1. Victory for Magpie (45rpm)
2. 1. Bless His Heart (33 1/3rpm)
   2. Don't Always Say Yes (33 1/3rpm)

• 7inch vinyl
• July 18, 2005
• A Jonson Family Records
• JFR020
• Limited 300 copies (200 black print and 100 red)
• with lyric insert

Blood Red Shoes記念すべき最初のシングル。LauraとStevenが出会って１年でリリースしたもので、曲はすべてこのシングルでしか聴けないもの。A面45回転、B面33回転という変則収録もさることながら、バンド名を体現したような赤黒マーブル・ヴァイナル、無地ジャケットに手作業でプリントされたジャケ絵、ハサミで切ったのが分かるインサートなど、手作り感が強い。300枚限定プレスのうち、200枚は下記の黒印刷、100枚は赤インクで印刷された（枚数配分は確定情報無しも、赤の方が少ないのは事実）。以前から入手困難だったが2010年頃には英国でも100ポンドを超える値段がつき始め、場合によっては２万円近くなることも。その後ある程度落ち着いて、50ポンド〜の値段になっているよう。リリース当時、日本にも少ないながら入荷している。

1. Stitch Me Back
2. Meet Me at Eight

• 7inch vinyl (45rpm)
• Feb. 20, 2006
• Try Harder Records
• WORK002
• Limited 500 copies (numbered)

Blood Red Shoes２枚目のシングルは、Try Harder Recordsからリリースされた。同レーベルの２枚目でもある。重量級のヴァイナルで、非常に重く、厚い。500枚限定のうち、半数近くにLauraとSteven両名のサインが入っている（と思われる。３枚持っているうち、200番台の２枚がサイン入り、300番台の１枚がサイン無し）。どうも日本に200番台のサイン入りディスクが結構な枚数入荷していたようで、渋谷を中心に中古をよく見かける。逆に英・ヨーロッパでは枚数が少なく、取り合いになっているよう。ただし、Try Harder Recordsに保管されていたナンバリング無しの余剰プレス分が2010年頃にebayで放出されたため、相場は若干下がり気味。それでも30ポンド以上したりして、やっぱり１枚目に次いで入手困難。ただ、A面の「Stitch Me Back」はその後コンピレーションCD『I'll Be Your Eyes』に収録された。
　A,B面の２曲を収録し、ジャケのカラー・コピーを付けたプロモCDRも存在する。

1. A.D.H.D. (single version)
2. Can't Find the Door

• 7inch vinyl (45rpm)
• May 29, 2006
• Try Harder Records
• WORK004
• Limited 1000 copies (numbered)

Blood Red Shoes３枚目のシングルは、２枚目と同じくTry Harder Recordsより（ちなみにバンドの紹介で「最初の４枚のシングルを全部違うレーベルからリリースして話題」というのがあったけれど、当然間違い）。プレス数が増えて1000枚限定で、手書きのナンバリング入り。ただ、何故か日本では２枚目よりも見かけないのは、入荷数が少なかったのか。また、こちらのサイン入りは珍しく、ebayで一度見たきり。英・ヨーロッパではやはり２枚目よりは多いようで、2012年現在の値段は20〜30ドル程度。２枚目と同じく、Try Harder Recordsがナンバリング無しの余剰プレスを放出したのも相場を引き下げた原因だろう。ちなみにA面の「A.D.H.D.」はアルバム『Box of Secrets』とは別テイク。B面の「Can't Find the Door」は、コンピレーションCD『I'll Be Your Eyes』日本盤ボーナス・トラックとは別テイクだが、『You Bring Me Down (reissue 1/2)』のB面に再収録された。
　この盤のプロモCDRは見かけたことがない。

1. You Bring Me Down (single version)
2. Try Harder

• 7inch vinyl (45rpm)
• Nov. 20, 2006
• Abeano Music/XL Recordings
• Limited 1000 copies (unnumbered)

Blood Red Shoes４枚目のシングルは、英国の大手インディ・レーベルXL Recordings傘下のAbeano Musicから、これまた1000枚限定でリリースされた。但しナンバリングがなくなったので、本当に1000枚限定かどうかは不明。レア度は３枚目と同程度。画像ではわかりにくいが、ジャケット表面のダイアモンドの輝きは金箔押しで、状態が悪いとこの部分が削れてしまっているので要注意。３枚目同様、A面曲がアルバム『Box of Secrets』で重要な位置を占める曲になっているが、やはりこのシングルのバージョンは別テイク。B面の「Try Harder」は、シングル２枚をリリースしたTry Harder Recordsに捧げられたのかな。A面の「You Bring Me Down」と共にコンピレーションCD『I'll Be Your Eyes』に収録されたのち、アルバムにも採用されたが、このシングルのバージョンはもちろんアルバムとは別テイク。
　A面の「You Bring Me Down」だけを収録したプロモCDRあり。ジャケはなく、ダイアモンドのイラストが入ったステッカーが貼られている。そこそこ出回っているが未入手。

1. It's Getting Boring by the Sea (single version)
2. Box of Secrets

• 7inch vinyl (45rpm)
• Jun. 11, 2007
• V2 Records
• VVR5048017
• Limited number release (not known the atcual number)

Blood Red Shoes５枚目のシングルは、現在も所属するV2レコードからリリースされた。V2レコードはVirgin Recordsの後身とも言えるレーベルで、このシングルがリリースされた2007年にはUniversal Musicの傘下に組み入れられているため、正確にはメジャー・レーベルと言える。ただ、その活動形態はかなりインディペンダントで、BRSのようなバンドにも合っているのだろう。さてこのシングル、やはり『Box of Secrets』の重要なポジションを占める曲で、アルバム発表後は更に人気となったためレア度が上がっている。リリース当時は複数のレコード・ストア（もちろん英国）でインストア・イベントを行い、その場でどんどん売られたため、一般市場に流通した数はあまり多くなかったのではないか。そのため、現在では２枚目〜４枚目よりも更にレアになってしまっている。相場は30ドル以上。また、右に示すステッカー付だったのも、人気に拍車をかけたか。B面の「Box of Secrets」は、後のアルバム・タイトルになっているにもかかわらず、アルバムには収録されていない。しかしコンピレーションCD『I'll Be Your Eyes』には収録された。A面はアルバムとテイク違いだが、やはり『I'll Be Your Eyes』に収録された。それから、モニターでは蛍光が表現できないのでわからないが、ジャケの赤は蛍光の赤。同じイラストは『I'll Be Your Eyes』でも使われているが、蛍光色なのはこの７インチシングルだけ。

1. It's Getting Boring by the Sea (single version)
2. Box of Secrets

• Promo CD
• Feb., 2010
• V2 Records international
• VVR5048013P

「It's Getting Boring by the Sea」シングルのプロモCD。プレスCDでカードボード・ジャケ。７インチと同内容なので、両曲をデジタル・フォーマットで聴くことができる…のだけれど、どちらも『I'll Be Your Eyes』に収録されたのであまり意味は無い。このプロモCDは数が多く、７インチよりもずっと簡単に手に入る。

1. I Wish I Was Someone Better (album version)
2. The Way It Goes

• 7inch vinyl (45rpm)
• Oct. 29, 2007
• V2 Records
• VVR5049477
• Limited number release (not known the atcual number)

Blood Red Shoes６枚目のシングルは、V2レコード移籍第２弾。『Box of Secrets』で恐らく一番人気のある曲（カラオケには「Say Something, Say Anything」しか入っていないが…）。ライブでこの曲が始まると会場が爆発する。そんな人気曲なのに、CDシングルは発売されず限定（枚数不明）の７インチだけだった。けれど、結構今でも簡単に手に入るはず。ただし、初回に付けられていたステッカーが、今手に入るものにも付いているかは不明。それと、英国の特定の店舗では、裏ジャケのリボン柄の熱圧着パッチがおまけで付いた。A面はアルバム・ヴァージョンと同一。B面はこのシングルでしか聴けない。

1. I Wish I Was Someone Better (radio edit)
2. I Wish I Was Someone Better (album version)

• Promo CD
• Oct., 2007
• V2 Records

「I Wish I Was Someone Better」シングルのプロモCDR。ジャケは少し厚手のプリンタ用紙に印刷されたものが二つ折りになっている。同内容でカードボード・ジャケのプレスCD盤もあり。タイトル・トラックのラジオ・エディットとアルバム・バージョンを収録。かなりの枚数が出回ったので、入手は容易。

1. You Bring Me Down (album version)
2. Can't Find The Door

• 7inch vinyl (45rpm)
• Feb. 4, 2008
• V2 Records
• 176040-2

初めてのアルバム『Box of Secrets』のリリースが見えてきたところで発売された、４枚目のシングルの再発版。７インチ２枚とCDシングルが同時発売で、７インチ１枚目にはタイトル曲と３枚目のシングルのB面曲が収録された。ただ、再発版と言っておきながら、タイトル・トラックは４枚目とは別テイクで、アルバム『Box of Secrets』と同じもの。この時点でメディアから期待の新人として取り上げられていたため、相当枚数がプレスされた模様。入手は至って簡単。

1. You Bring Me Down (album version)
2. How to Pass the Time

• 7inch vinyl (45rpm)
• Feb. 4, 2008
• V2 Records
• 176040-8

７インチ２枚とCDシングルが同時発売された、４枚目のシングルの再発盤７インチその２。B面にはアルバム未収録曲の「How to Pass the Time」を収録。この曲、CDシングルにも入っておらず、アルバムにも入らなかったため、このシングルでしか聴くことができない。１枚目と同様、入手は至って簡単。

1. You Bring Me Down (album version)
2. Twelve Hours Late
3. I Wish I Was Someone Better (Metal On Metal Remix)

• CD Single
• Feb. 4, 2008
• V2 Records
• 175683-8

「You Bring Me Down」のCDシングル。タイトル曲のアルバム・バージョン、未発表曲の「Twelve Hours Late」、「IWIWSB」のリミックスを収録。２、３曲目はこのディスクでしか聴けない。普通のレコード店で売られたシングルで、日本にも多数入ってきたため、容易に入手可能。

1. You Bring Me Down (radio edit)

• Promo CDR
• Feb., 2008
• Mercury Records

「You Bring Me Down」リイシュー・シングルのプロモCDR。ジャケは少し厚手のプリンタ用紙にプリントされたもの。同内容でカラー・ジャケのCDR盤もあり。タイトル・トラックのラジオ・エディットを収録。かなりの枚数が出回ったので、入手は容易。

1. It's Getting Boring by the Sea (single version)
2. You Bring Me Down (single version)
3. Box of Secrets
4. Try Harder
5. Stitch Me Back
6. It's Getting Boring by the Sea (blamma blamma remix)
7. Can't Find The Door (2nd Mix) (Japan bonus track)

• Compilation CD
• Nov. 21, 2007
• enhanced CD: It's Getting Boring by the Sea PV
• V2 Records Japan

ライヴを重ねながら７インチ・シングルをリリースしてきたことで人気が高まったが、大きくなった需要に対して初期の７インチ・シングルがどれも入手困難になっていたことから企画された、シングル盤のコンピレーションCD。UK/EU盤は茶色地。日本盤は『It's Getting Boring by the Sea』７インチと同じ色使い（但し赤は蛍光でなく普通の赤）で、ボーナス・トラック１曲収録、更にEnhanced CD仕様で「It's Getting Boring by the Sea」のPVが収録された。また、枚数限定プレスで、バックカードの内側（CDを取り外すと見えるところ）にシリアル・ナンバーが印刷されている（といっても何枚プレスしたか書いてないからあまり意味ないような…）。収録曲は、(1)から(5)が７インチからの再録、(6)がこの盤用のリミックス、(7)は日本盤ボーナス・トラックで２枚目のB面曲の別ミックス。限定盤ということで一時高騰していたが、人気が落ち着き現在はノープレミアで購入可能。

1. Say Something, Say Anything (album version)
2. Waiting for Signs

• 7inch vinyl (45rpm)
• Apr. 7, 2008
• V2 Records
• 1763443

アルバム『Box of Secrets』リリース直前に先行シングルとしてリリースされた『Say Something, Say Anything』も、７インチ２枚とCDシングルが同時発売された。これは７インチ１枚目。A面はアルバムと同じで、B面にはアルバム未収録曲の「Waiting for Signs」を収録。この曲はこのシングルでしか聴くことができない。大量に製作されたため、入手は至って簡単。

1. Say Something, Say Anything (album version)
2. Say Something, Say Anything (original demo)

• 7inch vinyl (45rpm)
• Apr. 7, 2008
• V2 Records
• 1763444

『Say Something, Say Anything』の７インチ２枚目。A面は１枚目と同じで、B面には同じ曲のデモ・バージョンを収録。このバージョンはこのシングルでしか聴くことができない（そういえば、2ndアルバム『Fire Like This』が出る前ままでは、オフィシャル・サイトで『Box of Secrets』各曲のデモ・バージョンのmp3ファイルが、初期シングルのB面曲などと共に公開されてました）。大量に製作されたため、入手は至って簡単。

1. Say Something, Say Anything (album version)
2. Surf Song
3. Try Harder (live in Paris)

• CD Single
• Apr. 7, 2008
• V2 Records
• 1762338

「Say Something, Say Anything」のCDシングル。タイトル曲のアルバム・バージョン、未発表曲の「Surf Song」、「Try Harder」のライヴ音源を収録。２、３曲目はこのディスクでしか聴けない。普通のレコード店で売られたシングルで、日本にも多数入ってきたため、容易に入手可能。

1. Say Something, Say Anything (radio edit)

• Promo CD
• Apr., 2008
• V2 Records
• SAYSOMECJ1

「Say Something, Say Anything」シングルのプロモCD。プレスCDがカードボード・ジャケに入っている。イラストはアルバム『Box of Secrets』のブックレットに使われたもの（但し日本盤にはない）。タイトル・トラックのラジオ・エディットを収録。かなりの枚数が出回ったので、入手は容易。

1. Doesn't Matter Much
2. You Bring Me Down
3. Try Harder
4. Say Something, Say Anything
5. I Wish I Was Someone Better
6. Take the Weight
7. ADHD
8. This Is Not for You
9. It's Getting Boring by the Sea
10. Forgive Nothing
11. Hope You're Holding Up
12. The Way It Goes (bonus track)

• CD
• Mar. 18, 2008
• Hostess
• VVR1049482J

精力的にライヴをこなしながら、シングルを多数（実に10枚！）発売し、ファン/メディアからの期待が高まりに高まったところで遂に投下された、BRSの1stアルバム。日本盤はUK/EU盤に対して約１ヶ月先行発売で、３月18日にリリースされた。ちなみに丁度このアルバムのリリースが決まった直後（2007年冬）、V2レコード・ジャパンがその機能を停止。このアルバムを含め、リリース予定だったものはどうなるのか不透明になっていました。しかし、Hostessが設立され、V2 Recordsとの長期契約を結んだことから、めでたく予定通りに発売されたのでした。さてこの日本盤、ボーナス・トラックが一曲収録されているのは当然ポイントなんですが、それ以外にも「フロント・ジャケが唯一バンド名入り」、「バック・カードのバンド・ロゴが古い」という違いがあります。それともう一点。ブックレットが全然違う！１ヶ月後に発売されたEU盤のイラスト中心のブックレットと全く違い、加工された写真が沢山使われたものになっています。また、CDを取り外したときに見えるバックカードの裏面も、日本盤は真っ黒、UK/EU盤はLauraとStevenの写真と、異なっています。なぜこんなに違うのか。謎です。

1. Doesn't Matter Much
2. You Bring Me Down
3. Try Harder
4. Say Something, Say Anything
5. I Wish I Was Someone Better
6. Take the Weight
7. ADHD
8. This Is Not for You
9. It's Getting Boring by the Sea
10. Forgive Nothing
11. Hope You're Holding Up

• promo CD
• Mar. , 2008
• V2 Records International
• BLOODCJ1

アルバム『Box of Secrets』のフル・トラック・プロモCD。アルバムと同じアートワークのカードボード・ジャケで、リリースされたものとは違う、赤いロゴとクレジットの入ったディスクとなっている。しかも、ロゴが『It's Getting Boring by the Sea』の時のもので、アルバムと違う。これは『Box of Secrets 日本盤』と同じなので、このプロモ盤と日本盤が同時期に製作され、その後UK/EU盤のロゴが決まった可能性がある。このディスクはかなりの枚数が配布されたので、入手は容易。

1. Doesn't Matter Much
2. You Bring Me Down
3. Try Harder
4. Say Something, Say Anything
5. I Wish I Was Someone Better
6. Take the Weight
7. ADHD
8. This Is Not for You
9. It's Getting Boring by the Sea
10. Forgive Nothing
11. Hope You're Holding Up

• CD
• Apr. 14, 2008
• V2 Records International
• 1763550

日本盤から遅れること約１ヶ月でリリースされた、オリジナルとも言えるUK/EU盤。ブックレット前面にバンド名、アルバム名はなく、右画像に示すようにバンド名の印刷された透明地のステッカーがジュエル・ケースに貼られている。裏面のデザインも変わり、バンド・ロゴがアルバム・タイトルや曲名のフォントと同じものになった。また、ブックレットが日本盤と全く違う、イラストが多用されたものに作り直されている。理由は不明。ファンは両方持っておきたいところ。なお、初回限定かなにかで、ジュエル・ケースの外側に紙ケースの付いたバージョンもあった（最近知った…）。

1. 1. Doesn't Matter Much
   2. You Bring Me Down
   3. Try Harder
   4. Say Something, Say Anything
   5. I Wish I Was Someone Better
2. 1. Take the Weight
   2. ADHD
   3. This Is Not for You
   4. It's Getting Boring by the Sea
   5. Forgive Nothing
   6. Hope You're Holding Up

• LP
• Apr. 14, 2008
• V2 Records International
• 1763548

アルバム『Box of Secrets』のLP。限定盤等はリリースされなかった（と思う）。ただ、プレス枚数はあまり多くなかったようで、現在はあまり流通していない。基本的にCDと同様のデザインをLPサイズに引き延ばしたものとなっているが、ブックレットは古典的なLyric Sheetになっていて、それ用のリデザインが為されている。こういうところはアナログに拘っているようで、集める方も嬉しい（と思う）。

1. This Is Not for You (album version)
2. Carry Knots

• 7inch vinyl (45rpm)
• Jul. 7, 2008
• V2 Records
• 1776756

アルバム『Box of Secrets』リリース後に発表された、同アルバム関連で最後のシングル。A面は『Box of Secrets』と同テイク、B面は未発表のインスト曲で、ここでしか聴けないもの。シューゲーザーっぽい徐々に盛り上がる系の、BRSには珍しい曲（だったが、2ndでこの路線が突き詰められて「Colours Fade」になった）。この時はCDシングルは作られなかったが、ダウンロード・シングルが販売されて、そちらのB面曲はやはりインストの「Melvo」だった。このシングル、発売時は限定版と銘打っていたような気もするが、プレス数はかなり多かったと思われる。日本にも大量に入荷していて、売り切れなかったものが後々投げ売りされていた（合掌）。なお、僕の買った２枚だけかもしれないが、プレスの質があまり良くなくて、トレース・ノイズが多い。

1. This Is Not for You (radio edit)

• Promo CD
• Jul., 2008
• V2 Records international
• FORYOUCJ1

「This Is Not for You」シングルのプロモCD。プレスCDがカードボード・ジャケに入っている。イラストはアルバム『Box of Secrets』のブックレットに使われたもの（但し日本盤にはない）。タイトル・トラックのラジオ・エディットを収録。かなりの枚数が出回ったので、入手は容易。

1. Don't Ask
2. Light It Up
3. It Is Happening Again
4. When We Wake
5. Keeping It Close
6. Count Me Out
7. Heartsink
8. Follow the Lines
9. One More Empty Chair
10. Colours Fade
11. We Get Bored (bonus track)

• CD
• Feb. 10, 2010
• Hostess
• HSE-70095

アルバム『Box of Secrets』リリース後、多数のライヴをこなしたBRSは、2009年秋からステージで新曲を披露し始める。当初は単に「新曲」として紹介されていたが、そのうち「Count Me Out」、「It Is Happening Again」と、タイトルも紹介されるようになった。10月に日本でThe Killsと一緒に行ったライヴでもこの２曲が演奏され、更にタイトル不明の新曲として「Don't Ask」も演奏された。それから４ヶ月。BRSの2枚目のアルバム、『Fire Like This』がリリースされる。またしても日本先行発売で、本国に対して約1ヶ月のフライング。しかもまたボーナス・トラック収録で、本国のファンがムカツクのも仕方の無いところだろう。アルバム・リリースに合わせ、2月15日に代官山で行われた一夜限りのショウでは、「Follow the Lines」を除く全曲（「We Get Bored」も）が演奏された。ディスク自体は、クレジット等が違うのみでUK/EU盤と同一。ボートラの「We Get Bored」も『Don't Ask』シングルに収録されたので、特にアドバンテージはない。

1. Light It Up (album version)
2. Four Walls

• 7inch vinyl (45rpm)
• Feb. 22, 2010
• V2 Records
• 2732953

2ndアルバム『Fire Like This』からの先行シングル。と言っても、日本ではアルバムが日本先行発売で先にリリースされていた。A面はアルバムからのカット、B面はこのシングルでしか聴けないアルバム未収録曲。イラストの雰囲気ががらっと変わったが、この後は写真に移行してしまうので、今のところ最後のLauraのイラストによるアートワーク。ちなみに、同じV2レコードからのリリースだが、『This Is Not for You』までとは比較にならないほど重いヘヴィ・レコード仕様となった。Try Harder Records時代と同じくらいか。『Box of Secrets』前後のシングルよりはプレス数を押さえたのか、数は若干少ないかもしれない。と言っても入手は容易。ちなみにジャケ表左上のバンド名のステッカーは、メーカーで直貼りされたもの。

1. Light It Up (radio edit)

• Promo CD
• Feb., 2010
• V2 Records international
• COOPR182

「Light It Up」のプロモCD。プレスCDでカードボード・ジャケ。ラジオ・エディット１曲収録。かなりの数が出回ったので、入手は容易。

1. Don't Ask
2. Light It Up
3. It Is Happening Again
4. When We Wake
5. Keeping It Close
6. Count Me Out
7. Heartsink
8. Follow the Lines
9. One More Empty Chair
10. Colours Fade

• CD
• Mar. 1, 2010
• V2 Records
• VVR730627

『日本盤』からまたひと月弱遅れて発売された本国盤。これは通常版で、予約豪華版としてLauraの撮影した風景写真がセットになったものも発売された。また、通常版でも英国の一部ストアでは予約特典でサイン入りのものも売られた。右がそのサイン入り。通常のCDと、サインされたブックレトがセットになって送られてきた（つまりブックレット2冊）。

1. 1. Don't Ask
   2. Light It Up
   3. It Is Happening Again
   4. When We Wake
   5. Keeping It Close
2. 1. Count Me Out
   2. Heartsink
   3. Follow the Lines
   4. One More Empty Chair
   5. Colours Fade (infinite locked-groove ending)

• CD
• Mar. 1, 2010
• V2 Records
• VVR730628
• Limited 500 copies (unnumbered)

アルバム『Fire Like This』のLP、限定盤。500枚限定で、メンバー自らが封（封蝋）をしたシルクスクリーン・プリントの外ケースに入っている。中には通常のLPと同じジャケットが入っていて、その中のディスクは180gエクストラ・ヘヴィ・ウェイト盤。溝の最後まで音が刻まれて、永遠に最後のフレーズがループする「infinite locked-groove ending」バージョン。…だそう。封蝋を開ける勇気がないので、中身は未確認。

1. Don't Ask (album version)
2. We Get Bored

• 7inch vinyl (45rpm)
• May 10, 2010
• V2 Records
• 2737457

2ndアルバム『Fire Like This』からの2ndシングル。Lauraの趣味が写真に移行して最初のアートワークとなる（『Fire Like This』の限定版でLauraの撮った写真付きというのもあったが）。A面はアルバムからのカットで、B面は未発表曲…ではなく、日本盤のボーナス・トラックとして収録された「We Get Bored」。この盤もヘヴィ・ヴァイナルで、ずっしり重い。流通量は多少少なめなものの、問題なく入手可能。
　このディスクのプロモCDRは、７インチと同内容のものとラジオ・エディット一曲入りの２種類ある。どちらも白ジャケに文字だけのもの。

1. Heartsink (album version)
2. Into the Night

• 7inch vinyl (45rpm)
• Aug 16, 2010
• V2 Records
• VVR745393

2ndアルバム『Fire Like This』からの3ndシングルで最後の一枚。Lauraの写真は更に抽象的になってきて、題材がなにかもわかりにくい（多分頭上からの自分撮り）。A面はアルバムからのカット、B面には未発表曲の「Into the Night」を収録。後者はこのシングルでしか聴けない。また、デジタル・シングルもリリースされ、そのB面はリミックス・コンテストの優勝作品だった（そう…あまりリミックスには興味が無い…）。初期の多くのシングル同様、このディスクも一部レコード・ストアではサイン入りが販売された。右はその一枚。Stevenのサインの終わりがハートマークになった（だからということもないが）。
　このディスクのプロモCDは、タイトル曲とラジオ・エディットとエクステンデッド・バージョンが入ったもので、７インチと同じジャケ付き。

1. Cold
2. Hundred Million Percent

• 7inch vinyl (45rpm)
• Mar. 19, 2012
• V2 Records
• VVR795504

3rdアルバム『In Time To Voices』から先行シングル。アルバム発売1週間前にリリースされた。特にA面の「Cold」はヴィデオも作られてこの日辺りにネットで公開されたので、バンドからの約1年半ぶりの音に興奮したファンも多かったのでは。リヴァーヴ系のエフェクトで厚みを出してますが、ライヴだとどうなるか。今までの1stシングル曲と違って、ライヴで爆発する系ではないけれどその辺はどうか。あとB面はSONIC YOUTHっぽい雰囲気を感じるアルバム見収録曲。例によって数軒の英国ネットCDショップでサイン入りが売られたので、それを2枚ゲット。画像はStevenのサインが銀色、Lauraのサインが金色のペンで書かれたもの。もう一枚は両方銀色でした。
　このディスクのプロモCDは、タイトル曲1曲が収録された７インチと同じデザインのカードボードジャケ付き。

1. In Time To Voices
2. Lost Kids
3. Cold
4. Two Dead Minutes
5. The Silence and the Drones
6. Night Light
7. Je Me Perds
8. Stop Kicking
9. Slip into Blue
10. Down Here in the Dark
11. 1 Years

• CD
• Mar. 26, 2012
• V2 Records
• VVR795034

なんと日本盤が出なくなってしまったBRS３枚目のフル・アルバム。そのEU/UK盤は、またしてもサイン入りで販売されたのでそれを購入。ちなみにTシャツとのセット販売で21ポンド。今回は普通にブックレットにサインが入っていて、ブックレットは２冊入ってませんでした（が、バック・カードは２枚入っていた…これは単なる製造ミスでしょう）。今回はもう完全にイラストはなく、写真で構成されたデザイン。但し、文字はLauraが描いたものっぽい。あと、歌詞がブックレットに載ってませんね。