらい撮ればよかったな』と少し後悔もする。
「ま いいか。また見れる機会はあるでしょ」
自分に言い聞かせる様に呟くとカップに残ったコーヒーを飲みながら彼女はクスリと笑った。

二月に入って珍しく東京に雪が積もった翌朝。
やはり交通機関に乱れが出ていることをホテル備え付けのTVで知った皐月は たかだか数センチで都内は大変だなぁと妙に感心した気分でTVのニュースを眺め職場にいる友人を思ってクスリと含み笑いを漏らした。

fin

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追記

本当に首都圏、殊にに23区内は雪に弱いです。
今年も2年ぶりの積雪で大雪警報まで出て積もった雪は都心では2,3cm。
でも 『大雪』なんですよね(^^;
今日はもう 日陰に少し残るくらいで雪はほとんどなくなっちゃいました(笑)

コメント一覧

ツッジー 2010年02月03日(水)09時19分 編集・削除

東京は雪に慣れてない人が多いのかな??


GPS!!
便利な機能だね( ´艸`)ムププ
遊馬、常に監視してたりして(*⌒∇⌒*)テヘ♪

さくら(ツッジー様) 2010年02月03日(水)09時35分 編集・削除

>ツッジーさま

東京はねぇ 人も街も雪に慣れてないんだよ、これが(^^;

GPS便利だけど 旦那にGPS付きの機種を進められたにも関わらず断固拒否したのは何を隠そうこの私(笑)
ヤマシイことがなくても何となく嫌なんだもん~★

遊馬、監視してるかなぁ???
野明って方向音痴っぽ感じがするので迷子対策とか(^m^)
でも 四六時中一緒にいたら必要ない機能だよね、実は★

こんきち 2010年02月03日(水)10時00分 編集・削除

昨日は雪に弱い東京大変でしたね。
大雨対策は進行中の首都も雪には勝てなかったようで
お疲れさまでした。
GPSですか・・・付いているんだけど使いこなせないのがここに一人います(^^;)。

瞳子 2010年02月04日(木)00時19分 編集・削除

昨日は大変でしたね。こちらは雪は降らず、見事に晴れでした。(^^)

野明ってば、よく見てる。(*≧m≦*)
それは惚気だよ。完全に。(^^;
誰か強い酒を持って来い
!!

さくら(こんきち様) 2010年02月04日(木)00時41分 編集・削除

>こんきちさま

本当に東京は雪に弱いですよね。
大雨対策はね、TVでも取り上げてる通り地下にでっかいトンネルだの調整池だの掘ってみたりしてるんですが雪には実に無防備です(^^;

雪って積もるくらいの量になると降ってる間よりもむしろ翌日以降の方が大変ですよね。
自転車使えないし 歩くのも怖いし・・・(^^;
慣れてないのは 街も人もおなじというか★

GPS 私はあえてついてない機種にしましたよ。
代わりに blue toothがついてましてこっちはかなり利用してます♪
旦那の薦めた機種には blue toothがなかったことも拒否る口実にうってつけでしたが(笑)

さくら(瞳子様) 2010年02月04日(木)00時45分 編集・削除

>瞳子さま

そちらは晴れでしたか!
夜だけですが東京は雪でした。
久々に牡丹雪見ましたね~ ものすごく寒かったですっ

それにしても完全に惚気ですよねぇぇ(笑)
本当によく見てますこと(^m^)
酒 お持ちしましょうか?! 焼酎でいいっすか?!(笑) 

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