今日は天気がいいのか悪いのかかなり微妙。
日差しは時々あるんだけど雲は多いし・・・
布団干したいけど ちょっと危険な気もする(^^;
洗濯は昨日 しなかったので曇りでもがんばりましたが・・・
乾く気がしませんね★
連載の方が理屈コネコネだった反動で全く違うもの一本書いてみました
二階のPC、来週は使えるかなぁ・・・・
そろそろ何か描いときたいんですけどね~
ソフトの使い方 忘れそうですよ(^^;
それにしても寒いですっ!
家からでたくなぁい!!!
そうも言ってられないんですけどね、クリーニング取ってこないと怒られちゃうし。
ではでは ちょっと小話置いておきます。
ご覧になってくださる方は 以下からどうぞ♪
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情報伝播
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「泉さん」
名前を呼ばれて振り返ると余り覚えのない顔の男性が笑顔を見せながら歩いてきた。
申請書を書く手を止めると彼は机の脇までやってきて野明に声を掛けた。
「今日 時間ない?」
野明は内心でためいきを吐きながら表面上は申し訳なさそうな顔をして見せた。
「すみません。用事があるので」
「買い物とかなら付き合いますよ」
そう言って食い下がる男性にやんわりと断りを入れるとどうにか立ち去ってくれたその背中に密かに溜息を吐いた。
旧第二小隊解散後 本庁の装備開発課に異動して約4カ月。
普段は篠原重工に出向している為本庁内のデスクに戻ることは殆どないのだがそれでも月に何日かは経費の申請、報告書の提出等の雑務や進捗報告の為に登庁してくる必要がある。
提出に期日はあるものの登庁する日程は作業の進捗を見ながらなので特に決まっている訳ではない。
にも関わらず どうやってその情報が流れるのか彼女が登庁してくると必ず何人かが声を掛けにやってきた。
今日も昼休み前には風杜が現れ、今し方も名前すらはっきり覚えていない男性が席にやってきた。
やんわりと断りを入れることにも少しづつ慣れてきて、そんな状況に野明は少なからず戸惑いを覚えていた。
ポケットに入れた携帯電話をちらりと確認して着信が無いことを確認すると思わず軽い溜息を吐く。
「『待ち人来らず』って感じかしらね?」
正面に座る一期上の女性がクスクスと笑いながら声を掛け「ここ、印鑑押して」と野明の提出した書類に付箋を付けて手渡した。
「あ すみません」
印鑑を押して再度彼女に書類を手渡しつつ野明は困った顔をして見せた。
「『待ち人』っていっても・・・忙しいんですよ、今」
「そうなの? でもやっぱりるんだ 『待ち人』」
「え? あ・・・えっと。そんなんじゃなくてっ」
「そんなに焦んなくてもいいじゃないの、いい歳なんだから彼氏の一人や二人居たって誰も責めやしないわよ」
「あの 一人や二人って・・・中村さん?!」
わたわたと慌て始めた野明に彼女はきょとんとした眼を向けた。
「やぁね 例えばの話よ。でもさっきから何回も携帯確認してるし、『今 忙しい』人からの連絡待ってるんでしょ?」
クスクス笑い続ける中村に野明は拗ねた顔で抗議した。
「連絡なんて待ってません。そんなのくれるほどマメな人じゃないですし」
そう言ってそっぽを向くと 野明の背後から抱きつくように腕が回され右肩に顎が載せられた。
「悪かったな、『マメな人』じゃなくて」
耳元で響いたハイバリトンに思わず「きゃあっ」と悲鳴を上げ その声に驚いて腕を解いた遊馬が不貞腐れた様な顔をした。
「人が急いで仕事終わらせて来てみれば 大した言われようだよなぁ」
「え? あの・・・なんで遊馬がここにきてるのよ?」
「俺も書類出しにきたの。日にち合わせた方が便利だろうが、声掛けろよな 薄情者」
言いながら野明の隣に割り当てられた自席に着くとペンを走らせ始めた。
「薄情って・・・だって今 忙しい筈でしょ?」
「そんなもん どうとでもなるんだよ。それより、書類さっさと片付けて帰り飯食って帰ろうぜ」
当然のように言う彼に野明が「はいはい」と肩を竦めて返事をすると中村がクスクスと笑った。
「あれ 泉さん今日は用事があるんじゃなかったっけ?」
「そうなのか?」
怪訝な顔をする遊馬に一瞬で野明の顔が朱に染まった。
「ああ あのね、泉さんったら ・・・」
「やだっ 中村さん ストップっ!!!」
結局野明の制止を振り切って彼女は今日野明が断った誘いの数と相手をすべて遊馬に話してしまいそれを聞いた彼は目を丸くした。
「お前 もてるんだなぁ」
「珍しいだけでしょ?」
バツが悪そうに目を逸らした野明の頭を軽く叩くと遊馬は柔らかく笑った。
「さてな。それはいいけどその用事ってのはもういいんだろ? まぁ 有ったところで構わないけどな」
「どうして?」
きょとんとした顔をした野明に遊馬はにやりと笑った。
「断らせる自信があるからな。他の奴は断ったのに俺は断られなかったんだから強ち間違いじゃないだろ?」
頬を染めて吃驚した顔をした彼女に遊馬は余裕たっぷりの笑みを向けた。
「それと 土日は電源設備の点検があるから工場休みだってさ。行きたいとこあるなら言えよ」
「そうなの?私聞いてないよ」
「俺も今朝聞いた。社内カレンダーには書いてあったらしいんだけどな。まあ いいや、そういう訳だから今日終わったら久々に連休だし少々なら遠出できるぞ」
さも当然の様に言う彼に緩む頬を押さえながら野明は少し考えた。
「じゃあ 温泉」
「温泉ね、了解。じゃ行き先は飯食いながら決めようぜ」
書類を書きながら会話する二人に中村は小さく笑った。
「『待ち人』が来たみたいで良かったじゃない?尤も電話じゃなくて本人が直接来たみたいだけど?」
「『マメな人』でなくて悪いけどな」
しれっと言った遊馬に野明が『敵わないなぁ』と言う顔を向け肩を竦めると中村は遊馬に目を向けた。
「なに、やっぱ付き合ってんだ?」
「野明とですか?良く訊かれますけどね。そういう関係では無いですよ。今のところ」
「ふ~ん でも篠原くんってあんな優しそうに笑うと思わなかったなぁ。泉さん 気を付けないと敵が増えるわよ?」
「・・・遊馬が笑うのって珍しいですか?」
クスクスと笑う彼女に野明はきょとんと首を傾げ、遊馬はその隣で苦笑いする。
「判んなきゃいいよ、俺よりこいつの方が心配ですけどね、こういう奴なんで」
「あら それは大丈夫なんじゃない? 何だかんだ言って誘いに乗ったこと一度も無いし」
「それは上出来」
そう言うと書きあげた書類を中村に手渡して席を立った。
「進捗報告行くけど お前どうする?」
「あ まって。私も行く」
ペンを置くと野明も遊馬の後を追う様に慌てて立ち上がり彼女を振りかえった。
「報告いってきます」
「はいはい ごゆっくり」
ひらひらと手を振ると二人を見送り軽く頬杖をつく。
「あれで『付き合ってない』とかいうんだから 一人身には目の毒よねぇ」
一人呟いて提出された書類に目を落とすと 背後から声がかかった。
「・・・あの 泉さん来てるって聞いたんだけど・・・?」
振り返るとまた先程とは違う人物。
苦笑した中村は少し考えてしれっと答えた。
「ええ 来てますよ。今 『彼氏』と事業報告に行ってますけど、伝言があれば伝えましょうか?」
「『彼氏』ですか・・・?」
そう言って絶句するとその男性は「いえ あの結構です」と言ってそそくさとその場を立ち去った。
『さて この話が伝わるのにどのくらいかかるかしら』
忍び笑いを漏らし書類に目を落とすと彼女は仕事の続きに取り掛かった。
fin
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追記
割と遊馬が前向きなのはどうしてでしょう?(^^;
甘いかどうかと言われると微妙(笑)
昨日 某刑事ドラマの再放送なんか見てしまいまして、ああデスクいいなぁ とか(笑)
でも 職場でいちゃついたらいけないですよねぇ★
ツッジー 2010年01月29日(金)11時57分 編集・削除
中村さん良い仕事した!!!
あっという間に風杜さんの耳に入るんだろうなぁ(≧∇≦)
続きかくの??