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OTOMO KATSUHIRO on Magazine

漫画アクション増刊 1976年11月3日号

Weekly Actioni Supp. '76/11/03
タイトル作家頁数
グラビア:岡 麻美 4c撮影:長町凌志・構成:永沼濬吾4
匠シリーズ 開けの市 2c岩本久則4
CHUCK CHECK CHICKEN 2c4p大友克洋29
青テン地獄絞り作/吉岡道夫・画/鳴島 生24
忘れかけた伝説 4和田あきのぶ24
ナンセンス 秋の無感覚派三人展室戸みさき・タナカミノル・二階堂正宏5
競艶物思恋女 2c金成泰三7
黒豹暁に消ゆ 2c1pかざま俊二・作/副田護26
セーラー服の罠間宮青児7
世紀のサラリーマン 極津家平助! 2cおづ4
シケモク 2c4p福山庸治24
ひとつの季節の終わりに北浦順10
陰獣奴隷木村仁22
逃避行松森正・作/北河正郎26
カタログ版TOKYO MAP 2c依田功・福田茂8
  • 双葉社
  • 1976年11月3日
  • 230p
  • B5 版
  • 特価 200円
  • 雑誌コード:9426-11/3

GOOD WEATHER」収録の「CHUCK CHECK CHICKEN」の初出誌です。アオリは「■シラケか茶化シか!?新しいい世代のフィーリング時代大作■」。単行本で再現されているとおり、扉を含む冒頭4ページが2色でした。
 雑誌と単行本では、細かなネームの修正(連載時は「つかまった」と誤植されていた単行本p13、4コマ目の「つかまつった」が修正された等)があるのみ。

ところで、この作品では「フキダシに内向きの三角を付けて喋っている人を示す」という技法が、大友克洋作品で初めて見られます(単行本p30、1コマ目など)。これは知りうる限りでは最も古い同技法の使用例であり、現在広まっているものの源流かもしれません。この技法は次作「School-boy on good time」ではより大々的に使用されていますが、しばらく使われた後に大友作品では見られなくなります。使用の動機、使われなくなった経緯など、いずれご本人に伺いたいと思っています。

この時期のアクションは入手困難です。

 

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