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あんだ〜ば〜EX 〜でとろいやる・ふぉーえばー〜
舞 「とっ言う訳で!問答無用で久方ぶりに始まりました♪    あんだ〜ば〜EX:でとろいやる・ふぉーえばー:    猫斗犬よ永遠なれ!お供え物は何がいい?」 達也「…まあ…お供え物より先に、線香か何かで供養してやったほうが、あいつも浮かばれると思うが…」 舞 「そっだね〜♪じゃあ。早速♪」  ぱちぱちぱちぱち… 舞 「う〜にゅ…綺麗だねぇ〜…」 ガウ「そうだな〜」 リナ「…いや…舞…それって…線香花火じゃ…ガウリィまでいっしょになって…」 舞 「なんか変ですか?」 達也「そりゃ変だろ…線香は線香でも違うもんだし…」 リナ「そうそう…第一。猫斗犬に線香花火はもったいないわよ」 舞 「おお!なるほろ!!さすが、リナさん!!」 ゼル&アメ『そう(です)か?』 達也「やっぱり…先行ロードショーにでも行ってそこで供養してやるのが通ってもんだろ!」 リナ&舞『おお!!』 ゼル「…達也…それはもっと違うぞ…」 達也「言葉のニュアンスが?」 ゼル「いや…そういう問題じゃなくて…」 ??「ちょっとまたんかいっ!」 リナ&舞&達也『………………………………ちっ…』 ゼル「何だ?今の舌打ちは?」  松葉杖両手に尋常ではない…もし、パラリンピックの競技に【松葉杖100メートル走】があれば金メダル間違いなし、  という…スピードで走り来る、包帯グルグル巻きのミイラが一つ。 ??「…ぜい…ぜい…ぜい…ぜい…」 舞 「もう脱出してきたんだ…猫斗犬…」 リナ「やっぱり…ちょうちょ結びより、方結びにしたほうが良かったかもね…」 舞 「そっだねー…今度は注意しておこーと♪」 達也「と、いう訳で多数決により、今後はちょうちょ結びではなく方結びで、猫斗犬を縛り付けることに決定されました。    拍手〜〜〜〜〜〜〜〜」 リナ&舞『きゃあ〜』  ちぱちぱちぱちぱ… 猫斗「ちー!がー!うー!でー!しょー!」 達也「ちっ…やはりばれたか…そうだよなあ〜先行ロードショーの【せんこう】は漢字が違うもんなあ〜」 舞 「やったーい。あたしの勝ち〜♪」 猫斗「だから!違うつーの!!」 舞 「むう…猫斗犬ってわがまま…」 リナ「今に始まったことじゃないわ…」 達也「自称・ひねくれキメラだからな…」 猫斗「どっちがわがままですか!!」 リナ&舞&達『もちろん猫斗犬(はあと)』 猫斗「…しくしくしく…」 リナ「あ…泣いた…」 舞 「うれし泣きでね♪」 リナ「で?なにか用?猫斗犬?」 猫斗「用がなければこんなところに、ケガを押してくるわけ無いでしょ!」 リナ「な〜に言ちゃってくれてるかな。あたしの知り合いに用も無いのに、面白そうだったっていうだけの理由で    突如沸いてくる生ごみがいるんだから(はあと)」 生ご「…リナ…さん…生ごみは辞めてください…」 リナ「面白いから♪やっ♪」 達也「そうだぞ。オレの知り合いにもぽこぽこ現れる、やつが一匹いるだろ」 猫斗「え?いましたっけ?そんなの?」 達也「ほら…あの…」 ??「むうわてーーえーーいぃっ!!!」 達也「…って…早速来たぞ…あれ…」 猫斗「…あ〜…そうでした…あいつがいたんですね…リナさんたちにもとっても関係深い…」 舞 「来るべくして来たってとこですなあ〜」  チャラッチャ チャラッチャ チャラッチャ チャラッチャ チャラッチャッ チャッチャ チャラチャラチャチャチャ  軽快で力強い…特撮ヒーロー好きが喜びそうな…バックミュージックが流れる。 ??「♪正義 とは〜 宇宙さえも恐れぬ〜 心にだけ〜 宿る〜ものなんだ〜     勇気 とは〜 星よ〜りも光る〜 ひ〜とみにだけ〜 映る〜ものなんだ〜♪」  少し離れた小山の上に、全身ぴかぺか光らせるブルーメタリックの装甲戦士。 ??「悪を倒せ。俺の炎が燃え尽きるまで!」 ゼル「ところで…結構せまい室内に、どうやったらあんな小山、作ることが出来るんだ?」 達也「さあ?」 舞 「正義の戦士が所有する7つ道具とかで!とか♪」 達也「う〜む…ありえそうで恐いな…」 ディ「愛と正義と真実の使途!次空戦士・ディラン!!!!」  ちゅどーんっ  ディランの背後から小規模の爆発が起こる。 達也「おおっ。なかなかこってるじゃん」 舞 「子供うけしそうだねぇ〜」 アメ「……………………………(きらきらきらきら)」 ガウ「…アメリアのやつ目を輝かせてるぞ」 ディ「…ぜい…ぜい…ぜい…」 全員『………………あ…息切れしてる…』 ディ「…ぜい…ぜい…ぜい…」 全員『………………』 ディ「…ぜい…ぜい…ぜい…」 全員『………………』 ディ「…ぜい…ぜい…ぜい…」 全員『………………』 ディ「…ぜ………」  ぽてっ 全員『………………あ…落ちた…』  ぴくぴくぴくぴく… アメ「なんか虫の息って感じですよね…」 リナ「何なのよ。こいつは」 達也「気にするなって…ただ単に精神攻撃を食らってるだけだから…」 ゼル「どういう意味だ…」 達也「あ〜…何つーか…ただ単にこいつはリナたちの世界で言う魔族だってことなんだがな…」 スレ全員『………はい?』 達也「…さっき…愛だとか、正義だとか、真実だとか言ってたろ…つまり…自分で自分自身に精神攻撃を仕掛けてたってわけで…」 スレ全員『…………………………………』 リナ「いっつも思うんだけど…魔族って何考えてるわけ?」 ゼロ「僕に聞かないでください!」 達也「んで…実はこれ…リナたちの知ってるやつでもあるんだが…」 アメ「あたしたちが知ってる人ですか?」 達也「人…つーか…魔王って言うか…確か本名は…」 スレ全員『…………………………………え?魔王…(汗)』 達也「…ダークスター…って言わなかったけ?こいつ?」  ずざざざざざざざざざざ…  目にもとまらぬスピードで後退するリナたち。 達也「おや?」 舞 「あ♪高速ムーンウォーカー♪」 リナ「な、な、な、な、な、何でダークスーターなんかがいるのよ!ここに!」 達也「いや…んなこといっても…この間、リナたちんとこでこいつ謀反犯しただろ?そのために会…    じゃなくて…ロード・オブ・ナイトメアにお仕置きされてさ。その後、1兆年ほどSTSで駄    々働きするように言い付かってな…」 ゼロ「…あ…あのお方にお仕置きされたんですか?」 達也「いつものことだし♪おまえさんとこの赤目もそうだろ♪」 ゼロ「…………う………」 スレ全員『…………………………………いつもって?』 達也「まあ…じきじきのお仕置きの後にあの伝説のお仕置きコースにも回されたらしいが…」 スレ全員『…伝説?』 達也「…ああ…STS社でももっとも過酷な部署でな…書類作成の手伝いをしてたらしい…」 スレ全員『…書類?』 ゼロ「…………………(汗)」 リナ「伝説のお仕置きが書類作成の手伝い?」 達也「噂では…どっかの世界の神と魔王にお仕置きとして「1日手伝ってきなさい」って言われて…    手伝ったのはいいが、手伝いを終えた二人はひねくれて手と手を結び反逆者となった、伝説の書類運び!!」 リナ「ちょっと待て!書類運びだけで何でひねくれるのよ!そいつらは!!」 達也「その書類、惑星3つ分ぐらいあったって…あとがきに書いてたぞ…」 ガウ「何んだあ〜そのあとがきって?」 達也「その他に…魔王が滅び1日一歩手前まで手伝い、何とか無事に帰っていったのはいいが…    回復もしていないその直後、伝説の勇者にあっけなく滅ぼされた…と言う伝説のファイル閉じ!!    もちろん惑星3つ分ぐらいの書類だからな。そうなるのも解らなくもない…」 ゼル「……………………」 達也「まだあるぞ…幻のハンコ押し…いや…まてよ…それよりも…恐怖のインク詰め替え作業が恐ろしいかも…」 スレ全員『……………………』  しばらくは達也の話は続いたそうである──
 
 
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