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OTOMO KATSUHIRO Misc. Comics

危機之介御免(富沢義彦、海童博行)

  • 講談社
  • マガジンZKC
  • 発行:2006年12月22日
  • 222p
  • B6 版
  • 帯付き
  • 初期定価 533円(税別)
  • ISBN4-06-349269-9
Kikinosuke Gomen 1-1
Kikinosuke Gomen 1-2
  • 講談社
  • マガジンZKC
  • 発行:2007年5月23日
  • 223p
  • B6 版
  • 帯付き
  • 初期定価 533円(税別)
  • ISBN978-4-06-349285-9
  • 講談社
  • マガジンZKC
  • 発行:2007年12月21日
  • 239p
  • B6 版
  • 帯付き
  • 初期定価 533円(税別)
  • ISBN978-4-06-349322-1
Kikinosuke Gomen 1-3
Kikinosuke Gomen 2-1
  • アスキー・メディアワークス
  • 電撃コミックス C225-1
  • 発行:2009年5月27日
  • 178p
  • B6 版
  • 帯付き
  • 初期定価 570円(税別)
  • ISBN978-4-04-867625-0
  • アスキー・メディアワークス
  • 電撃コミックス C225-2
  • 発行:2010年2月26日
  • 192p
  • B6 版
  • 帯付き
  • 初期定価 570円(税別)
  • ISBN978-4-04-868431-6
Kikinosuke Gomen 2-2

収録作品

タイトル/原作 頁数 初出/再録
危機之介御免(第1部) 全17話 -- マガジンZ '06/8〜'07/12
危機之介御免 〜ギヤマンの書〜(第2部) 全8話 -- 電撃黒マ王 Vol.3〜10 ('08/5〜'10/2)

コメント

2006年の夏、マンガ版「STEAMBOY」の連載されていた講談社マガジンZで、掲載が重なる形で新たな大友克洋関連作品の連載が始まりました。作品の名は「危機之介御免」。16世紀後半、江戸時代後期の田沼意次時代を舞台とした伝奇もので、原作は富沢義彦(アレっ)、作画は海童博行。大友克洋は「原案」という、原作よりも更に遠い立場での参加でした。どういう経緯で企画が立ち上がったのか、大友克洋がどれだけ関与したのかは全く不明です。江戸時代を舞台とした話しながら、現代のネット社会のキーワードを各話のテーマにしている辺り、大友さんの発案なのでしょうか(全くの推測)。
 第1部では主人公達と平賀源内、そのバックにいた田沼意次を巡る事件を、茶塔(チャット)や八報(Yahoo!)で情報収集しながら解決してゆく、第2部では杉田玄白にもたらされたターヘルアナトミア(ギヤマンの書)を巡り、南蛮人も交えた戦いが起こる、といったストーリー。第2部はメディアワークス(途中からアスキー・メディアワークス)の季刊「電撃黒マ王」誌上に掲載場所を移しています。これも2010年2月発行のVol.10で終了し、「危機之介御免」は完結しました。
 正直言って大友色は全く感じられませんし、実際どこまで関与があったのかもわかりません。ただ、いちマンガ作品としては、マンガ版「STEAMBOY」よりはずっと良くできているのではないでしょうか…。

第1部の講談社の単行本は2012年3月現在は出版社品切れの模様。入手は古書店をあたってください(背が非常に焼けやすいので注意)。アスキー・メディアワークスからの第2部の単行本は発売中(2012年現在)。

 

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