
日常動作シリーズ第52弾
「炬燵」
やっぱり冬は炬燵!
そして炬燵は入ると出られない魔物だと思います(笑)
結婚してから我が家にはないのですが(そんなスペースないですもん!)実家にはありまして・・・
卓の上に籠盛りのミカンと緑茶の入った湯呑なんかあるとベスト♪
もう空気が肌寒くなってきましたよね~
今年の夏って・・・短かったなぁ・・・しみじみ・・
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追記
拍手の方で 炬燵は野明の実家の物かなというコメント頂いてて・・・『おお!なるほど!』と思って突発SS(笑)
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東京でも風が冷たさを増してくる初秋、北海道の寒さは都会の温かさに慣れきった体には身を切るように感じられた
遅ればせの夏休みを10月になって付与され『今さらかよ!』と悪態をついた遊馬に『休みの間予定がないなら一緒に苫小牧に行こう』と野明が声をかけた
実際何の予定もなかった遊馬は少し迷った後了承し野明と共に彼女の実家に身を寄せた
家に入って驚いた事
「炬燵・・・?」
『この時期にもう?』と若干目を丸くした遊馬に野明は不思議そうな眼を向けた
「すぐ寒くなるからね。今年は早めに出したんだね?」
母親を振り返り問い掛ける。
「冬物出すついでにね、後からだと面倒になるから」
母は快活に笑った
炬燵を前に躊躇する遊馬に野明は小首を傾げる
「もしかして炬燵苦手?」
「いや・・・そうじゃなくてさ。何年も使った事なかったなぁと思ってさ」
最後に使ったのはいつだったか。
小学生まで記憶を遡り『自分の部屋が出来てから使う事なくなったんだな』思い当たり軽く苦笑した
いつまでも席に着かない遊馬に業を煮やした野明が彼の腕を引いて自分の隣に座らせると半ば強引に炬燵に引っ張り込む
驚く遊馬の手を炬燵の中で一度きゅっと握り、するりと自分はそこから這い出すと遊馬の着ていた上着をはぎ取った
「うわ、お前、何?」
「すぐあったかくなるから、脱いどきなよ」と笑うとハンガーにコートとジャケットを掛けると軽やかな足取りで台所へ向かった。
「お母ちゃん、蜜柑とかお茶もってっていい?」
「野明それより酒もってけ。そこにあるやつ。呑めるんだろ、彼」
「もう、お父ちゃんはすぐそれなんだから!ご飯前なんだから程々にしてよねっ」
賑やかに会話する泉家の面々を遊馬は頬杖をついて眺める
「一家団欒かぁ・・・」
ぼそりと呟くと「なぁに? 遊馬」と両手にお茶セットの載ったお盆と籠盛りのミカンを抱えた野明が戻ってきて笑顔を向けた
「いや、何でもない、手伝おうか」
腰を浮かしかけた遊馬の腕をギュッと抱え込むと野明は隣に座る
「ダメ、今日の所はお客さんなんだから座ってて」
甘える様な仕草に部屋に入ってきた母は「あらま」と笑い 父は軽く渋面を作った。
焦った遊馬が「こら、野明、ちょっと・・・」と腕を解こうとすると野明はくすくす笑いながら父に向って軽く舌を出した
「妬かないの。後でお父ちゃんにもしてあげるから」
その言葉に驚いて一瞬目を見開いた父は大仰な溜息をつくと「野明 つまみもってこい・・・」と小さく声をかけた
「はーい」と返事を返して遊馬の腕を離すとその場を離れる
去り際に父の耳元に声をかけた
「苛めないでよね、あたしの大事なパートナーなんだから」
その言葉をどう捉えたのか拗ねた顔で差し出されたコップを軽く会釈をして受け取ると「ありがとうございます」と遊馬は柔らかく笑った。
ツッジー 2009年10月19日(月)09時20分 編集・削除
こたつにミカンは最強コンビでーす!!
そう!!野明と遊馬のように(゚ω゚;)。o○(ぇ!?)
(なんちゅうたとえ・・・。)
もうそろそろおこたの恋しい季節だね・・・。
... Σ(゚ω゚)
家にコタツなかった・・・。
今年こそは買うぞ!!!!!!