恋したくなるお題さんから頂いて参りました(^^)
ちょっとした息抜きに気が向いたらのんびり書こうかと♪
こういうのは初めてなのでうまくいかなくても温かい目で見守ってくださいね♪
まず一つ目~♪
恋 に気づいた友愛のお題
01. 小さく開いた距離が始まり
早朝から出動して犯人と対峙すること4時間以上。
機動隊の突入によって漸く解決した事件に野明はイングラムのコクピットで大きく溜息をついた。
9月とはいえ残暑厳しい東京は日中の気温が27度を超えていて いくらイングラムのコクピットに空調が有ると言っても解決の目処がたつまでは無駄に電力を消費することは出来ない。
省電力モードで少し高めに設定されていた室温。
密閉型故に空気が篭り、実際以上に暑さを感じていた。
イングラムをキャリアに載せると機体を横たえる前に外に出ようとひろみちゃんにインカムで声を掛け、ショックアブソーバーを跳ね上げた。
遊馬からギア越しに「降りて来い」といわれた野明はやっと外に出れる嬉しさからコクピットの扉を開けようと座席右下にあるハッチ開閉レバーを引くべく前かがみになった。
左手を前面パネルの脇に掛け、右手を伸ばしてレバーを引こうとした途端、ハッチが開いた。
驚いた野明は思わず伸び上がってしまい更にバランスを失ってコクピットの外に向っておおきく身体が傾いだ。
「うわぁっ!」
遊馬がハッチを開けた途端、いきなり自分に向って倒れてきた野明を反射的に抱きとめると少し汗ばんだその身体から仄かに甘い香りが漂った。
いきなり支えを失ってバランスを崩し、前に放り出されるような感覚に野明は思わずギュッと目を閉じる。
「うわぁっ!」という声が聞こえたかと思うと自分を包み込む逞しい身体と抱きとめる腕を感じた。
途端に香る彼 特有の香り。
その意味するところを考えて ドギマギした野明は反射的に腕をつっぱり物凄い勢いで彼から身体を離した。
驚いて腕を開いた状態で固まった遊馬に野明は顔を真っ赤に染めて俯いた。
「あ・・・えっと ごめん」
「いや・・・悪かったな いきなり開けたから。大丈夫か?」
「うん 平気。遊馬こそ、大丈夫?」
「俺はなんともないよ。その・・・降りて来い、撤収するから」
頭を掻きながらくるりと背中を向け歩き去る遊馬の後を 野明は慌てて追いかけた。
今すぐは顔が見れそうにないから少しだけ間をおこうと数歩後ろを歩きながら、目線をついっと上にあげた。
秋独特のウロコ雲が羊の大群のように浮ぶ空。
キミとの間に小さく開いたこの距離がなにかの始まりを予感させるそんな秋の昼下がり。
ツッジー 2009年09月23日(水)10時05分 編集・削除
途端に意識しだすんだよね・・・
恋って!!!!