
日常動作シリーズ第74弾
「君に花束」
後ろ手に隠し持ってるのは花、という話が前出ていたので今回は持たせてみました。
入れなおしたイラストソフトで試し書き。
まだ テクスチャの登録とか終わってないので塗っただけですが(笑)
本当は花を包んでる紙に英字新聞のテクスチャ貼りたかった・・・(^^:
でもまぁタブレットの筆圧調整しながらのお絵かきなのでこれでよしってことで・・・ダメ?(^^;
早めに環境を立て直したいと思います~!
がんばるぞ、おう!
明日は旦那がまた買った ノートPCが来るはず・・・
何台使う気なんだ???
ということは今使ってるやつ空くのかな???
だったら 会社に寄付とかしないで私に下さい・・・
機嫌のよさそうな時にお伺い立ててみようっと♪
<プチ変更>
主線の色変更と 目のハイライト忘れていたことに気づいてあわてて訂正!!
道理で ぼんやりした顔してたわけですよ。遊馬(笑)
<さらにSS追記>
メールでいただいたこの絵のコメントで野明以外に花をあげるとしたら、というのを頂いて少し考えてみました(笑)
いかがでしょ?(^^;
「君に花束」
ガードレールに背を預けそこで待つこと20分。
いつものように彼はキッカリ10分遅れてやってきた。
待たされるのが分かっているなら10分前に来なければいいのにそれでも早く来てしまうのは自分の性格だからこれはもう仕方がない。
その間に訳の判らないナンパにあうこともしばしばで、世の中ってもの好きが多いんだなぁとつくづく思う。
ということは 彼もまたその一人ということになるのか、と考えてくすりと小さく笑うと頭の上にぽんと大きな掌がのった。
「ひとりで笑って気持ち悪い奴だなぁ」
呆れたような笑顔を向けて「待たせたな」という彼の手元に芳しい芳香を放つ大きな花束を見つけて野明は首をかしげた。
「遊馬、それ」
「ああ これか。手土産。手ぶらってわけにもいかないだろ?」
一見無造作に纏められた様な薔薇の花束は 薄いセロファンの上に英字新聞がくるりと巻かれていてちょっとおしゃれに見えた。
ラフではあってもそれなりにフォーマルな格好をしている遊馬によく映えるなぁと思い花束と彼を見比べて軽くため息をついた。
「なんか すごく気障っぽいよね」
少し不満げな色が出てしまった声音に遊馬は軽く眼を見開くと意外そうな顔をした。
「何? お前もこういうの欲しいのか?」
手の中の花束と野明を見比べてニッと笑う。
「別に。そういうわけじゃないけどっ」
からかう様な遊馬の目に思わずツンケンした口調で応じると野明は少し足を速める。
「もう行くよ、遊馬ただでさえ遅れてきてるんだから間に合わなくなっても知らないから!」
「遅刻しない程度に早い時間に待ち合わせしてんだから平気だって」
その後ろ姿にやれやれと肩を竦め遊馬は小さく呟くと野明が立ち止まってくるりと振り返った。
「本末転倒!時間通り来てくれたらそんな待ち合わせの仕方しなくてもゆっくり出てこれるの」
「その分長く一緒にいるんだからいいだろ?」
苦笑する遊馬に野明は再びツンと前を向く。
「だったら時間通りに来てくれたらもっと一緒に居られるのに」
ぼそっと呟くその声に遊馬は僅かに頬を緩め歩調を速めて隣に並んだ。
「悪かったよ。謝る」
「そういうの 謝ってるっていわないんだよ?」
ふくれっ面を見せる野明に思わず噴き出し、彼女の頭を引き寄せると彼女が好きだという少し低く抑えた声で囁く。
「妬くなって。欲しけりゃお前にも買ってやる、どうせ今日は遅くなるんだろうし帰りは家に寄ってけよ?」
「そんなんじゃないってばっ」
頬を染めて抗議する彼女をを楽しげに見つつ「復唱」と再び耳元に囁くと「わかったわよ。帰り寄ります」諦めたような溜息と共に答えを返した。
瀟洒なレストランの前につくと目配せして扉を開ける。
その途端 主賓が二人に気づいて駆け寄ってきた。
「お久しぶりです。ようこそ!」
二人を等分に眺めて嬉しそうに笑う女性に遊馬がぽんと花束を渡した。
「おめでとう、加奈ちゃん」
受け取った花束を抱きしめて「ありがとうございます」とほほえむと「すごい量ですね」と楽しげに笑った。
親しい人だけを集めた小さな披露宴で幸せそうに笑う若手女優でもあるかつてのアイドルは二人に向かっていたずらっぽい眼を向けた。
「お二人の時も絶対 呼んでくださいね。私絶対二人は結ばれるって思ってますから!」
屈託なく言い放たれたその言葉にどきりとして野明が思わず答えに詰まる。
遊馬はにこにこと笑う花嫁に軽く瞠目して相好を崩した。
「そんときゃ声掛けるよ。楽しみに待ってな」
言いながらポンと頭を軽く叩くと嬉しそうに笑う。
「きっとですよ」と手を振りながら人の輪の中に帰る彼女を見送って野明は遊馬を振り仰いだ。
「・・・遊馬?」
「ま 俺はそのつもりがあるってこと。おまえは?」
顔を覗きこまれた野明が頬を染める。
野明の答えを聞く前に二人を見つけた二課のメンバーに声をかけられ、軽く手をあげて答えると彼女を促して皆のそばに向かう。
視線を戻すと答えに窮するその様子に遊馬は「ま あとは家で訊くよ」と言って楽しげに笑った。
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どうでしょう? こんなんで♪
糖度高いですね~ 甘アマ~(笑)
tera 2009年11月11日(水)02時40分 編集・削除
花束は恐らく付き合った人(旦那含む)からもらったことはないなぁ。たまにはいいなぁ、サプライズとかで。